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2005年2月22日〜23日一泊二日、青森大学の環境教育の大学院生の実習が行われた。メインの学生達が、お客様役の学生を連れエスコートするというツアーの一部として自然学校をご利用した。今回研修のテーマとして、「克雪から親雪へ〜スノー・イズ・ビューティフル〜」豪雪に苦しむ青森で、雪害を克服する他に、それを超えて雪と親しみ、更に雪を利用する生活を模索することをテーマでの研修である。
学校に到着後、すぐに、雪かきを体験。除雪の為に入ったブルドーザーで押された雪は硬く凍り付いていて、除雪が思うようにはかどらない。しかし、若さと地元の人達の「雪かたづけの知恵」を借り一時間程で除雪作業を終了した。
その後、地元の郷土料理を地元住民に教わった。「けの汁」だ。約7〜8種類の野菜をジックリコトコト煮込む。味噌で味付けたしたものだ。砂糖等はほとんど使わず、野菜のうまみや甘味をふんだんに利用した津軽の郷土料理として有名な一る。
その他冬でなければ味わえない一ツ森地区の郷土料理もいっしょに作る実習を行った。夕食時には地元の方と懇談ということで、5名の地元の婦人会に参加してもらい、雪の生活の苦労話や雪害や利用法などを探った。一ツ森に暮らして楽しいことはなんですか。冬の暮らしは大変ではないですか。などの学生の質問に対し、「一ツ森は水がおいしいし、冬は雪かきがあるから大変だけど、地域のみんなが仲良しだから、みんなで手伝ってくれるから楽しい」など、予想を覆す地元の暖かな結束に、学生達は心温まる思いを抱く結果となった。また、地元の人が料理を持ってきてくれて、けの汁に新たに郷土料理が加えられ、舌鼓を打った。
夜は、地元の方と別れ、学生達は、冬のキャンプファイヤーを楽しんだ。そこには、フキコ姫と使いの鬼(火の妖精:学生)が降臨し、冬の夜空を染める暖かい焚き火で参加者の邪念を振り払った。
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キャンプファイヤー
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フキコ姫と使いの鬼の寸劇を火の妖精の前で演ずる学生
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翌日学生達は片づけをし、自然学校を後にした。彼らはその後、浅虫の雪を使って夏の冷房に利用する民家や、青森大学の雪室を見学した。
参加した学生達の感想は、「雪国は雪害にみまわれる。しかし、そこに生活する方々は昔から雪との関わりをなくして生活はないと思って雪は、生活の一部に思っている」と感じたと乾燥を漏らしていた。学生達は、今回の白神自然学校のこの実習で得たものを次の環境教育の課題に有効活用していきたいと意気軒昂に自然学校を後にした。

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