9月1日〜2日山形県庄内平野に位置する鶴岡市の第三中学校の修学旅行が行われました。
参加者は中学3年生、朝早く、バスで日本海を北上してきて、午後13時40分、鯵ヶ沢町のミニ白神に到着、早速、自然学校のガイドの案内でミニ白神の散策を行いました。
|

|
早朝鶴岡からでてきたので、バスから 降りた瞬間「やっと着いた」との声も聞こえた |
最初に簡単な、散策の注意事項を白神自然学校の永井校長から説明を受け、ガイドの紹介をし、ミニ白神に入っていった。
高木であるブナの木・トチノキ・ホウノキ、低木のオオカメノキ・クロモジ・アオキ・ササなどの木の種類やブナの葉っぱは水を吸い寄せるための仕掛けがある説明をガイドから聞く。初めて聞くブナ林の特徴に、みんな耳を澄まして聞いている。
腐葉土はどういう感じといいながら脇道にそれて歩いてみる。カエデの種類を葉っぱから探してみる。熊の爪痕に驚く参加者・聴診器を使い「ブナの水を吸い上げる音は」「ズーズーズー」「ゴゥォーゴゥォー」という音だよという生徒達、「いいにおいだ」と叫ぶ生徒、1時間30分のブナ林の散策だったけど、いろいろ感じ方は様々だった。取りの観察場所では、声をひそめていたが、「何にもいねぇ」の一声で、笑いがおきたり、楽しいブナ林の散策だった。
|

これ何の木かな? |

もっと静かにして聞こえないよ |

このキノコクエンのかな? |
次に白神自然学校に移動して、液晶を使った授業「世界遺産 白神山地の由来」と「白神山地の歴史」の二つの授業を学ぶ。生徒からは、ブナの持つ特徴、種の生長の話し、今度は植林したいなど質問がたくさんでた。一日目はこれで終了し、宿泊地に戻った。
|
 |
二日目は、朝、9時から自然学校で、薪割り体験と炭焼き体験・下草刈り体験の三体験をすることになった。
生徒達は、手袋・帽子・水筒を片手に、各体験場所に向かった。 炭焼き体験では、自然学校の理事の上明戸さんと管理人の船水春雄さんの説明を受けながら、実際、コナラを炭焼き窯に入れる作業と、着火作業を体験した。 薪割りでは、永井校長と村上光徳理事の指導の元、薪割りのコツを受け挑戦した。
|
 |
なかなかまともに中心に斧を振り下ろしているのだが、マサカリのえの部分が木にあたって、手がしびれてしまう。腰が据わっていないぞと注意を受けたり、目を離さないでみてわるように、等アドバイスを受けていた。男子は力まかせ、女子は、慎重派という感じで、たくさん薪を割っていた。最後は、ダケカンバの皮を着火剤代わりに使い、薪ストーブに着火、火がつくと一同万歳と拍手がわいた。 |
 |
 |
次に実施したのは、カマを使い、グランドに残しておいたグランドの下草刈りである。最初に女子が挑戦、地面をたたくようにカマをいれても切れない。腰が高くてカマが上手く運べないなど、悪戦苦闘しながら、下草を刈っていた。「虎刈りにならないように注意を受けながら真剣そのものでした」男子は「木の棒をつかい、鶴岡第三のT文字に木の棒を置き、その周りの草を刈おうと挑戦したが、うまく行かなかったみたいだった。でも最終的には、山仕事の体験を通して、いずれも生徒達は体験した事のない体験で、その大変さを感じたみたいである。いずれどこかで白神山地の事を思い出したり、学校に戻ってから振り返った時に、何らかの思い出になればと思う。また、いつか白神自然学校を、今度は一人一人が
|

なかなか芯にあたらないなあ
|

燃えたぞ「芋煮だぞ」
|

腰が高いんだぞ、もっと腰を
落としてと指導を受ける |
 |
正装してこれから、函館です。急に
大人っぽくなって記念撮影、またきてねぇ! |