大東文化大学環境創造学部土井幸平ゼミの白神実習

　　■　大東文化大学環境創造学部土井幸平ゼミの白神実習

　今回のゼミ旅行は、３つの視点で白神山地で展開している、自然保護の現状を視察することにあった。一つは、白神山地を守る会が育てているﾌﾞﾅの苗木を、ブナの植林体験を通して植える。２つは、白神山地で行われてきた林業体験を通して、森と人々の係わりを現地の人たちから学ぶということ、最後の３つは地元の人達が作った白神山地の地元の素材で作った料理をいっしょに水の皮などをむいて、食するということである。

　８月３０日　一日目は夕方、自然学校に到着、早速、山菜料理を地元の婦人会の人と作った。慣れない手つきで食事の手配をした。
　食事終了後は、白神山地の歴史・白神の由来・植生について、液晶の授業を行い、学生からは、白神山地の名前、林道建設の諸問題、ブナの森の特長などが質問された。

　８月３１日　二日目は、朝、林業体験に挑戦、白神自然学校遊々の森で、除伐作業をした。杉の木を伐り、枝を落とすという作業に、参加者は、初めての経験で、上明戸理事の指導のもと、挑戦していた。

　ブナの苗床を見学し、その苗木を持って、津軽沢林道の植林地に向かった。
　学生は、慣れない手つきながらも、一生懸命、勿ﾅの苗木を植えていた。根を乾燥させないように、しっかり踏みつけていた。

　植林終了後は、津軽森に向かい核心部分を見る為に登った。この日は天気もよく、核心部分がきれいに見ることができた。その後、マザーツリーを見学、４００年物のブナの巨木に感動し、その場で「白神体験企画」を終了した。

特定非営利活動法人　白神自然学校一ツ森校　事務局

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