■ こどもの長期冬の体験キャンプ報告
こどもの長期冬の体験キャンプ報告

平成18年1月7日(土)〜9日(月)二泊三日間

今年は、日本海側は大雪が続いています。特に新潟県・北陸方面がすごい豪雪となっていますが、白神山地も例外ではなく、昨年の12月は1月下旬並の積雪となっています。そんな雪をもぶっ飛ばす勢いで、全国から元気な子ども達が11名がJT主催の「こども長期冬の体験キャンプ」に参加しました。

 
一日目
開校式について・・・
まずは、3日間のスケジュールの内容を説明し、宿泊施設の件など予定変更になった部分を伝えました。
特に、ここは学校だということを強調して子供たちに話していたと思います。そのあとにスタッフの紹介をしました。
 
すぐにイワナをさばく体験の準備に入りました。みんなまだ緊張していた感じでした。イワナは、先ほどまで生きていた ものです。おそるおそるさわると「つるつるしている」「きもい」とか言いながら、内蔵をだし、水洗いしました。「イワナをさばかないと、夕ご飯が食べれないぞ」と言われたので、みんな真剣でした。
その後、あまったイワナは薫製にするために薫製機に入れました。
夜は、教員住宅で、全員で寝ました。薪ストーブを囲んで、シェラフを使い寝ました。みんな寒くなく、楽しかったです。
  
2日目
 朝一番の授業は、スノーモービルで、学校の前の田んぼの上を走りました。今年は、例年になく雪が多く、新雪の上を雪煙を上げて快適に走りました。みんな顔に雪いっぱいつきましたが、あの爽快感がうれしくって、何度も乗りたいと叫んでいました。待っている間は、雪の中でたわむれました。その後、学校の浦山でスノーシューハイクを実施しました。初めてスノーシューをはき、「雪の上歩きやすい」とか「はずれた」とか「だれが一番早く歩けるか競争しよう」といったように雪の上をはしゃぎ回っていました。

 スノーシューで汗をかいた後は、もう少しお腹を減らそうと言うことで、お餅つきを行いました。全員が一階はつかないと食べれないということで、全員昼ご飯が、お餅なので必死です。「重い」といいながら、きねを持ち上げたり、手伝ってもらってなんとか餅ができあがりました。その後は、みんなで「あんこの人」「きなこの人」「お雑煮」と思い思いに、お腹一杯食べました。
 食べ終わったら、全員ワゴン車に乗り、鰺ヶ沢スキー場に出かけ、チューブとソリを使った遊びました。学校でタイヤチューブに空気を入れて、出かけました。この日は冷たい風がぴゅーぴゅー吹いていましたが、子ども達はそんなものは関係ないと言わんばかりに夢中で遊んでいました。ソリは定員オーバーですが、みんなが乗り込み、スタート、雪の中にノシノシとめり込んで進みません。後ろから押っつけるとようやく前にでていき歓声があがっていました。チューブ組は、結構楽しくのんびり滑っていました。
 一生懸命遊んだ次は、水軍の宿の温泉です。雪で寒くなったり、汗をかいた体には温泉が最高です。子ども達も大はしゃぎです。すっかり、いい気分になっていました。この日の夜は地元の方達との楽しい、冬の生活についての交換会です。
夜の交流会びついて・・・
 予定時間より1時間早く始まり、18時30分、食堂にて地元の人との交流会が始まりました。今回は、地元の方が5名集まってくれました。
(地元の人からの質問)
・今回の行事で何が楽しかったか?・・・(返答)スノーモービルやソリ体験
・青森市に比べて雪は多いか? ・・・・・・・   多かった。
・東京には雪は降ったのか?   ・・・・・・    「ほとんど降ってないと大家宙士君。
・何か食べたい料理はあるか? ・・・・・・  特に答える子供はいなかったが、上明人さんが料理はおいしかったかと聞いたら、女子たちがおいしかったと元気よく返答してたので、その返事を聞けて、次の日料理を担当した婦人会として地元の人にとっても生の声が聞けて嬉しかったと思います。感想文には、みんなどれもこれもおいしかったと書いていました。
・また来てね。
・今度はお友達も誘ってきてね。

・前回参加していた手島君に、管理人の船水さんが質問というか、話し掛けてました。剣道三段の手島君と言ってもなかなか素直に返答してくれず、照れていました。
 
3日目
閉校式について・・・
 木工体験を行いました。材料は秋に、白神自然学校遊々の森から、除伐した「杉の木」を輪切りにした物を使い、「鍋敷きをつくりました。ヤスリをかけたり、白神自然学校のマークを焼き印として押したりしました。木工品作りが終わったら引き続き同じ木工室で閉会式が始まりました。
前日の夜みんなに感想文を書いてもらっていたのですが、重複してもいいので一人づつ感想を述べてもらいました。全体的にはみんなとても楽しかったみたいですが、最後の子がイワナのさばく体験はやめてほしいと言ったことに対して、上明人副校長が、燻製というものがどういうものか説明しました。昔は冷蔵庫などないので保存食として燻製にし、生活の知恵として生まれた・・・など。燻製って何?という質問も実際に体験していた時にあったので、子供たちには良い勉強にもなったと思います。こういうことも必要だから、やりたくないというのではなく必要なことだと、そんな感じで伝えました。なかなか「さかな」をさばいたりすることのない生活なので、さかなの血が出たとか、内臓をみてきもいと思ったりしたみたいです。

このように、冬の白神山地の大自然と、冬の生活のいったんや、食べ物を経験した子ども達は、自分たちの普段の生活では体験できなかったことをずいぶん体験できたと思います。自分たちと違った環境や人たちとふれあってとてもよかったのではないかと思います。また、機会があっらたいつでも遊びにきてください。

白神自然学校一ツ森校
大谷 美奈子
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