■ 第4回 RACフォーラム「川に学ぶ体験活動の実践」

第4回 RACフォーラム「川に学ぶ体験活動の実践」
〜川での環境教育・環境学習の軌跡〜

 平成18年3月4日〜5日、NPO法人川に学ぶ体験活動協議会は、全国大会を東京海南大学キャンバスで開催された。
 
東京海洋大学品川キャンパス(海洋科学部)
http://www.kaiyodai.ac.jp/
〒108-8477 東京都港区港南4-5-7
TEL:03-5463-0400(代表)
[交通手段]
・JR線・京浜急行線 品川駅港南口(東口)から徒歩約10分
・東京モノレール天王洲アイル駅から「ふれあい橋」を渡り正門まで約15分
・りんかい線天王洲アイル駅から「ふれあい橋」を渡り正門まで約20分

 開催の挨拶を、代表理事の大野重男さんがおこなった。大野さんは青少年の活動に携わって40年。子ども達のおかれている状況は最悪であると思っている。日本全体の教育が低下していると思っている。心を尽くしていく親・先生、地域の人がいなくなったと思うが、人間形成の基礎を川を通してつくってもらいたい。川辺の活動は、その子どもが持っている力を盛り返していく地域力を持っている。いろんな世代の人たちが川を通したコミュニティーをつくっていけば子ども達の社会環境は変わっていくのではないかと思う。今日参加された皆さん方の活動が、明日から全国の活力になっていけばと願い挨拶とする。

 次に挨拶にたった、国土交通省河川局河川環境課長の久保田 勝さんは、地域の人々に喜ばれる河川でなければならない。地域の人々が求める河川でなければならないという思いで擬陽性をしてきた。平成10年の文部科学省のアンケート調査の結果、自然体験活動をした子どもと、層でない子どもの勉強や家庭での差が大きいという結果がでた。これから川に学ぶ体験活動を通して、多くの優秀な子どもが巣立つことを願っているので、今日参加の皆様の活躍を祈っていると共に何なりと、私どもの方に相談し、いっしょに活動を勧めてもらいたと挨拶した。

 水辺環境の展示の動きと環境教育と題して、東京学芸大学 環境教育実践施設 助教授の吉富友恭さんは、全国の自然再生事業・総合学習・博物館の同行を調査・研究した結果を発表した。
 @水族館・河川博物館 A展示による河川環境 B利用者参加型の展示の三つの観点から、話され、フィルード観察が第1だが、@水辺でどんな物か見えるかA川に入ってどんなものがあるか(生き物を探そう)などをみてきた。川と川岸の観察は50%50%であるとか。形状による比較を見ると川の絵をかかせると観察の色が多くなってきたとか、そういう体験の実験の成果を発表した。また、独自の川遊びのプログラムを体系化したフローは見事な物だった。

 次に、小学校における河川での環境教育・成功の秘訣と評価と題して、元福岡県鞍手町立室木小学校校長の高橋 幸子さんは、遠賀川の水辺館におけるNPO法人「直方川づくりの会」の活動を通して、総合学習の環境学習の、ねらいは「子どもが自ら能動的に主体的に、創造的に取り組んだか」という所にあると言われ、国際理解・情報・環境・福祉・健康etcとあるが、自然体験の場合は、疑似体験・のぞいて見る体験を通して、問題解決的な学習をとることが大事だと語った。
 2つは、多様的な学習形態ができるようになり、例えば3年と4年生を組み合わせてもよいとう形態が組み合わせることと、指導体制が、地域の人々の協力を入れもよいということ、地域の教材や学習環境ということで、近くに川があれば川を取り入れてよいとなっている。また時間的な問題も弾力性がでてきて、1日いっぱい川に出かけようという形もとれるようになったと話された。

 成功の秘訣としては、@授業として成立させる ねらいに即した学習内容を提供できたかどうか A学力の保証をする 特に子ども達が自らの課題を見つけたかどうか、主体的学習はする子が多いが自ら課題をみつけて取り組んだかどうかが、とても大切なポイントであるなどが話された。

 リスクマネージメント講座では、早川 修(弁護士)が自らの関わった自然体験での事故の経験を通した安全な自然体験の取り組みについて、過去の裁判と最近の判決の傾向生について述べた。
 危険をいかにして察知して事前に、装備として、意識付けをして自然体験をするかということを学んだ。

 その後全国の川遊びの参加団体を関東から始まり、RACの地域子ども教室の活動、参加団体の活動PRと精力的に夕方18時まで、全国の活動を北海道から九州熊本まで各団体8分という短い時間帯で述べた。
 青森県からは、岩木山自然学校の相馬さんが岩木川での活動の取り組みを述べたのと、白神自然学校の永井雄人校長が、赤石川を使った白神自然学校の川遊びの活動を紹介した。
 発表を終えた参加者は、大学内の食堂で終了後、全国から持ち寄った地酒で乾杯をし、活発な話題と、交流をおこない。終了した。次の日も活動発表があったが、自然学校としては1日の参加となった。
川に学ぶ体験活動協議会では、ライフジャケット並びに救急箱セットを低価で販売していた。
http://www.rac.gr.jp/

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