白神を代表する山とナタメの話

「クマゲラの森」は、いつも静まりかえっていて、きれいなブナが並んでいます。櫛石山の尾根づたいに歩いていくと右側に見えてくる「クマゲラの森」は、下までおりると赤石川に突き当たります。また、クマゲラの森には、わき水がでています。わき水はとても冷たく、夏の日は喉の渇き(のどのかわき)をいやしてくれます。また、「クマゲラの森」には、大正時代にマタギたちが川魚を捕って運んだという「ナタメ」が刻まれています。大滝又沢の山では、ワサビを採るのに入ったという女ナタメが刻まれていました。そのほか、小さな子熊をしとめたというナタメも残っています。白神周辺の人々は、白神山地から数々の山・川の恵みを得るために、この山を利用してきました。

川魚を捕ってこの山を運んだという内容のナタメ 天然ワサビを採るためにここにきたという女ナタメ(珍しい)

子熊を捕ったというナタメ

秋田県の二ツ森山からみた白神岳 白神岳の頂上には山小屋がある 天狗岳の頂上で記念撮影