■ 津軽農産加工センター施設見学農家民宿見学研修

津軽農産加工センター施設見学農家民宿見学研修

 自然学校一ツ森校は地元の食材を活かした事業として、山菜や野菜の加工技術を学ぶために、平賀市にある青森県の「津軽農産加工センター」を訪問した。この日は一ツ森地区の自然学校で働く婦人会の方々12名で訪問した。県の担当者が施設の概要を説明しながら、各施設を案内してくれた。この日は岩木町の婦人会の人たちが、南蛮を乾燥させて粉にして販売する事をしていた。この施設は商品化したいものを持ち込んで、県の担当者の指導を受けて商品開発ができる施設で、商品にる際の諸注意事項や、中に入る添加物等の指導をしてくれる施設である。
 参加者は、施設を案内されながら、各施設の器械の特徴や、自分たちだったら、何が加工できるかとか、話し合いながら廻った。
 瓶詰め・缶詰を商品化するという所で、瓶詰めの大型の機械を見ながら、缶詰製造業許可が必要だと言われ、すごいなあと感動していた。
 施設では食品加工の試作を試せるということで、特に山菜の長期保存をどうするかなど、担当者に技術的なところを聞いていた。担当者は、地元としてまず山菜は塩づけにして二ヶ月ぐらいたら、持参してもらいたい。事前申込みをして、いっしょにやりましょうと言って、たもしく感じていた。
 

 午前中、加工センターの施設見学を終えた一行12名は、尾上町の施設で昼食をすませ、尾上町のNPO法人尾上藏保存利活用促進会の佐藤 正彦事務局長の案内で、農家民宿をしている工藤 宅を訪問し、工藤さんからお話を聞いた。今のところ春〜夏の間、全国の修学旅行の生徒を受け入れているという話があり、農家民宿をするのに、何にも特別な設備造作をすることもなく、普段のまま、飾らず受け入れている旨話があった。受け入れしている生徒は3人〜5人ぐらいで、ありのままの農村生活を修学旅行生に体験してもらい、農業の必要性・後継者不足・食育のことを体験してわかってもらえることがうれしいと語ってくれた。
農作業体験では田植え、野菜取り、リンゴ作業等をしてもらい、ご飯も台所に入り、我々といっしょに、家族の一員みたいにして食事をつくる。
 自分たちで作って食べることとはどういうことか学んでもらっている。
 ふとんも家にあるものを使っている。食事の中身は、その季節で庭や山から採れたものをだし、わざわざ高級な肉は、都会でも食べられるので、ここでしか食べれないものを出している。
 「ほとんどの生徒がホテルの食事よりもおいしいと評判はいい」と言っていた。
 また、工藤さんがオリジナルで商品開発した「雑穀煎餅とおかゆ煎餅」をご馳走になりながら見せてもらった。材料は米、黒米、玄米。おかゆだとそれプラス野菜類、人参、生姜等とここで採れたものを使って、一袋250円だそうで、婦人会の人たちも感動していた。
 今回の研修は、トヨタ財団の助成金を受けて「白神の里一ツ森地区で商品開発をする」という事業の最終研修で、参加者は自分たちが取り組んできた加工のあり方、地域の食材と加工について、何かをつかんだみたいです。今後みんなで話しあって、取り組んでいきたいと話していました。
 また、最近、農家民宿・農家レストランということが首都圏からきた方々や修学旅行生徒たちの関心になっています。自然学校も「地域振興を進める」という目的とグリーンツーリズムの振興をどうマッチングするか取り組んできて、「農家レストラン 白神」を昨年開業し、地元の味として、「白神御膳」という地の山・川・海で採れた材料を使った特性弁当を開発しました。是非、ご賞味ください。また、これからどんな商品が開発されていくか、お楽しみください。

特定非営利活動法人 白神自然学校一ツ森校 事務局

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