全国環境教育ネットワークの研修会を開催


 8月11日夕方、白神自然学校に到着した全国環境教育ネットワークの方々は10名、大谷太智雄校長の出迎えを受け、この日は白神山地を守る会事務所に寝袋で宿泊した。次の日12日は予定を変更して、青沼コースを行くことにした。ついこの間までは長雨で川の水量も増水していたが、熱中症にならないように気をつけて実施することとした。参加者は、まず始めに10分ほど歩いたら、熊の爪痕のある巨木にたどりつき、そこで聴診器をあて、ブナの水を吸い上げる音を聴くことにした。「ずーーー」という音、いや「ごーーー」という音だよと、様々な返事、それでも楽しく聞くことができた。参加者は途中休み休み、沢水をたっぷり飲みながらブナ林の中を歩いた。


 1人平均2g近い水を飲んだと思う。その分汗もかいた。約2時間40分ほどで青沼に着いた。昼食のおにぎりを食べながら、青沼とまたぎ小屋の話しが弾んだ。「私たちが歩いたコースは、またぎの狩猟場コース」である。またぎ小屋は、実際、大谷石之丞という古老またぎが、熊を捕るために利用した物。そんなコースを歩いた参加者は、白神山地の自然と人間の共生の歴史を感じたみたいだ。途中、朝晩の料理にでた「ミズ」を発見し、自生している姿に感動、あそこにも、ここにもこんなにあるんだと驚いていた。地元の人達の山との関わりを感じたみたいだ。


 昼食をすませた私たちは、復路は赤石川に降りることにした。川は少し水量が増えていたが、全員川の中を歩いていくことにした。核心部分まで伸びている赤石川は白神山地を代表する川である。水は夏でも冷たい。参加者は腰までつかって川を渡った。近くには朽ちた吊り橋が見えたが、参加者は暑さのせいもあり、この冷たさがとても良かったみたいだ。その後くろくまの滝を訪れた時も、参加者の1人が滝壺にいって打たれてみたいということで、飛び込むと、女性陣が一斉に滝壺へ、男性群も滝壺へ、アドベンチャーな一日体験コースに、参加者はとても感動していた。


 参加者は、その後自然学校のお風呂に入浴。地元のまたぎの女将さんの作る「手作りのまたぎ料理」に舌鼓をうち、とても充実した白神の日々を過ごしたみたいだ。


 山・川・海の自然体験ができる鯵ヶ沢町は、じっくり環境教育をするにはとてもいい場所である。全国から集まった先生方一行は、とても自由実下みたいだ。この研修会には、国際ボランティアNICEのフランスから参加したジュリーと韓国のアラームと秋田の国際公益大学の服部さんも参加した。彼女たちも初めての白神山地の大自然にはとても満足したみたいだ。

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