北東北まほろばシンポジウム 開催決まる

入場無料 参加者募集中

基調講演者  川勝 平太(かわかつ へいた)

                          静岡文化芸術大学 学長
                          国際日本文化研究センター客員教授

「北東北を地球のまほろばに」

【プロフィール】1948年京都生まれ。72年学士(早稲田大学政治経済学部)、75年修士(同大学院)、85年D.Phil.(Oxford)。早稲田大学教授、国際日本文化研究センターを経て、2007年4月より現職。2004年より、NIRA(総合研究開発機構)理事を兼務(任期:2007年5月末まで)。国土審議会委員、教育再生会議委員、「美しい国づくり」企画会議委員を務める。小渕内閣「21世紀日本の構想懇談会」の中心メンバー。21世紀の日本文明にふさわしいビジョンとして「富国有徳」を唱え、美しい国土を持つ、世界に誇りうる日本列島・庭園の島(ガーデンアイランズ)構想を提唱している。
主書に、『日本文明と近代西洋』(1991年 NHKブックス)、『富国有徳論』(1995年 紀伊国屋書店、のち中公文庫)、『文明の海洋史観』(1997年 中公叢書)、『経済史入門』(2003年 日経文庫)、『鉄砲を捨てた日本人』(1991年 訳書、中公文庫)など。最近作として「美しい国づくり」三部作(『「美の文明」をつくる』ちくま新書、『「美の国」日本をつくる』日経ビジネス人文庫、『文化力 日本の底力』ウェッジ)がある。

 

■パネルディスカッション 出演者プロフィール

山下 祐介(やました ゆうすけ)

弘前大学人文学部准教授

弘前大学 人文学部
公共政策講座 社会学研究室

1969年生まれ。九州大学文学部助手、弘前大学人文学部助手、講師、助教授をへて、現在准教授。専門は社会理論、地域社会学、環境社会学。
『災害都市の研究島原市と普賢岳』(鈴木広編、共著、1998年、九州大学出版会)で日本都市社会学会賞第1回受賞。ほかに『震災ボランティアの社会学~<ボランティア=NPO社会>の可能性』(菅磨志保と共著、2002年、ミネルヴァ書房)、『津軽学』(共著、2006~、津軽に学ぶ会)等。

小笠原 裕(おがさわら ゆたか)氏

青森県商工労働部観光局長

1949年生まれ。高崎経済大学卒業。

平成13年4月 文化観光推進課長
平成15年4月 議会総務課長
平成15年9月 文化・スポーツ振興課長
平成16年4月 県民生活政策課長
平成17年4月 農林水産部
         (総合販売戦略課)参事
平成18年4月 商工労働部
         (観光企画課)参事
平成19年4月 商工労働部観光局長

黒瀧 秀久(くろたき ひでひさ)

東京農業大学生物産業学部教授


1957年生まれ。1979年東京農業大学農学部農業経済学科卒業、1984年東京農業大学大学院農学研究科博士後期課程農業経済学専攻修了。第4回林業経済学会(学術)賞受賞。

1983年 (財)林政総合調査研究所研究委員
2000年〜2001年 
            米国ミシガン州立大学農業・自然
            資源学部客員教授(環境経済学)
2005年 東京農業大学生物産業学部
         産業経営学科教授
       東京農業大学生物資源開発研究所
         オホーツク実学センター長
2006年 中国 南京農業大学中華文明発展
       研究院客員教授(農業史)

岡田 康博(おかだ やすひろ)

青森県教育庁文化財保護課
三内丸山遺跡対策室室長

1957年弘前市生まれ。少年時代から、考古学者の叔父や歴史を教えていた教員の父親の影響を強く受け、考古学ファンとなる。
1981年弘前大学卒業後、青森県教育庁埋蔵文化財調査センターに入る。県内の遺跡調査の後、1992年から三内丸山遺跡の発掘調査責任者となり、1995年1月新設の県教育庁文化課(現文化財保護課)三内丸山遺跡対策室に異動、特別史跡三内丸山遺跡の調査、研究、整備、活用を手がける。2002年4月より文化庁記念物課文化財調査官として全国の遺跡の保護や発掘調査の指導を行う。2006年4月に青森県に復帰し、現職となる。
「縄文鼎談三内丸山の世界」(山川出版)、「縄文人がおもしろい」(NBCセンター)、「縄文の宇宙・弥生の世界」(角川書店)、「縄文時代の商人」(洋泉社)、「遥かなる縄文の声」(NHK出版)、「縄文文化を掘る−三内丸山遺跡からの展開−」(NHK出版)など著書・論文多数。最近は環日本海の先史文化に興味を持っている。平成7年NHKふるさと放送文化賞、平成10年あおぎん賞、平成12年第4回司馬遼太郎賞受賞。

杉山 陸子(すぎやまみちこ)

株式会社企画集団ぷりずむ
代表取締役

1961年女子美術大学短期大学部卒業。

東京樹脂工業(株)プラスチック工芸デザイン室、帰郷して青森放送(株)勤務、結婚退社。(株)青森企画、(株)ATプラン勤務を経て 昭和54年に(有)企画集団ぷりずむ設立、後に株式会社。

地域誌「あおもり草子」編集発行人、地域誌「ゆきのまち通信」 隔月刊 発行人、「ゆきのまち幻想文学賞」主催。NPO三内丸山縄文発信の会理事・事務局長 ゆきナビあおもりプロジェクト推進委員会委員 NPO北国のくらし研究会理事・雪みち観察部会長 「津軽学」編集事務局

 

永井 雄人(ながいかつと)

特定非営利活動法人
白神自然学校一ツ森校代表理事

1952年大鰐町生まれ。1975年東京経済大学経営学部経営学科卒業。 団体職員。

1990年分別収集グループリカの会代表、1993年白神山地を守る会代表理事(後に特定非営利活動法人となる)、青森アップル会事務局長(環境NGO)となり、オゾン層保護・地球温暖化等の地球環境の問題から、ダイオキシン・環境ホルモン等の生活環境汚染などの問題を幅広くとらえ、研究・調査等を通し、意識の普及・啓蒙活動を展開している。

2003年特定非営利活動法人白神自然学校一ツ森校代表理事となり、2005年2月オーライニッポン大賞受賞、2005年5月愛・地球を愛する世界の100人に選ばれ講演、2006年自然体験活動推進協議会第二種トレーナー資格取得、2007年フジサンケイグループ「地球環境大賞」環境市民部門受賞、2007年立ち上がれ農山漁村優秀選定事例に選ばれる。


シンポジウム開催にあたって

青森県は、三年先に東北新幹線青森駅開業をひかえ、地元の魅力として「あずましく、自然が豊かな青森県」をPRしなければいけないと考えます。特に、この度白神自然学校一ツ森校は、3年間青い森ファンドを使い、白神山地におけるエコツーリズムの指針づくり事業を展開してきました。その結果、白神山地の魅力をよりよく来訪者に理解してもらい、人類共通の財産を次世代に残すためにも、北東北の文化や、縄文遺跡の三内丸山遺跡の文化、陸奥の国と言われた蝦夷の歴史・文化、そして安東水軍を中心とした中世の歴史や北前船などの中世の日本海の交易の文化などを掘り下げ、青森県の魅力を日本文化として、その魅力を新幹線の開業時にわかりやすく情報発信することが大切だということになりました。北東北を訪れようとする方々に北東北の魅力を知ってもらうには地元の人達の青森の歴史と文化について再認識してもらうことが大切です。そこで、今回、静岡文化芸術大学学長の川勝平太先生をはじめ、北東北の文化に関して、専門の先生や研究をしている先生方にパネリストとして大いに語ってもらう「北東北まほろばシンポジウム」を開催したいと考えました。


日時  平成19年10月21日 (日)  午前10:00〜午後15:30 (開場 9:30)

会場  アウガ 5階 男女共同参画プラザAV多機能ホール

     
※アウガ駐車場をご利用の場合、駐車料金1時間無料サービスがあります。
        フロア受付カウンターに駐車券をご提示下さい。

プログラム

10:00 開会    全体司会  奥村 潮(特定非営利活動法人白神自然学校一ツ森校理事) 

    開会挨拶  特定非営利活動法人白神自然学校一ツ森校校長 大谷太智雄 (5分)

    来賓挨拶                              (7分)

    基調講演 「北東北を地球のまほろばに」

         静岡文化芸術大学 学長
         国際日本文化研究センター客員教授 川勝 平太 氏   
(90分)

    昼食(自由時間) ※会場近くで自由に食事をとってください

13:00 パネルデイカッション  テーマ「青森の魅力を専門の立場から語る」

    コーディネーター 弘前大学人文学部准教授              山下 祐介 氏
    パネリスト     青森県商工労働部観光局長             小笠原 裕 氏
             東京農業大学生物産業学部教授           黒瀧 秀久 氏
              青森県教育庁文化財保護課三内丸山遺跡対策室室長 岡田 康博 氏
             株式会社企画集団ぷりずむ代表取締役       杉山 陸子 氏
             特定非営利活動法人白神自然学校一ツ森校代表理事 永井 雄人
                                                           (各15分)

             川勝平太先生にも入って頂いて、講評をしていただく (30分) 

<後援行政一覧>

東北農政局、東北地方整備局、青森県、青森市、弘前市、黒石市、五所川原市、つがる市、平川市、平内町、今別町、外ヶ浜町、鰺ヶ沢町、深浦町、藤崎町、大鰐町、板柳町、鶴田町、中泊町、蓬田村、西目屋村、田舎館村

<後援マスコミ一覧>

東奥日報社、陸奥新報社、デーリー東北新聞社、河北新報社青森総局、朝日新聞社青森支局、読売新聞社青森支局、毎日新聞社青森支局、産経新聞社青森支局、NHK青森放送局、青森放送、青森テレビ、青森朝日放送、エフエム青森、JTB首都圏                                    

(順不同)

【お問い合わせ】  特定非営利活動法人白神自然学校一ツ森校 事務局
            TEL・FAX:0173-82-7057  e-mail: school@shirakami.gr.jp


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