こども白神山地自然体験塾(冬編)


 1月4日〜6日の二泊3日、全国から10名と学生7名合計17名が参加してのこども自然体験塾を開催した。午後15時過ぎに自然学校に元気に到着したメンバーは、最初に自然学校のルールを確認し、三日間のスケジュール・自己紹介・スタッフの紹介のオリエンテーションを実施、その後に、スキー靴のサイズ合わせを実施し、食事をしました。その後は楽しいお風呂に入りました。お風呂は、ちょっと熱かったみたいで、水で薄めるのに時間がかかりましたが、男子は大騒ぎです。みんな気持ちよく入り、荷物の整理をし、だるまストーブの薪配りをし、ストーブのたき方の指導を受けて、寝床の確認をしました。一日目の最後の振り返り用紙を記入し、就寝しました。

みんなで就寝前のふりかえり記入 だるまストーブの前は読書コーナー 食事はNICEのメンバーがはりきって

 二日目は、7時起床、洗面、7時30分から体育館でラジオ体操をしてから食事です。岩木山の裾野に広がる鰺ヶ沢スキー場までは40分かかります。日本海が一望できるこのスキー場からこの日は遠く北海道まで見えるお天気が良い日となりました。スキー場に届いた一行は、全員基本の練習から始めました。初めてスキーを滑るこどもが6名です。スキー靴を履かせ、スキーに乗せ、歩いて上に上ります。横に上っていくのがすごく苦手みたいですが、みんな一生懸命やっていました。一部の女の子チームは、リフトで頂上を目指しました。韓国から参加したオクさんと、千葉からきたアッキーもいっしょです。女の子はとても上手に滑ってきました。下まで滑ってきたら、男子組は、スキーをぬいでソリ遊びになっていました。また、雪合戦をしたり、とにかく汗がでるまではしゃいでいました。お昼は、みんなで雪の上にブルーシートをひいて、「白神汁」と「おにぎり」を食べました。冷え切った体とはしゃいだ体には、「白神汁」はとてもおいしく、みんなが熱い・おいしいと言いながら、食べました。午後は、ほとんどがスキーをおりて、ソリ大会になってしまいました。午後2時ごろまで遊んだ子供達は、早く温泉に入りたいということで、地元の「水軍の宿」の温泉に入りました。露天風呂に入った男子は、周りの雪を裸のまま見つけては、北前船のかっこうをした露天風呂の船の周りに持ってきては、温泉の中に入れて沈んだとか、投げ合っては「つめてぇ」と言いながら、はしゃいでいました。女の子の露天風呂から、男子の方に向かって叫んでいたみたいですが、男子はその勢いをかき消すような勢いで騒いでいました。その後は、ゆっくり学校にもどり、湯冷めをしないように頭を乾かしたりして、夜のキャンプファイヤー用に、全員が冠をつけて盛り上げることにしました。スタッフのメンバーといっしょにおもいおもいの冠をつくり、絵を描き時間を過ごしました。

みんな昼食の時一人雪のおにぎり食べてる 鰺ヶ沢スキー場の高速リフト スキーが初めての人7人の特訓
スキーがうまい人はリフトで頂上へ ソリも楽しいよ お昼ご飯はやっぱり白神汁

 この日の夕食は、当初バーベキューでしたが、自然学校のまたぎがクマ肉を持ってきてくれましたので、急遽メニューを「クマ鍋料理」に変更しました。またぎはこの時期はクマやウサギを捕りに山に入っています。みんな「クマ〜」といっていましたが、今年は頭数が少なく、大変貴重なクマ肉です。食べたこどもたちは「豚肉みたい」「弾力がある」とか「おいしい」という子もいておかわりをしていました。クマ肉は、味噌で煮ると美味しくなります。その他焼き肉にして、塩やたれをつけて食べてもおいしいです。夕食後は体も温まったので、雪の上のキャンプファイヤーに学校の裏の雪原にでかけました。真っ暗な雪原で子供達には一本一本竹で作った松明が渡されました。全員で松明に点火して、焚き火の周りを3回まわり、今年の決意と祈りを込めて点火式をおこないました。点火した瞬間大きな炎が真っ暗な夜空を照らし、子供達の歓声がわきあがります。時間とともに火の勢いがあがっていきます。一人の子がキャンプファイヤーの木の周りに小さな雪玉をつくり、並べていきました。次々とみんなが参加したり、歌が始まったり、雪投げ合戦が始まりました。なんだかんだで1時間ぐらいキャンプファイヤーを楽しみ、その後は星の観察をして寝床につきました。一部ペナルティーゲームで、かまくらづくりの2名が立派なかまくらを作ってくれました。ペナルティーを受けたというよりも、喜んでしていました。 

キャンプファイヤーの冠づくり キャンプファイヤーの点火式 外は寒いので、くま鍋を食べてから
全員松明を出して点火 外は寒いけどこどもたちは元気、熊鍋効果? 地元婦人会が頑張っている

 最終日の3日目は、朝からスノーモービル体験です。今年は雪が少ないこともあり、地吹雪体験のスノーシューはやめて、スノーモービルの時間を多くしました。最新鋭のスノーモービルで学校の裏の校庭を何度も走りました。初めて体験する子供達とスタッフ、とてもスピードがでます。カーブが怖いという子もいますが、全員前や後ろに乗って体験しました。とても楽しかったみたいです。待っている間は、雪だるまづくりやスタッフと雪合戦したりとても楽しく遊んでいました。また、最後の閉校式では、色紙に思い出を刻んだり、今回のツアーの入校証を配り、一人一人の感想を話し合いました。雪の上の田舎暮らしの生活の術や、遊びをいっぱい体験して、雪や冬が気に入ったこどもたちができたことがとてもうれしいです。また、薪ストーブという暖房も体験して、鍋をあげて温めたり、やかんをあげてお茶を飲んだりしたこともすごく便利なものだということ。石油や電気以外の、自然からの恵みである木を利用したエネルギーに感動した子など、何かしら感じてくれたら自然学校のスタッフはとてもうれしく思います。今回みんなを受け入れてくれたのは、地元一ツ森地区の婦人会・NICEという国際ボランティアのメンバー(今回はアメリカ・韓国・千葉大学・立教大学・青山学院大学)です。おしりかじり虫の元気なみんな、また合おうね。さようなら。

スノーモービル待ちの間に雪だるま すごいスピードで「ぐぅーん」 雪の穴蔵をつくりました。元気
イエー・俺が運転だぞ? みんな楽しかったよ すごく楽しかった閉校式


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