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◆ 7月25日 朝8時から、ラジオ体操、そして朝礼です。 朝ごはんは普段から食べない子もいるみたいですが、この日は食事の料は少ないですが、ちゃんと食べていたのがとても印象的でした。ご飯をちゃんと食べていました。 そして、朝は表で朝礼と国旗をポールにたて、記念撮影をしました。
9時から「川と親しむ」ということで白神大然河川公園」の駐車場に出かけ、最初にイトウの養殖所の見学です。 冷たいわき水、沢水でしか育たないイトウの水槽や水路に手をいれては「冷たい」と連発していました。
イトウはサケ科の魚で、大きくなると1.5mにもなります。 成魚になるとウグイ・カジカ、カエル・ヘビやネズミまでも食べます。 イトウは春に卵を産みますが、サケは秋卵を産むと死にますが、イトウは死にません。何度も卵を産み、寿命は20年以上とも言われています。 イトウは今は北海道の一部しか生息しておらず、「幻の魚」とも言われており、一キロ5000円ぐらいします。飼育係の人が、出荷前のイトウを水槽から出してくれました。普通水槽等でるとお腹をだしてひっくり返ったりしますが、イトウは違います。元気に泳いでいる時と同じに暴れます。生命力の強い証拠を見ました。 イトウの卵は、サケ(イクラ)に似ています。瓶に入った成長過程をみさせてもらいました。 次は、鮎です。こちらは赤石川の水を使って育てているそうです。1年しか寿命のない鮎は最近年々水量とともに少なくなってきており、心配されています。水量が少ないと、石ころなどに付着する藻が少なくなり、鮎が餌不足になって大きくなれないみたいです。今、鮎の釣りシーズンですが、釣り人もたくさんきているということで、金鮎がたくさん捕れるように養殖して、稚魚を育てているそうです。
その後に、大然部落の遭難者の石碑を見学、当時の人達の惨状や、お地蔵さんから、子ども達の亡くなった人数を確認しました。また、この事が今の一ツ森の集落の人達の脳裏にある以上、赤石川の上流のブナが伐採されて、林道ができるということは、耐え難い過去の教訓だという案内をうけ、みんなうなずいていました。 そして、みんなで川遊びをするという今回の最後の授業として、ハロー白神(ビジターセンター)横の川に、金鮎釣りに向かいました。初めて釣りをする子ども達が多くとても楽しみにしていたイベントです。ブドウ虫をすぐ無くす子がいたり、糸をらませる子がいたり、さんざんでしたが、最後釣りをあきらめ、泳ぐ子ども達でした。そんな中、自然学校の船水さんの指導のもと、カジカ採りの網を使っての追い込み漁が始まりました。最近はカジカも貴重になり、一匹500円もすると言われています。 そして、とうとうカジカをゲットしました。大喜びです。
最後は全員、着ている物はすべて水びだしでしたので、着替えてハロー白神の見学です。水を得た魚ではなく、水を得た子ども達はその勢いで様々な質問を職員の人にしていました。ビジターの職員もびっくりしていました。 そして、自然学校に戻って最後の昼食は、地元の赤石川の水を使ってつくったおにぎりと、白神の山菜たっぷりの「豚汁」です。 みず(ウワバミ草)の一本漬けの漬け物も人気でした。
その後は体育館で閉校式を行い、みんなで腕を組んで歌を歌い解散しましたが、とても元気になって帰って行ったボーイスカウトの皆さん、とても楽しい自然学校でした。 君たちがきた時より時間が経つに従って、自然から精をもらい変わっていくのがとても素晴らしく感じました。ボーイスカウトの精神に社会の為に奉仕する人間になる。人の気持ちがわかる人になるというのがありますが、本当に自然と向き合って、高校生から小学生が、一体になって活動するボーイスカウトの中に、昔の日本の、地域にはどこにもあった、ガキ大将がいて、下級生の面倒をみている先輩かいるという光景が見えました。こういう世代の垣根を取り払っていっしょに自然の中にいると、世間で言われているような、いじめとかはないような気がします。またいつかこの自然学校で皆さんと会えることを楽しみにしています。
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