10年ぶりにタイムカプセルを開ける |
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旧鰺ヶ沢町立一ツ森小学校は平成15年3月31日を持って廃校が決まり、統合した。今は鰺ヶ沢町に12校あった小学校が、今は二校になってしまいました。西海小学校と舞戸小学校です。平成14年11月2日には、当日の子供達が9名と父兄・地域の方々が10年後の再会を祝して、タイムカプセルに当時の願い事などなどをこの学校の校庭に埋めました。 そして、平成24年8月11日、当時の子供達は今、二十歳過ぎの大人もいれば、まだ高校生の子もいます。子供達9名ほどと父兄・地域の方々が30名程集まり、再会を確認しながら三上実行委員長の音頭で、スコップを入れました。先に子供達が穴を掘り、次に当時の最後の校長だった鈴木校長、渋谷先生等々がスコップを入れ、そして父兄が最後にスコップを入れ、掘り出しました。掘り出すと感動の拍手が起こりました。また、記念撮影も行われました。当時の教頭は、今の自然学校の中を見て、当時のまま、展示物が残っていることをとても感動していました。 その後、参加者は、近くの集会所に集まり、前庭でカプセルに入っている当時書いた、手紙、絵、地図などなどの思い出の詰まった作品を出しては感動と出会いの声が鳴り響いていました。 白神自然学校ももう10年経ったのかという感動を覚えたシーンです。 地元の巣立っていった子供達がまた、5年・10年経ったらまた、立派な社会人として、この学校に前戻ってくることを期待し、再会を願っています。本当にご苦労様でした。 |
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タイムカプセルの碑は、子どもたちの成長を待っていた | 父兄と先生方も久しぶりの再会で談笑している | ||
自然学校の永井代表と先生方も談笑している | 子どもたちはカプセルの前で、開けられる瞬間を待つ | ||
やっとの思いで、掘り上げたタイムカプセルに周りから拍手がでた |
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カプセルの中で10年間包まれた思いで | 子どもたちの手で感動と共に開けられていく | ||
すべて開け終わり、その一つ一つが思い出としてよみがえってきた。話題は尽きない。この後、集会場で焼き肉を囲みながら、お互いの成長の出会いを喜びあった。地域の代表の方は今も自然学校で働いている。こういう再会という感動が地域の活性化につながることを願わずにはいられない。また、いつでも遊びにきてください | |||