3月田舎暮らしモニタリング体験ツアー開催が終了NO2

4泊5日の田舎暮らし体験モニタリングツアーのページ

 27日、この日は午後、深浦町の十二湖方面まで出かけました。途中、日本海交易の実権をにぎっていた十三湊の安東氏の内紛で亡くなった方の古墳が残っている、関の亀杉の古碑を見学しました。この夫婦のご主人は、巨木の写真を撮るのが趣味だということで、とても喜ばれ、そこにある樹齢推定1000年の天然スギの巨木に感動していました。また、すぐ近くにこれも日本一と言われる大銀杏があるということで、これもいたく感動していました。ご主人は、日本の巨木を記録にとっていて巨木の記録をつけているということです。そして、この日はお楽しみの「不老不死温泉」にゆっくりつかり、一日の予定を終了しました。毎日、その地にある温泉につかることができ、この周辺の魅力を楽しんだみたいです。

28日、この日は一日農業体験と空き家巡り・山菜料理体験を経験しました。田植えとか、農作業は時期が少し早いとのことで体を動かした作業体験は出来ないので、そこで、今の季節でやっているかんぴょうづくりの接木の方法を見学しにいきました。地元の兼平則雄さんが、丁寧にそのやり方を教えてくれました。
 なぜスイカの苗をかんぴょうに接木するのかと聞いたら、相性がいいからだと言われ、不思議に思いました。カラタチの木に、オレンジの苗を接木すると「オレタチ」と聞いたことがありますが、いろいろな形の接木があることを見学して知りました。ちなみにメロンはかぼちゃを使って接木するのだそうです。また、かんぴょうは食用のかんぴょうとは種類も違うものだと教わりました。
 また、ご主人側は、船水春雄さんの指導の元、ナメコの木に菌を植え付ける作業を体験しました。一つ一つの木に穴をあけ、椎茸同様、穴の菌を植え付けていきます。

 また、その後、大谷太智雄校長の案内で、空き家めぐりをしました。今回は二件の萱葺き屋根の家を訪ねました。、一軒は一ツ森地区にある石岡さん宅です。もう一軒は、舞戸地区の鶴田要一郎宅です。、大谷校長先生が住んでいたころの一ツ森の様子などの話しをしながら和やかに空き家をみて回りました。
 そして、自然学校では、奥さんの方は、白神まん作りに挑戦しました。大谷節子・静子さんの指導の元、蒸しまんじゅうに挑戦、素朴な、一ツ森地区の味を楽しみました。また、この夫婦は、東京の青梅市の山奥の方に住んでいるということで、この地方の、トチの実を使ったトチもちの作り方のレシピをお返しに教えてくれ、食の交流の和が生まれました。

29日、この日は、参加者のたっての願いで、五能線に乗ってみたいということで、朝、車で十二湖駅まで行き、そして、そこから五能線に乗り、鰺ヶ沢駅までを楽しみました。雄大な五能線の旅を楽しんだみたいです。そして、最後に、鯵ヶ沢町の中央病院を見たいということで病院に立ち寄ったり、買い物をするときは、どうしているのかとか、青森市にでるのにどういう交通手段でいくのとかとか、いっぱい質問してきました。また、来たいと言われ、東京に戻られました。今回の田舎暮らしモニタリングツアーは参加者が6名でしたが、とても充実して頂いたような気がします。特に、4泊5日で参加したTさんは、また来たいと何度も言ってくれました。子供の成長の環境に、とてもいい所だと言ってくれました。これからも定住・移住のこういう企画を春・夏・秋・冬と季節事に企画しますので、是非、「鯵ヶ沢町定住推進バンク協議会」と白神自然学校一ツ森校のホームページをちょくちょく見てみてください。
 参加者のみなさん本当にご苦労さまでした。鯵ヶ沢町のみんなが皆さん方がまた、鯵ヶ沢町を訪れることを待っています。ありがとうございました。

 カズ君、かわいいね。今回のモニタリングツアーの参加者も、地元の人も、みんなのアイドルとして活躍したカズくん、とってもかわいい1才です。これからもよろちゅくね!! 最後に全員で記念撮影、とっも楽しいモニタリング体験ツアーでした
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