白神自然学校の活動とは
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白神山地の自然体験の実施
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白神山地の有効活用の為の地元講師陣の輩出の活動
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白神山地のエコロジー体験のプログラムの開発
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(4)
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人材養成講座並びにガイドの養成講座の実施
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(5)
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グリーンツーリズムの推進
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自然教育のための木工製品の開発
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自然公園のガイド及び環境の整備
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(8)
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森林の整備事業並びに広葉樹の育林事業
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その中で、特にこれから力を入れていく事業として、「人材の配置」があります。 この配置は、四季折々の白神山地の自然を通して、健全な自然観を子ども達をはじめとして、多くの白神山地を訪れる方々に、体験を通して伝えていく人材(ガイド)が急務とされるからです。そのためには一つは、地元の人材の掘り起こしが大切な作業となります。また、研修が必要です。この赤石渓流域の「山」「川」「海」という自然条件を活かした活動を展開していきたいと考えています。
二つ目は地元住民の協力が必要です。この一ツ森地区は代々白神山地の自然と深く関わった生活・文化を食や日々の生活の中にたくさんもって今日まできています。この伝統と文化を、白神自然学校で訪れる方々に提供することにより、地元鰺ヶ沢町のグリーンツーリズムという地域振興にも結びつけることができるとともに、白神山地を訪れた方々に、季節感と白神山地というブナの森のイメージという自然観を、わかりやすく理解させる絶好の場と考えます。 三つ目は、その地域の老人の知恵に最新の情報をミックスして、白神山地を訪れた方々に最大限のサービスとして提供する場(一ツ森小学校)こそ「白神自然学校」です。
もちろん、その場には地元雇用の場も発生します。地域経済も宿泊・講師依頼・食事・お土産などなどを通し、経済効果もあがります。また、グリーンツーリズムの中身も充実してきます。そのことにより、地区・町全体が明るくなります。この様に、ただ単なる観光ではない、地域の大切な自然を守りつつ、またその自然をいっしょに楽しむ「地域学」を学ぶ「場」として、地域の持っている資源や、人材を有効に利用して活性化しながら進んでいければ、白神山地を訪れた人々も喜びますし、一ツ森校に通われた人達にも共鳴の輪をつくることにも繋がっていくものと思っています。
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