2016年2月11日(木)~14日(日)3泊4日で、『白神の伝道師養成講座』を開催した。参加者は10名だったが、1人インフルエンザで欠席となり、9名に参加者で開催した。首都圏からも3年前の「白神の伝道師」の方々がスタッフで、参加して頂き、後輩の皆様をサポートして頂いた。
伝道師養成講座は、白神山地の世界遺産の意義を踏まえ、世界からの外国人の来訪者を(インバウンド)受け入れる為に、有償で通訳ができる人財(英語を基本とした多重言語のできる方)を確保する為に、首都圏と青森県の両方で、開催した。
白神山地の、自然の歴史・由来・自然遺産の意義・科学的な白神山地の現状等など、充実した内容で開催した。
また、今回の中身はそれだけではなく、自然体験活動指導者(NEAL:ニール)のリーダーダ資格を取得を目的として開催し、青少年のアウトドアでの指導社として、基礎的な知識と実施指導が行われた。
つまり、今回の参加者には、
一つ、白神自然学校が発行する「白神の伝道師の証明が発行されました。
二つ、国立青少年機構の(ニール指導者資格登録)がされます。但し、認定試験合格者。
三つ、東京消防署の「普通救命講習修了書が発行されます。(任期3年)
四つは、今後、インバウンド対応の事業を参加者の皆様には、登録して頂きお願いしていきたいと考えています。
2020年には東京オリンピックがあります。また、白神山地は世界自然遺産ですが、海外からの来訪者が少ないです。
今回参加いただいた方々の通訳能力やガイド能力を活かして、首都圏からの青少年の子ども達や、海外からのインバウンドの方々を、白神山地に誘う活動の機会をつくっていきたいと考えております。
国立青少年総合オリンピックセンター宿泊棟D棟8階からの新宿高層ビル群
参加者の皆様には、4日間本当にお疲れ様でした。
また、この期間内、寝食を共にでき、心の通う会話ができたと思います。2016年度の伝道師受講者と前伝道師とも首都圏で、交流の機会を持ちながら、事業展開へ繋げていければと思っています。また、一年に一回ぐらいは定期的に交流する場も計画していきたいとも考えております。講師の先生の皆さま、参加者の皆様ご苦労様でした。スタッフの皆様ありがとうございました。
白神自然学校 代表 永井雄人
お互いを知ると言う意味で、付箋を使い、自己紹介をおこなった。参加の動機、趣味やなどを理解し、少し参加者同士を知ってから講座に入った
上の画像は、滋賀県立大学の岩坂泰信先生の講義
昼食会場でも話しが盛り上がり、記念撮影・夜の交流会もです
白神自然学校理事・インストラクター野藤知里さんの講義
下の画像は東京消防庁の救命講習会
AEDの使い方は、心配蘇生で息があがっていた
マタギの大谷石捷さんの話しはとても受けていた
オオバクロモジの木を切る作業体験と、ウサギの罠をつくる体験を実施した
セラピストの鎌田雪野さんによる、白神の香りを体験する講座は、数多くの香りを嗅ぐことで、香りの大切さを学んだ
13日の夜の懇親会、レストラン「とき」では、2グループに分かれて、記念撮影、上機嫌の皆様の笑顔がいいですね