第6学年 白神山地学習実施計画
1 開催日 平成26年8月8日(金) 雨天決行
2 場所 白神自然学校一ッ森校・自然学校遊々の森・くろくまの滝(鰺ヶ沢町)
3 日程
7:50 板柳南小学校玄関前集合
8:00 板柳南小学校発(移動方法は,白神自然学校のマイクロバス)
9:30 白神自然学校一ッ森校着,トイレ休憩
9:40 オリエンテーション(白神山地について学ぶ),ナイス(大学生・留学生)の紹介
10:00 自然学校発,学習①「くろくまの滝を見学しよう」
11:00 くろくまの滝発,「鮎の養殖場」で生きた鮎とご対面
11:40 白神自然学校着,昼食(おにぎり弁当,鮎の塩焼き),昼食休憩後に自然学校
13:30 学習②「森林伐採を体験しよう」(白神自然学校遊々の森)
14:30 白神自然学校遊々の森発
14:40 学習③「ナイスのメンバーと交流しよう」(自然学校)
15:20 自然学校発
17:00 板柳南小学校着という計画で取り組んだ。
1ねらい
★世界遺産白神山地の自然にふれたり,調べたりする活動を通して,岩木川と白神山地の関係や,自然環境の素晴らしさや大切さについての理解を深めさせる。
2これまでの経緯と教師の思い
★5年生だった昨年度は,板柳町を流れる岩木川の人・自然・歴史を学習し,岩木川 への関心を深めることができた。そして,その学習過程で,岩木川の源流が白神山地であることを知り,今年度は白神山地を調べてみたいという声が挙がった。そこで,白神山地の素晴らしさとこれまで保護されてきた歴史を学ばせることによって,白神山地と岩木川の大切さを感じ,これからも地域の自然にかかわりをもって生活しようとする態度を育てたいと考えた。
3調べるテーマ(テーマごとにグループになっています)
①どのような魚がいるのか…10人
②どのような生き物がいるのか(魚以外)…10人
③ブナの秘密は何か…7人
④どのような山菜があるのか…8人
⑤白神山地にはどのような歴史があるのか…4人
⑥白神山地はどのように人々に利用されているのか(利用されてきたのか)…3人
⑦白神山地の昔の遊びは何か…5人
⑧記録・新聞係…5人
鮎の養殖場で、生きた鮎に触ろうとして鮎をつかもうとしている
鮎を自然学校に運ぼうと、皆で運んでいる
運んできた鮎に竹串にさして炭火焼きにして食べるという体験では、生きた鮎に竹串を指すことへの抵抗があったが食べる時は美味しく食べていた。
白神自然学校遊々の森で採取したミズを、学校では地元のお母さん達の指導で、皮剥ぎを実施し、その後は白神汁に入れて食べました
食事会は、体験した事を語り合いながらの食事です。みんなが体験し、自分で運び食べました。とても美味しかったみたいです。ハロー白神での赤石渓流の白神山地と暮らす、マタギや植生などの展示を見学し、国際ボランテイアナイスの海外のボランテイアメンバーと、お国めぐりゲームを体験し、盛り上がっていました。板柳町のど真ん中を流れる岩木川の源流部でもある白神山地の大自然の一部に触れる事で、我が町を見直すきっかけになったのではないでしょうか。そんな活動が、東北地方ESD奨励賞を頂きました。大変にありがとうございました。