4月14日、突然、仙台市の若林区の東通仮設住宅町内会から、感謝のお手紙と、復興風船が届きました。
鰺ヶ沢白神グリーンツーリズム推進協議会は、地震のあった年から毎年、若林区の荒井小学校建設予定地にできた東通仮設住宅町内会と、JR南小泉住宅アパートにできた仮設住宅に、青森県鯵ケ沢町の一ツ森地区の野菜とか、リンゴを安価な価格で届けてきました。194世帯あった世帯は、今年の5月には、是か㊞が移転することになったそうです。
復興の公営住宅に行きたくないという方もいました。自宅再建した方もいます。本当に毎年・毎年野菜を持っていくたびに、仮設で暮らしている方々と復興の再建の話しをしながら、野菜を販売した事が懐かしく思い出されます。
お一人お一人の皆様が、元の生活を取り戻せたらという思いで一杯です。
本当にたかだか5年と言いますが、10年に匹敵するような長い時間だったのではと思えてなりません。
皆さん、本当にご苦労様でした。また、何か機会がありましたら、また、どこかでお会いすることができればと思います。
とにかく、皆様の新しい出発をお祝いしたいと思います。
また、残念な事に、熊本を中心とした、震度7.6の地震に対して、今や地震列島の日本という国の自然の猛威に、人間社会のインフラのもろさをつくづく感じます。日本という国は、この自然災害から這い上がってきた国民なのかなあと思えてなりません。その根幹には、お互いに助け合う互恵関係と、温かい「絆」があったればこそと思えてなりません。これからも私たちは励ましあいながら、生きていきたいと思います。
鰺ヶ沢白神グリーンツーリズム推進協議会の活動に、ご協力頂いた鯵ケ沢町の一ツ森地区・鬼袋地区の皆様並びに赤石渓流線の地区の皆様に、この場を借りて御礼申し上げると共に、ご報告申し上げます。皆さんが無事、元の暮らしに一歩進むことができた事を共々に喜びあいたいと思います。
鰺ヶ沢白神グリーンツーリズム推進協議会
会長 永井雄人
仮設受託の方々が作った御礼の「復興風船」だったそうです
これは、東通仮設住宅町内会から届いた「お手紙」です