6月16日(木)鯵ケ沢町にある鰺中・西海小・舞戸小の生徒達、総勢10名が、白神自然学校で、合同学習会を開催しました。まず初めに、ブナの教室で、初めの挨拶があり、自己紹介がありました。とてもはきはきと元気よく答えていたのが印象的でした。その後、受け入れ側として、自然学校の神 悦子さん(えっちゃん)と、ボランテイアに来ている喜美さん(きみちゃん)と永井代表(ながせん)が自己紹介をし、最初にバードコール(鳥の鳴き声)づくりに挑戦しました。栗の木に、金具を入れて、形をヤスリで削りました。また、色も塗り自分らしいバードコールを造りました。最後は、松ヤニを木なぐの処に塗り、こする時の滑りを渋くして、鳴き声がちゃんと鳴くようにしました。みんな「わぁー鳴った」と驚いていました。あんまりただ鳴らすのではなく、小鳥との会話を楽しんでくださいと、話しがありました。
どうですか、私たちのオリジナルバードコールをみてください。
この後、少し雨が降っていたので、近くの裏山でもある杉林(白神自然学校遊々の森まで出かけ、山菜でもある、ミズ(ウワバミ草)を採取し、学校でミズの皮剥を体験しました。ミズは皮に繊維があります、その繊維をうまくぽきぽきと折るようにして、食べやすいサイズにしました。これはその後の昼食に、おみそ汁としてでました。
その後は、薪割り体験に挑戦です。みんな初めてです。頭の上から斧を思い切り振り下ろしました。なかなか割れない木を何度か挑戦して割った時は「おー」と歓声が上がりました。
普段、鰺ヶ沢町でも家の中は石油ストーブが多いですが、地元野山から採れた、里山の雑木を使った「薪」をストーブに燃やす家もあります。地元のエネルギーの源を少し体験できたと思います。
この後、みんなで、ミズの入ったみそ汁で、お弁当を食べました。美味しいといいながら、食べたことがある味です。しかし、自分たちでミズが生えている場所はわからず、食べやすく皮を剥ぐのも知りませんでしたが、今回、悪戦苦闘の末、皮を剥いで食べたので、とても美味しかったのでしょう。
白神自然学校という昔の小学校が、こういう形で自然体験のできる学校になっている事に、みんな驚いていました。とても楽しかったという感想と、御礼の挨拶を述べて、記念撮影してこの日の合同学習を無事故で終了することができました。また、白神山地や鰺ヶ沢町の自然にふれる機会をいっぱいつくりましょう。そして、自分たちが住んでいる町にいっぱい関心を持ちましょう。ありがとうございました。また、いっぱい体験市にきてください。
ありがとうございました