2025年1月25日(土)12時より弘前大学創立50周年記念講堂で開催されました。
最初に主催者である飯島裕胤弘前大学人文社会科学部長と高瀬雅弘教育学部長のご挨拶がありました。
その後、基調講演に移り、『気候変動が白神山地の環境を変える』と題して、白神自然学校代表理事・校長の永井雄人より、白神山地で起きているナラ枯れ現象や植林地周辺に設置してある定点カメラに写っている動物たちが外来種であるニホンジカ゜・イノシシの発見や里山でのツキノワグマのやニホンザル等の活動が映っていることなどが動画で紹介された。ブナの苗木づくりを通して、ブナの開花の周期の異変や世界の温暖化の現象が島国、日本を直撃していることを対馬暖流と黒潮の海水温の上昇が続いている件をスライドを通して紹介されていた。
また、世界持続可能観光協議会 (GSTC)の試験に白神山地のサステナブルツーリズムの小論文を提出し、その後日本の観光庁りJSTS-Dのロゴ使用の試験にも合格したことが報告された。
第2部では大学生消費者教育研究成果・実践報告があり
・消費者の脆弱性-大学生協についての考察
・専業主婦から500万円騙し取った巧妙な詐欺の手口
・デジタル社会における幼い子供たちへの消費者教育の発表があった。
第3部は高校生の持続可能な社会の実現に向けた探求学習があり、
• ポスターセッションが11件
• ステージ発表が2件あり、
講評がまた白神自然学校の永井代表に周ってきて、若い大学・高校生世代が、こういう社会問題を自らのテーマとして発表することの意義は大きいと述べ、これからの成長を期待した。
閉会の辞を青森県消費者協会の花田勝彦理事長が行った。