日本航空 地域活性化推進部では、地域活性化の取り組みを部署横断で取り組むプロジェクト「JAL Local Gate」を起ち上げ、その第二弾として白神山地での取り組みをスタートさせました。JALグループ会社の社員7名で構成されたチーム白神が、11月10日から一泊二日で白神自然学校一ツ森校を訪問してくれました。
守るべきところは守り、自然遺産を利活用できる所は、どう活用するのか、何が課題かなどを、日本航空の白神が大好きと、手を挙げたインフルエンザ組が、これから半年間、赤裸々に議論してきます。
今回は、打合せを除いて第1回目です。
先ずは朝一番の飛行機で飛んできて、お昼ごはんは、白神自然学校の農家レストランで、地元の食からということで、白神グリーンカレーを召し上がりました。
その後、すぐに赤石渓流線を白神ラインまで上り、赤石大橋の「遺伝資源保存林」のトレッキングをしました。
ここは現在倒木があり危険な個所もありますが、白神山地を知るということで、トレッキングを楽しみました。
澄み渡った空気と、落葉した森は遠くまで見える感じでしたが、参加者は熊の爪痕や木々の種類、コケの特徴等を白神自然学校代表の永井雄人から聞き、約1時間半ぐらい説明を受けながら歩きました。その後は、世界遺産のゲートを横目に、クロクマの滝を散策し、白神自然学校に戻り、この日は農泊体験を楽しみましだ。
次の日の朝は、ブナ教室で、昨日訪れた白神山地の位置情報や特徴、エリアの話しや動植物の種類などを学びました。
その後は、宿泊先でも農家レストランでも、基本は薪ストーブですので、薪わり体験、そして季節がらリース作り体験を行い、自然にある素材を使った想像力溢れる体験を経験しました。
お昼は鯵ケ沢町の名物、ヒラメのづけ丼を食し、午後、鯵ケ沢町役場で加藤隆之副町長を表敬訪問し、夕方の飛行機で全国に戻りました。この仮称「JALの白神ファンクラブプロジェクトメンバー」はこれから来年の4月までの半年間、白神山地を訪れ、リサーチしながら、白神山地のthe discovery(デスカバリー)を提案してくれる事を期待しています。
地元の私達も当たり前に、色々な形で受入れの為の、プログラムを用意し、コンテンツを磨いたり、プロモーションをしています。しかし、そうしてやっているのですが、そこに何かまだ、可能性のある玉手箱があるかも知れません。