2023年冬休み自然体験塾開催報告
1月3日(火)~6日(金)3泊4日の白神山地での冬の暮らしと雪遊びを体験する自然塾を開催した。今回はスキー・スノーハイクスキー・スノーシューと雪の上を滑る、歩く体験をする事と、冬のキャンプ張りとキャンプ飯づくり体験、そして、世界文化遺産になった三内・丸山遺跡センターで、岡田康博センター長よりの、縄文遺跡の魅力についての講話と遺跡見学という豪華コースで開催した。
最初の日は、午後2時30過ぎに白神自然学校に到着後、オリエンテーションと自己紹介をおこなった。その後夕食の前まで、参加者は外で雪合戦となった。初日は、餅つきをしてその餅を、きなこやノリ、そしてお雑煮と、各自が好きな食べ方をした。その後入浴。その間キャンプやカードゲームを楽しんでいた。次の日はスキーで早いからということで早めに就寝するように話しをしたが、夜遅くまで起きていたように思う。
2日目は、朝7時に自然学校出発し、岩木山の裾野の百沢スキー場へ、レンタルスキーに時間がかかるので、早めの出発でした。何せ20名いますので、とても時間がかかりました。
上手く滑れれる組は、リフトで上に、ほどほど組もリフトで上へ、まったく組は下で猛特訓をおこないました。でも最後は全員がリフトで上に行き滑ってきました。
この日はその後。海のしずくという温泉に入り、自然学校に戻りました。
3日目は、スノーハイクスキーとスノーシューを履いて白神山地の中を歩く体験です。 ハロー白神周辺の山を歩きました。スノーハイクスキーは、これからの白神山地の雪山歩きに始めて経験するスキーです。前には進むが、後ろには下がらない特殊な歩くスキーです。スノーシューは今まで同様ですが、この二パターンで雪山歩きを楽しんでもらいました。
みんな履くのはとてもやっかいでしたが、歩くととても楽しいと楽しんでいました。
お昼は、テントを張り、レトルトのキャンプ飯を自分達ですべて行い、食べるという体験です。午後も少し押して鍋のセット、レトルトの白神マタギカレー、汁物としての魚のスープ、けの汁等を食べました。
テントが中々張れない組もあり、皆の共同作業用がとても大変でしたが、全組がテントの中で植氏ができて良かったです。
最後後片付けもきちんとやっていました。
夜は、テントを作った田んぼの中で、雪野夜の花火大会です。雪野夜空に花火が上がると声を出して喜んでいました。でも本当に寒かったですね。
4日目は、朝、ご飯を食べてから、自分達が使った場所の大掃除です。前の日の夜、あみだくじで担当を決めたので、約1時間かけて掃除をし、冬キャンプの修了式を行い。1人1人が乾燥を延べていました。
その後、一路青森市の三内・丸山遺跡センターを目指し、岡田康博センター長による、世界文化遺産登録された、縄文遺跡についての講話を40分程効くことができた。昨年から永井代表が御願いして始めて実現した機会でした。センター長から直接こういう機会で話しを効くことができた参加者は、その後遺跡群の一つ一つを外にでて見て回った。特に栗の木でできた6本柱の前では記念撮影をし、その後、アスパム青森県観光物産館に行き、昼食と買い物をして、青森駅から新青森駅まで、奥羽線に乗り移動し、左右型の新幹線で一路東京に向けて帰ることができた。
今回は、自然学校側もスノーハイクスキーやキャンプ飯づくりや、三内・丸山遺跡での講話の実施など、初めての企画を実施した。
参加者が中学生が多いという事もあり、しっかりした内容を経験してもらいたいという事と、中々学校の授業では伝わらない話しを体験してもらいたいという意図で実施した。白神山地の冬は中々企画ものがない。人が入れないと言われてきたジンクスを打ち砕く内容で実施できた。参加者もすごく楽しかったという話しが寄せられた。又の機会を利用して四季折々に白神の自然を堪能してもらいたいと思います。
最後に「へばなぁ」 ながせん
白神アロマオンラインセミナー
お陰様をもちまして、定員に達しました。
多数のご応募ありがとうございました。
全6回分の告知ですが、日程、時間などそれぞれ違いますのでお間違えのないようご確認お願いいたします。
それぞれの参加者の申し込みを受け付けします。
参加費は無料です。
★第一弾:蒸留体験オンラインツアー
黒文字について、蒸留について、精油や芳香蒸留水について、画面を通してお話ししていきます。また、実際の蒸留ツアー同様に、クラフトの時間もありますので、そちらもお楽しみに。
日程:
第1回 1/26(水)20:00~
クレイ歯磨き(容器、クレイ、クロモジハイドロゾル)
第2回 1/27(木)20:00~
手指消毒液(容器、クロモジハイドロゾル、消毒用アルコール)
第3回 1/30(日)13:00~
黒文字枝を使ったモチーフ(黒文字の枝、麻紐、ボンド、松ぼっくりなど)
講座時間:各45分
募集人数:10名
お申し込み : 下記申込フォーム又はschool@shirakami.gr.jp
もしくはメッセージください。
締め切り:1/17(教材準備&送付のため)
※Zoomを使ったオンライン講座となります。また、画面を見ながらアロマクラフトの作業をしますので、ある程度の広さ(小学校の机程度)を確保頂きますよう、お願いいたします。
★第二弾:白神クロモジ茶アレンジ活用オンライン講座
白神山地のクロモジをお茶用に破砕したものを使って簡単クッキング♪クロモジのお茶は、実はお茶以外にお料理やお菓子にも活用できるのです!とっても手軽なので、ぜひお試し下さい。
日程:
第1回 1/28(金)19:00~20:30
クロモジ飴(クロモジ茶、砂糖、水飴、温度計)
第2回 1/29(土)17:00~18:30
クロモジ七味(クロモジ茶、唐辛子、山椒、胡麻、ケシの実、柚子、麻の実、青海苔)
第3回 1/30(日)14:00~15:30
クロモジ白玉(クロモジ茶、白玉粉、砂糖、みつ豆パウチ、※絹ごし豆腐;各自で準備※)
講座時間:各90分
募集人数:10名
お申し込み:下記申込フォーム又はschool@shirakami.gr.jp
もしくはメッセージください。
締め切り:1/17(教材準備&送付のため)
※Zoomを使ったオンライン講座となります。また、画面を見ながらお料理をしますので、ある程度の広さ(小学校の机程度)を確保頂きますよう、お願いいたします。
2022冬の雪山と遊ぶ体験塾
1月3日(月)~6日(木)の3泊4日で、冬休みの自然体験塾を開催した。今年は雪が心配されたが、昨年の12月26日から、あれよあれよと雪が降りやまず、ついに開催日の3日には、スキー場も自然学校の周りの田んぼも、真っ白の銀世界になってしまいました。
3日の日は、恒例の餅つきが実施されましたが、自然学校到着後は学校の車やゴミ箱が雪で埋まっていたので、全員で雪かき体験をし、学校の車の前やゴミ箱の雪かきをしました。
その後は雪遊びをしてから、餅付をおこない美味しく食べました。
柔らかくて何個も食べました。
初日、自然学校に行く前に、わさおの家の前から鰺ケ沢港へ、あまりもの風に身体が飛びそうになった。
次の日は岩木山百沢スキー場でスキー教室です。少し吹雪いていて、何回もリフトが泊ったりしましたが、一日券でとても楽しい時間でした。お昼は車の後ろで、インスタントラーメンを作り、おにぎりとラーメンでした。
朝昼夕食と、決められた時間にご飯がでますが、とにかく食べます。お餅もそうですが、ご飯もカレーライス、豚汁、ナポリタン・やきそば、そしておにぎりと食べて食べまくっていました。そして寝床にもどると、ウノのトランプです。薪ストーブの周りは、その日のスキー等の外で使った衣類や帽子を乾かしています。
田んぼの中をスノーシューを履いてスノー田んぼアート作品を作りました。また、かまくらづくりを全員で挑戦しました。とても楽しかったです。
白神スープカレー冬季限定新発売
農家レストラン『しらかみ』は、1月6日~2月28日までの冬季限定で、チキンとビーフの2種類のスープカレーを提供することになりました。
このスープカレーは、チキンが税込み1,200円、ビーフが税込み1,300円で、自然学校の畑で栽培したポテトや人参、かぼちゃを使用している他、白神アロマ研究所より、オオバクロモジの葉の提供を受けて、クロモジ入りのスープカレーとなっています。クロモジは、インフルエンザにも効くという成分が入っており、寒い冬季間の白神にはピッタリとなっています。
また、このスープにあうパンは、今年世界文化遺産「北海道・北東北の縄文遺跡群」に登録された三内・丸山遺跡から発見された酵母菌を使用したフランスパンの一種「カンパーニュ」を使用し、北欧や北海道の寒い地域の「食」をイメージした味に仕上げています。
農家レストランは、予約制で運営していますので、2日前まで要予約で、お出かけください。
時間は午前11時から午後2時までとなっています。
尚、月・火曜日は定休日となっております。
【予約・お問い合わせ先】 陸奥新報掲載記事
電話 : 0173(82)7057
mail : school@shirakami.gr.jp
皆様のご来店お待ちしております。
★冬の白神のトレッキング体験ツアー★
★冬の白神のトレッキング体験ツアー★
①1月9日(日)~10日(月)、②1月22日(土)~23日(日)、③1月29日(土)~30日(日)の
3回実施予定
5名以上で催行予定
対象者:小学校3年生~大人までです。
通常:参加費15,000円⇒9,500円となります。
(宿泊・食事・スキースノーシューレンタル・保険代が含まれています)
スケジュール予定
1日目
-
スノーシューを履いて白神トレッキング
2日目
-
鰺ケ沢スキー場でのスキー教室
冬の白神の里山体験ツアープラン
★冬の白神の里山体験ツアープラン★
1月8日(土)~10日(月)、1月21日(金)~23日(日)、1月28日(土)~30日(日)の3回
実施予定
5名以上で催行予定
対象者:小学校3年生~大人までです。
通常:参加費25,000円⇒14,000円となります。
スケジュール予定
- 1日目
- 白神山地のプレゼンと座学
- 2日目
- スノーシューを履いて白神トレッキング
- 3日目
- 野菜、山菜を使った加工品づくり
年末のお楽しみ・リース作り教室
年末のお楽しみ・リース作り教室
白神自然学校では12月19日(日)午前10時~12時まで
クリスマス直前の『リースづくり教室』を開催します。
クリスマスを前に、玄関や窓の飾り付けやデコレーションに。。。
世界に一つしかないクリスマスの演出をしませんか?
白神の山に自生する植物や樹木から採取した枝葉や種、マツボックリ、
杉の枝を使ったものや、海で拾った貝殻等が材料です。
ご参加希望の方は、締め切りの12月15日までにschool@shirakami.gr.jp まで
『お名前とご連絡先』をご記入の上、お申込みください。
体験料は、1,500円です。
たくさんの参加をお待ちしております。
冬休み自然体験塾プラン★冬の白神の大自然を堪能する子供達を中心とする体験キャンプ★
冬休み自然体験塾プラン
★冬の白神の大自然を堪能する子供達を中心とする体験キャンプ★
2022年1月3日(月)~6日(木)までの3泊4日です。
7名以上で催行予定
通常:参加費30,000円⇒13,600円となります。
対象者:小学校3年生~大学生までです。
(宿泊・食事・スキースノーシューレンタル・リフト代・保険代が含まれています)
内容は、
・スノーシューを履いて森の動物の足跡探し体験
・スキーを履いて、津軽を代表する岩木山を滑る
・冬の白神の里の暮らしを学ぶ(干し餅づくり・餅つき)
・冬の雪遊び、雪だるま、雪合戦体験
・冬の木工品づくり体験を行います。
蒸留体験ツアー報告
8月21日〜22日にかけてクロモジ採取蒸留体験ツアーが開催された、参加者はコロナ禍ということもあり4名でしたが、元気に楽しく開催しました。21日は、クロモジの滝を見学し、夜は白神の座学を実施し、22日の日曜日午前中、黒森の白神自然学校遊々の森に出かけ、クロモジ採取を行い、自然学校に戻り蒸留窯に、採取してきたクロモジを枝と葉っぱを分けて入れ、蒸留作業を行いました。
蒸留中は、木工室で、クロモジの木のクラフト教室を実施し、クロモジの木を輪切りにしたものを電動やすりをかけ、その上にブナの実やクロモジの細い枝などをボンドではりつけて、ペンダント風の飾りをつくり、その裏側に精油をたっぷりたらして、香りを楽しみました。
その後お昼には、農家レストランご自慢の、「白神グリーンカレー」」を美味しく頂き、蒸留窯を見に行くと、水蒸気に混じって、精油と蒸留水がたらたらと落ちています。
参加者は、こういうシーンを見たことがなく、採取してきたクロモジの葉っぱと枝から、蒸留室一杯に香るクロモジの香りに、癒されていました。
最後にこの蒸留水と精油をプレゼントに頂き、参加者は、木工のペンダントと共に、満足して自然学校を後にしました。
とても楽しい時間ありがとうございました。また、お会いできます事を楽しみにしております。
夏休みこどもキャンプ塾2021開催報告(6日目・7日目)
6日目
この日は、海の磯場にいる生き物調査に出かける予定でしたが、台風の影響で、波が強く、予定を変更して、深浦町の千畳敷海岸の散策、日本海と深浦町が一望できる大岩海岸や、灯台の地を散策したが風が強くて、みんな髪の毛が乱れています。
7日目
最終日は、皆で掃除をし、修了式を行い、同じくメダルの贈呈式と、1人1人の感想を参加した子供と、スタッフからの感想も発表し、「ふりかえり用紙」にスタッフからのコメントを添えて子ども達に戻した。
その後、車で今年7月世界文化遺産に登録された三内・丸山遺跡を見学しに出かけ、ボランテイアガイドの説明を受け見学することができた。
最後に新幹線ホームで記念撮影をして、青森を後にした。長期の参加者の皆さん、楽しかったですね。スタッフの皆さん、長期の子供達の安全や、準備にご苦労様でした。コロナ禍での自然体験キャンプでしたが、毎朝、検温、消毒を行い光になるところではマスクを着用し無事故で終えることができました。ありがとうございました。
夏休みこどもキャンプ塾2021開催報告(5日目)
5日目
山の湧き水に手をつけると30秒もすると手が痛くなるぐらい冷たい
白神山地ブナ植樹フェスタin赤石川の植林地に記念の植林を行った。その後、遺伝資源保存林を散策した。最初に「カヌカ」というきのこを発見し、少し採取した。その後は、マタギ小屋のある『青池』にでかけた。赤石川を胴長を履いて川歩きをし、その後急な箇所を登った。このコース登山道はないのですか。の質問に「白神山地は自然だからいいんだよ」と永井校長の話しにうなずいていた。皆、道がついている山しか入っていない。ここは自然遺産である。
夏休みこどもキャンプ塾2021開催報告(4日目)
4日目
この日は、短期組が帰る日。修了式を終え、今回は全員にオリンピックに知なんで、一生懸命頑張った子を選定して全員に、「金」」「銀」「銅」の記念のメダルを差し上げました。
長期の残り組は、鮎とイトウの養殖場の見学をし、その後、県内一高い、くろくまの滝の見学。そして、津軽藩の開祖、大浦光信公の居城、種里城の国の史跡を見学しました。全員で、光信公が、今の弘前城に方に軍配を向けているシーンをして記念撮影しました。
夏休みこどもキャンプ塾2021開催報告(3日目)
3日目
赤石川で、ルーペと白い皿を持ち、大きな石をひっくり返すと、水生昆虫が岩にくっついています。前もって図鑑を持っていき、これは何という生き物だと、確認しながらあてていきました。ゲンゴロウ・、オタマジャクシを発見しました。また、手製の網を使い、カジカ・川ガニ、川エビも捕獲し、夜、焼いて食べてみました。食べた子は美味しいと言っていました。
その後は、鰺ケ沢町のハマナス公園海水浴場で、海水浴を楽しみました。
この日の夜は、バーベキューと花火大会です。短期の子供達は最後の夜を楽しんでいました。
夏休みこどもキャンプ塾2021開催報告(1日目・2日目)
8月1日(日)〜4日(水)の短期と10 日(火)の長期夏休みこどもキャンプ塾を、無事コロナ禍の中開催することが出来ました。今回は、白神山地の落葉広葉樹の森で(白神自然学校遊々の森)で、杉の木を手ノコで伐倒し、その枝葉を落としある一定のサイズにカットして、皮をはぐ作業を体験したり、ハロー白神(ビジターセンター)で白神山地に棲む動植物や虫を調べ、版画にする木工作業や、赤石川に棲む水生昆虫探し、川魚の調査、白神山地でブナの森の復元再生活動の一環で行われているブナの苗木の植林活動を体験したり、遺伝資源保存林のトレッキングや、自然と共生してきたマタギの狩猟場に行く体験、この白神の里、種里城を築いた、大浦光信公の資料館の見学、そして古道を歩く体験等など数多くの体験をしました。プログラムの日程に合わせてご報告します。今回は、国連が定めたSDGsにつながる「自然環境の保全」をテーマにした活動を楽しみながら実施しました。
★持続可能な開発目標 SDGs(エス・ディー・ジーズ)とは. 持続可能な開発目標(SDGs:とは、
Sustainable Development Goals )とは,2001年に策定された ミレニアム開発目標(MDGs) の後継として,2015年9月の国連サミットで加盟国の全会一致で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された,2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。
今回は、15番の山を豊かにする。
>2ページ目(3日目のプログラム) >3ページ目(4日目のプログラム)
>4ページ目(5日目のプログラム) >5ページ目(6日、7日目のプログラム)
1日目
まず、オリエンテーションを行い、参加者の自己紹介と、スタッフの自己紹介、そしてプログラムの確認と自然学校のルールを発表し、その後、宿泊用のテントづくりです。初めてのテントづくりに、スタッフの援護を受けて無事完成です。
その後は、入浴タイムを得て、この日の夕食を食べて、ふりえり用紙を記入して21時には就寝しました。
2日目
朝7時からは毎日ラジオ体操です。さぼると朝食は食べられません。?
小森地区から黒森地区の殿様の井戸まで6㌔m歩き、最後は殿様になった気分で、湧き水を頂いた。
この日の午後は、黒森の『白神自然学校遊々の森』での伐倒体験です。木を守る為には木の手入れが必要で、日光が入ってくるように、徐間伐作業を行います。今回は、木と木の間の空間を空ける作業を手の子で行い、その木の枝葉を落とし、近くの作業場に積み上げました。
終わったら、お腹ペコペコで、お昼のおにぎり弁当がとても美味しかったです。その後のスイカも美味しかったです。毎日、スイカを食べました。
2021.07月クロモジ蒸留体験ツアー開催報告
7月10日(土)~11日、一泊二日のクロモジ蒸留体験ツアーを実施した。
参加者は、10日午後、白神自然学校に集合し、この日は軽いオリエンテーションを行い、クロクマ滝見学に訪れた。この日は午前中、雨もあり、水量豊富なくろくまの滝に圧倒した参加者は、高さ86mにびっくりしていました。
その後、自然学校で簡単なアロマ講話をし、アロマ風呂に(クロモジ風呂)に入浴し、ご自慢の郷土料理を食べながら、終了後はアロマとヨガのビデオ鑑賞を楽しみ、サシェ(くろもじの匂い袋)を枕元や芳香スプレーを楽しみながら、睡眠となりました。
翌11日は、朝9時前後から、支度をしてからクロモジ採取に出かけました。
クロモジの採取の採り方の説明を受けてから、参加者はペアーを組みながら採取をしました。
ハサミを入れると、ほのかなクロモジの香りがします。枝葉をいれる袋の中は、クロモジの香りで一杯になります。約、1時間30分ほど採取をし、途中、棚田を見学し、白神自然学校に戻り、窯入れ作業を実施し、昼食を白神グリーンカレーと、みそ貝焼き定食に分かれて楽しみ、その後は、乾燥したクロモジの輪切りで、色々な自然の素材をくっつけたクラフト教室を行いました。
参加者は、蒸留水と精油の入った芳香水をプレゼントにしての蒸留体験を楽しみました。
今回は、札幌市・東京都・県内と参加者5名でしたが、とても楽しい時間をすごしたと感想を述べていました。引き続きもう一回9月頃蒸留体験ツアーを企画したいと考えていますので、楽しみにしてください。
参加者の皆様、ありがとうございました。
参加者の皆様、ありがとうございました。また、どこかでお会いしましょう。
白神自然学校の春行事
このゴールデンウイーク、白神自然学校では、雪囲い外しや、今年の冬に向けての里山の木を伐って薪割り作業を実施した。若いniceのワークキャンプに参加した社会人と学生達は、すべて始めての経験でしたが慣れも早く、とてねスムーズに作業を終えました。
ブレークデイーには、十二湖にでかけ、青池のエメラルド色の青や、わき壺の池をみて、白神の水の抹茶を頂き、十二湖入り口の静観荘の1000円のおもてなし定食に、すきっぱらを満たし、不老不し温泉に入浴してきました。
★白神アロマ蒸留体験ツアー (一泊2日)
《7月17日(土)~7月18日(日)》一泊2日・ 日帰り(参加最少5名以上)
17日15時30分JR鰺ヶ沢駅集合→白神自然学校へ 簡単な講話あり 夕食
クロモジ入りの入浴→宿泊
18日、10時自然学校集合→午前中、クロモジ採取(現地昼食)→午後、自然学校に戻り抽出作業→夕方(蒸留水を使った入浴)→ベジタリアンな食事(夕食)→
精油やルームスプレーを使った睡眠(オプションでアロママッサージ有り)
午後15時終了後→JR新青森駅まで、送迎あり
★ 18日、午前、クロモジの採取体験。その後窯入れ、白神アロマの講義⇒昼食(グリーンカレー・金の鮎定食・釜めし) その後解散
宿泊費と参加費+講義費用込み+送迎付きで15,000円(食事4食、蒸留水・保険代・送迎・講義資料付き)
- 18日のみの日帰りの場合は、当日の朝、7時青森駅ラビナ前集合
5,000(昼食代・蒸留水・保険代) 送迎希望の場合は+2000円)
★白神アロマ蒸留体験ツアー (一泊2日)
《7月10日(土)~7月11日(日)》 一泊2日日帰り (参加最少5名以上)
10日15時集合→クロクマの滝→夕食→講話→宿泊
11日、9時自然学校集合→午前中、クロモジ採取(現地昼食)→午後、自然学校に戻り抽出作業→15時解散
(精油やルームスプレーを使った睡眠(オプションでアロママッサージ有り)
★ 11日、午前、クロモジの採取体験。その後窯入れ、白神アロマの講義⇒昼食(グリーンカレー・金の鮎定食・釜めし) その後解散
宿泊費と参加費+講義費用込み+送迎付きで13,000円(食事3食、蒸留水・保険代・送迎・講義資料付き)
- 11日のみの日帰りの場合は、当日の朝、7時青森駅ラビナ前集合
5,000(昼食代・蒸留水・保険代) 送迎希望の場合は+2000円)
2021冬休み自然体験塾の開催報告
1月3日(日)~1月6日(水)3泊4日の冬休み自然体験塾は、コロナ禍で開催が危ぶまれましたが参加者の熱い思いで、開催にこぎつけました。
参加者は、検温・消毒・マスクの励行をしっかりやりながら、互いにソーシャルデスタンスを取りながらのプログラム実施でした。
1日目は、オリエンテーションを終えた後、子供達は自然学校の駐車場の除雪作業を手伝いました。
軽トラックの荷台に積もった雪を取り、運ぶ作業や、シャッターの前の積もった雪片付け等です。
終わったら、大型除雪機で片付けた雪山の上から、除雪用のダンプとそりを使って滑ったり、雪合戦を楽しみ、夕方からは餅つきです。代わりばんごとに、全員が持ちを付き、その後は丸く丸めて、この日の夜は、黄な粉やあべかわ餅、納豆等、様々な形で餅を食べました。
結構食べた人もいましたね。
2日目は、スキー教室です。岩木山の裾野に広がる百沢スキー場で滑りました。時折吹雪で前が一瞬に見えなくなりましたが、全員ここ数年来ている子供達で、すっかり滑れるようになりました。コーチの腕がいいんでしょうね。?
リフトもしっかりペアーで乗り、滑ってきます。
お昼は車の荷台で鍋にラーメンと、おにぎりセットです。滑ってきた後なので「腹が減った」と叫びながら、少し早めの昼食でした。身体の中から温まり、午後また、スキーでした。各自がリフトに一人で乗ってくれるので、コーチとしては、自分のスキーを楽しめました。今までの中で、こんなに自由に滑ったのは初めてです。参加した子供達ありがとう。
宿(くまげらの家)にもどれば、美味しい夕ご飯です。大きな風呂に入り、みんなが大好きなカレーライスです。3倍もお替りした人も誰とは言いませんが、食べてその後は、寝床で、ウノです。
3日目はスノーシューを履いて工作用の杉の枝葉の採取や、たいまつ用の木の棒を取りに行き、屋根の雪で倒れた煙突の補修作業もやりました。
今回は、遊び体験ではなく、北国の暮らしを体験する内容になってましたね。
ストーブに燃やす薪運びを何回かやりましたね。
また、リースづくりをしました。材料は全部近くの里山から採取した松ぼっくりなどです。、燻製づくりも体験しました。ビーフジャッキー・スペアリブ・ベーコンです。冷燻でいぶしました。
初めての作業でした。
もう少し寒風にさらせば完成です。
夜、夕食を済ませるとキャンプファイヤーと花火大会です。それからたいまつを作ってたので、学校の周りをたいまつ行進です。今回は、たいまつも作ってあるのではなく、自分達でmyたいまつをつくって火を灯しました。花火やたいまつは暗闇に明かりが届くと、とてもきれいに見えます。夏の夜とは違った美しさが見えました。
この日は、その後にお風呂に入り、ふりかえり用紙に、一日の思い出を書き込みました。
4日目は、学校の中の掃除をしました。あみだくじで掃除場所を決めて実施しました。また、身近かったけど修了式をおこない、今回の参加の感想を発表しあった。また、食事を担当した神 悦子さんからは、きれいに食事を食べて頂いて、とてもうれしいと挨拶があり、帰ったら勉強も頑張ってもらいたいと述べました。最後に代表のながせんから、スキーが美味くなった事や、一人一人の成長が見えた冬休み自然塾だったとの報告がありました。
自然学校の前での記念撮影と新青森駅改札口でも最後の写真を撮り、終わりました。
また、今年の夏にお会いしましょう。それまで さようなら !
冬の燻製づくり
ついに冬の燻製づくりに挑戦した。10数年ぶりの挑戦です。本当は鮭とハタハタが大量に捕れる事を想定しての庁瀬でしたが、今年はどうも鮭もハタハタも不良で、安価な価格の物が中々手に入らないので、諦めて牛のもも肉でビーフジャッキー。豚のスペアリブの燻製と、ばら肉を使ったベーコンの燻製に挑戦した。チップは、さくらにした。多くのスパイスと野菜を混ぜて漬け込み、血肉をしてからのいぶしです。以前は、臭いがすごいので、野犬に道路まで網ごとひきづられて食べられてしまいました。
今回はリサイクルショップで、猫の籠を購入して、金網とブルーの網の二重にして、いぶした後、網にいれていぶしました。年始にはもう一度いぶしたいと思っています。
お味は、お楽しみとして、今は天日干しです。
リースづくりにチャレンジ
今年はコロナ禍で中々外出もままならない時です。家族でクリスマスは外で飲食をしながら、ケーキを食べながら、思い切って笑いあいたいと思うのは世界の国民感情ですが、今年はひかえた方がいいですね。以前、冬に訪れたスウェーデンでは、ウンドウにきれいな明かりが綺麗でした。
今回は鰺ケ沢町に住む、小さなお子さんを持っているお母さんたちに集まってもらい、地元の山から採取した松ぼっくり、ブナの種、お茶の実、杉の枝、ムラサキシキブ、この間訪れた沖縄県の海から拾ったサンゴ礁などを課さりつけに使用しました。
とても楽しくあっという間に、午前がすぎてしまいました。
家族で楽しいクリスマスを楽しんでください。
来年はいっぱいリースづくりに挑戦できればいいですね。
2000年北欧の中心地スウェーデンのストックホルムに出かけた時、北欧の人達の暮らしを学びました。
共に北国の暮らしが一緒ですね。
2021 冬の雪山と遊ぶ体験塾
開 催 日: 2021 年 1月 3日(日)~6日(水) 3泊 4日
参 加 費: 10,000 円(授業料、保険料、宿泊費、食事代等含む)※交通費は別途かかります。
募集人数: 小学生 ~中8名(先着順:早めに申し込みをお願いします)
申込方法: 電話・ FAX ・メールにて、事務局へお願いします。 【申込期限: 12 月 1日( 日)】
≪主な日程≫
3日(日 ) 11 :30 新青森駅⇒白神自然学校 ⇒オリエンテーション ⇒雪合戦 ⇒餅つき大会
4日(月 ) スキー教室 (百沢スキー場 )⇒温泉入浴
5日(火 ) スノーシュー ⇒木工品づくり⇒ソリ体験⇒松明歩き
6日(水 ) 学校内掃除 ⇒ 修了式14 :00 新青森駅
≪特記事項≫ ・初日は、集合時間までに昼食を済ませて下さい。
・スキー板・ストック・スキー靴の3点セットは自然学校で用意します。
・スキーウエアは各自持参して下さい。スキーウエアのレンタルも可能です(料金別途)。
秋の楽しみきのこ狩り
今年も10月、キノコ狩りに出かけた。白神山地のブナの木は種をつけ、熊がたくさんいるのではと警戒しながら、きのこを探しに、いつもの所にでかけた。あいにく予定していた「なめこ」はまだで少なく、その前のサワモダシのキノコが最盛期だった。天然のサワモダシとお店で売っている物とは、比べようがないくらいカサの大きさが違う。もちろん味も違う。この時期、朽ちた木々に、キノコのかたまりを見つけると心が躍る気持ちは誰しも一緒である。白いカヌカはたくさんあり、肉炒め用に採取した。
何せ、米30キログラムぐらいの量を背負って山から下りてくるわけだから、大変です。戻ってからの処理も大変、これは山菜全般の事ですが、これをやると一年中食べられる。
白神の天候が今年は9月頃まで暑かったせいか、これからがナメコの時期になるだろう。
青森市立南中学校の白神山地での修学旅行が行われた
令和2年10月6日⦅火)青森市立南中学校3年生の生徒さんが、津軽の殿様の古道トレッキングと白神遊々の森での植林体験に来ました。両方で90名近い参加者でした。植林体験は黒森地区の遊々の森で、ミズナラの苗木を植林し、黒森林道をトレッキングして、杉の樹を一本手ノコで伐倒した後、手ノコで枝落とし作業を体験し、林業体験も少ししました。
古道探検の生徒さんは、大浦光信公の資料館に入り、展示資料から津軽藩の始祖が、岩手県の久慈市から来た事に驚きの声をあげながら、周辺の豪族と合戦をし、どんどん勢力を大きくし、種里城より、今回の古道を通って、百沢街道経由で、元津軽中学校の下にある大浦城に居城を構え、津軽平定を伺い、堀越城、そして五代の為信公によって、弘前城が建てられた旨のお話しを伺い、津軽がどうして出゛着ていったか、短時間で解説を受け、館内の城後の資料や、代官所のレプリカを見学して、古道の散策に移動しました。約1時間30分、事故なくみんな元気で、歓声が山にコダマしながらのにぎやかな散策となりました。途中、川を渡る為の臨時の橋も笑いながらの楽しい思い出になりました。
最後は黒森地区の「殿様の井戸」を見学し、殿様もここで小休憩したのかと思いをはせながらの散策となりました。
楽しい思い出になったかどうかはわかりませんが、古道散策も、植林も結構歩いたので、疲れた事と思います。ホテルの♨で疲れをいやしたことでしょう。
地元青森県の誇る世界自然遺産の地、鰺ケ沢町で県内の中学校の修学旅行が行われたのは初めてだと思いますが、とてもいい経験になったのではと思います。また、個人や家族でもお越しください。
お疲れさまでした。
2020夏休み自然体験塾開催報告
8月10日(月)~8月16日(日)まで、短期・長期の自然塾を開催した。コロナウイルス感染拡大中での開催でしたが、新しい生活ルールを守り、朝と夕の検温から始まり、移動中はマスク着用、手洗い・消毒をスタッフ・参加者全員が励行しての開催でした。
スタッフのチェックと子供達の協力があり、無事故で開催できありがとうございました。
今回はクロクマの滝を久しぶりに見ることができた事。また、白神自然学校遊々の森での伐倒体験、マタギ小屋のある青池も久しぶりにいけた事。バーベキュー・花火・海水浴等、とても楽しい共同生活でした。特に大学生と中学生・小学生の楽しい会話とプログラムの取り組みは、子供達に大きな希望をもたらした事は、間違いないと思います。引き続き、2021年冬のスキー企画も実施してまいります。
2020年天狗岳登山
7月24日四連休の2日目、天狗岳(957.9m・ 深浦町)は、天気は曇りでしたが、雨も降らず、まずまずの涼しい登山でした。往復6時間10分のトレッキングでした。赤石渓流線の通行止めが5年以上もあり、中々天狗岳登山は久しぶりとなりましたが、仙台市からのお客様が100名山挑戦を目指しており、是非という事で出かけてみました。登山道は結構草が伸びていて、初めての人は迷い気味かもしれません。特徴的にアップダウンの道で眺望がいいところが少ないのが特徴です。しかし、途中、ブナの実がついていました。また、熊の爪痕があちこちにありました。頂上は、ガス化していたので、以前行った時の画像と対照的に右側に張り付けておきましたので、天気が晴れてたら、核心部分の秋田側のブナ林が、南側によく見えます。
前の日のつがる市のベンゼ湿原の散策も、とてもすがすがしい天気で楽しかったです。
津軽発祥の始祖、大浦光信公の古道を歩くツアー第二段開催報告
7月19日(日)9時に光信公の館前の駐車場に集合した、参加者20名は、ラジオ体操した後に光信公の館の特別展示を見学し、種里城の史跡や、光信公の出兵に思いをはせ、施設見学を楽しんだ。
約40分程度の施設見学を終えて、一路、小森橋を通り地区の村社、熊の神社の前で、光信公が鬼袋から、川を渡ってここに出てきた話しをしました。
そして、小森林道に入っ行ったら、小雨が落ちてきて、あれよあれよで雨粒が大きくなり、古道を歩いている間降ってました。しかし、黒森の出口に着くと「ぱっと」雨が止み、参加者全員、大喜びです。
この日は、その後に黒森の「殿様の井戸」で、水のわき出でる冷たさに、記念撮影などをして、元の種里城駐車場までもどり、名物「種里城弁当」を食べました。
参加者はとても楽しかったと述べ、次回の開催日はいつですかと聞いてきました。
次回は9月頃に開催予定で、白神自然学校のホームページのカレンダーでご案内します。
現在、光信公の館では入部530年記念展示が行われてたいて、参加者は古道探索の前に施設見学で知識を満タンにした。
津軽の殿様古道トレッキングツアー開催報告
7月5日(日)津軽藩の始祖、大浦光信公が辿ったであろう古道を8名の参加者で歩いた。参加者は、入部530年特別展が開催されている光信公の館の施設展示を行い、その後、史跡前を出発、小森大橋を渡り(赤石川小森地区を経過し、途中、熊野神社の説明をうけ小森林道に入り、途中から恩愛沢の川を渡り、古道へと入って行った。参加者は、馬二頭が並んであるいたといわれる古道の広さに驚きながら、当時をしのびつつ、大畑山の神社が昔は山の上にあったが、高齢化の為に、下におろした話しや岩木山とけんかして大畑山が負けた民話の話しをしながら、和気あいあいとトレッキングを楽しんだ。途中きつい坂もありましたが、景色がいいところでは、足を止めて雄大な景色を眺めつつ、昔殿様も見ただろうねと冗談をいいつつ、進んだ。様々な景色の展開と、意外と古道らしさが残っていることに参加者は色々おもいをさせながらの2時間半のトレッキングのゴールは、黒森地区の殿の井戸です。いまでもこんこんとわき出でる沸き水の冷たさに、手を入れながら、トレッキングの疲れをいやしていた。また、途中小雨も舞う為に今回は、光信公の館前の休憩所まで、戻りその中で、今回発売された種里城弁当を味わった。皆さんとても美味しと声をあげてくれた。お疲れさまでした。また、7月19日も第二弾があります。
種里城弁当記事 東奥日報社 むつ新報社
JAL Local Gate白神山地プロジェクト第二弾(深浦町)
日本航空 地域活性化推進部のプロジェクト「JAL Local Gate」メンバーの社員7名は今回は、1月29日~30日の一泊二日で深浦町に訪問してくれました。今回は本社の役員の方も2名特別参加し、とても盛り上がりました。初日参加者は鰺ケ沢町の白神美水館を表敬訪問し、太田正光社長(鰺ケ沢町商工会会長)さんから、白神山地のお話しを伺い、「白神の水」をいただきました。その後深浦町に入り、先ずは食事処セーリングで、マグロの定食をいただきました。マグロの皮・胃袋、そして深浦ニンジンの和え物や、深浦雪下ニンジンを使った名物シチューを頂きました。その後、西暦807年、征夷大将軍坂上田村麻呂が建立したと伝えられる真言宗円覚寺を訪問し、古来から澗口観音として信仰を集めた祈願寺で、嵐の中から生還した船乗りのチョンマゲが多数奉納されている展示や、北前船の絵馬や、国重要文化財「薬師堂内厨子」、国重要有形民俗文化財・日本遺産の資料を観覧しました。
その後は、十二湖のスノーシュートレッキングツアーに出かけたかったのですが、あいにくの雨で傘を差しながらスノーシューは履かずにトレッキングを実施しました。青池は今春の山開きを前に改修工事の最中でしたが、沸壺の池から鶏頭場の池まで、約1時間半をかけて歩きました。途中、自然林の雪道の散策も経験し、宿泊先の不老ふ死温泉に向かいました。
次の日の朝は、9時から深浦町役場で、深浦町の観光課主催の意見交換会を開催し、深浦町観光協会、ホテル・旅館組合の皆様と、1時間ほど意見交換を実施しました。最初に深浦町の菊池雄司副町長からご挨拶を頂き、JALチームと地元参加者の自己紹介、そしてJALチームから質問が多数出されました。特にインバウンド人口や、どの国から訪れているかの情報交換を行いました。その後、深浦町のイカ焼き村(道の駅)を視察し、青森市に向かい、青森県観光連盟を訪問し、高坂 幹専務理事と懇談、青森県の現在の観光の実態のお話しを伺いました。
その後、青森魚菜センターで昼食として、のっけ丼をいただきました。
午後には、八甲田ロープウエーの蛯名正晴社長さんから、八甲田ロープウエーを利用しているインバウンド人口と、どの国から訪れている、課題点は何かなどの情報交換をしました。最後に、当プロジェクトの目的である、冬季の白神山地エリアの更なる誘客、交流人口拡大にむけてメンバーが作成した企画案の方向性について意見を求められ、意見交換を行い解散しました。
大変タイトなスケジュールでしたが、とても有意義な内容の研修となりました。今後、彼らの提案をブラッシュアップして、実行可能な企画案に磨いていくことに協力していきます。
JR深浦駅で下車して、深浦町役場に向けて歩いて3分ぐらいにある食事処セーリングでの食事風景
ちょんまげを切って海運を祈った。北前船の絵馬
雨の十二湖の青池、ブナの原生林、沸壺の池周辺の散策風景
30日深浦町役場での地元関係者との意見交換会
青森市内の魚菜センター内でののっけ丼はチケットを購入し、各自が自由に選ばれる魅力がある
2020 冬の雪山と遊ぶ体験塾
開催日:2020年1月3日(金)〜6日(月)3泊4日
参加費:15,000円(授業料、保険料、宿泊費、食事代等含む)
※交通費は別途かかります。
募集人数:小学生〜中学生 8名(先着順ですのでお早めにお申し込みをお願いいたします。)
申し込み方法:電話・FAX・メールフォームにて、事務局へお願いいたします。
申し込み期限:12月1日(日)
【主な日程】
3日(金)11:30 新青森駅→白神自然学校→オリエンテーション→餅つき大会
4日(土)スキー教室(百沢スキー場)
5日(日)スノーシュー・雪合戦
6日(月)リース作り→修了式→15:00新青森駅
<特記事項>
・初日は集合時間までに昼食を済ませてください。
・スキー板、ストック、スキー靴の3点セットは自然学校で用意します。
・スキーウェアは各自持参してください。スキーウェアのレンタルも可能です。(料金別途)
JAL Local Gate白神山地プロジェクト始まる !
日本航空 地域活性化推進部では、地域活性化の取り組みを部署横断で取り組むプロジェクト「JAL Local Gate」を起ち上げ、その第二弾として白神山地での取り組みをスタートさせました。JALグループ会社の社員7名で構成されたチーム白神が、11月10日から一泊二日で白神自然学校一ツ森校を訪問してくれました。
守るべきところは守り、自然遺産を利活用できる所は、どう活用するのか、何が課題かなどを、日本航空の白神が大好きと、手を挙げたインフルエンザ組が、これから半年間、赤裸々に議論してきます。
今回は、打合せを除いて第1回目です。
先ずは朝一番の飛行機で飛んできて、お昼ごはんは、白神自然学校の農家レストランで、地元の食からということで、白神グリーンカレーを召し上がりました。
その後、すぐに赤石渓流線を白神ラインまで上り、赤石大橋の「遺伝資源保存林」のトレッキングをしました。
ここは現在倒木があり危険な個所もありますが、白神山地を知るということで、トレッキングを楽しみました。
澄み渡った空気と、落葉した森は遠くまで見える感じでしたが、参加者は熊の爪痕や木々の種類、コケの特徴等を白神自然学校代表の永井雄人から聞き、約1時間半ぐらい説明を受けながら歩きました。その後は、世界遺産のゲートを横目に、クロクマの滝を散策し、白神自然学校に戻り、この日は農泊体験を楽しみましだ。
次の日の朝は、ブナ教室で、昨日訪れた白神山地の位置情報や特徴、エリアの話しや動植物の種類などを学びました。
その後は、宿泊先でも農家レストランでも、基本は薪ストーブですので、薪わり体験、そして季節がらリース作り体験を行い、自然にある素材を使った想像力溢れる体験を経験しました。
お昼は鯵ケ沢町の名物、ヒラメのづけ丼を食し、午後、鯵ケ沢町役場で加藤隆之副町長を表敬訪問し、夕方の飛行機で全国に戻りました。この仮称「JALの白神ファンクラブプロジェクトメンバー」はこれから来年の4月までの半年間、白神山地を訪れ、リサーチしながら、白神山地のthe discovery(デスカバリー)を提案してくれる事を期待しています。
地元の私達も当たり前に、色々な形で受入れの為の、プログラムを用意し、コンテンツを磨いたり、プロモーションをしています。しかし、そうしてやっているのですが、そこに何かまだ、可能性のある玉手箱があるかも知れません。
2019アピオあおもり秋祭りの開催報告
恒例のアピオあおもり秋祭りが、11月9日(土)開催された、「人生100年時代をいきいき輝く~コンピューターおばあちゃんVSソウルフードおばあちゃ~」の対談もあり、大盛会のイベントとして一日で終了した。 白神自然学校一ツ森校としても、「農家レストラン しらかみ」から白神グリーンカレー・白神まん、アップルパイを持参し、すべて完売することができた。
特に催しは、男女共同参画フェステバルとしての催しコーナーも多く出展していた。特に注目したのはアロマの出展が多かった事と、季節がらリースづくり等が話題性があったことです。
また、来年度出展しますので、是非、お出かけください。
津軽大浦光信と種里城の歴史街道に触れよう! 報告
種里城主大浦光信公が通ったとされる古道のトレッキングツアーを実施しました。
10月20日(日)朝9時に光信公の館駐車場に集合した参加者は15名です。青森市内や弘前市内からも参加されました。本来は13日に実施予定でしたが、台風19号の影響を考えて延期しツアーを実施した。参加者は15名、最初に光信公の館を見学し、資料を見学し、種里城の歴史や光信公について学んだ。
この日は、赤石渓流祭りも開催されており、とても賑やかな朝でした。また、開館も本来なら10時でしたが、9時から開館ができた。
その後、9時40分駐車場を出発した一行は、小森橋を渡り、小森地区へ移動した。地区内にある熊野神社の前で、今はこもり橋を渡ってきたが、昔は、種里城の前の町道が赤石川であり、鬼袋地区から、一番浅い川を歩いて渡り、この神社の横にでてきていたとの話しを聴き、今の小森林道に入っていった。
林道に入り、一番先に右側に小さな鳥居が見えてきたが、この鳥居は、大畑山の頂上にあった鳥居を下まで下げて、この場所に移動した話しを聴いた。
その後、左の恩愛沢に行き、手製の橋を渡り、古道に入っていった。最初は前の日の雨で少し濡れていたが、急な坂を上りだんだん歩きやすい古道が見えてきた。参加者は、「昔 馬二頭が並んでいった」と言われた古道の幅に、「そんな感じがする」と話しをしなから上っていった。
参加者の声、「きついけど、殿さまは歩かないだろう。馬かカゴに乗っていたのでは」の話しに一同笑いが起きた。
山を削った古道のイメージを感じながら、参加者は、3㌔ほど古道を散策した。途中、右側に大畑山を横目に見ながら、かなりの上に登ってきたんだなぁと感想を漏らしながらのトレッキングだった。
黒森の杉木立にでて、岩木山の頭が見えた時は、皆さん初めて見る岩木山の頭に、この位置で見る岩木さんは初めてだと、感動していた。その後、黒森の山神神社の前を通り、「殿の水」を訪れ、光信公が、ここで水を飲んだ場所の看板を見て、その場所を訪れ、昼食を取った。
今回のツアーはここで終了となった。ちょうど2時間20分のコースである。
この先は、松代にでて、岩木山の脇を、百沢街道に繋がっていき、旧岩木町の大浦城へと繋がっていくとの話しに、ロマンを感じた。
今回は、このコースでしたが、今後は、種里城から、種里八幡宮の脇から、深浦町の大童子川や岩坂地区方面への古道や、赤石城や赤石渓流地区の、光信公の関係した場所を巡るツアーや御廟所を巡るツアーや、旧大浦城→堀越城→弘前城を巡る津軽の歴史を巡るツアーを企画してみたいと考えております。その都度2020年はホームページ上で表示していきたいと考えております。
お楽しみして頂ければ幸いです。今回の参加者の皆さま、大変お疲れ様でした。
最後は、黒森地区の山神神社を通って、殿様の井戸の前がゴールとなります。参加者は、ここで農家レストラン しらかみで用意してもらった、おにぎり弁当を頂き、迎えの車を待ってこの日のツアーを終了した。
ここからは、松前を通過して、嶽地区、そして、百沢の岩木山神社と、昔の百沢街道へと繋がっていく。
今回は、短いコースでしたが、来年以降は、種里八幡宮から、西浜海岸の西浜街道へ抜けたコースや、殿様の井戸から、旧大浦城までのツアーや堀越城を巡って、そして今の弘前城までを巡るツアーも企画し、津軽発展の足跡を辿ってみたいと考えております。随時、白神自然学校のホームページでご案内していきますので、お見逃しなくチェックしてみてください。初めてのツアー参加者の皆さまご苦労様でした。
高齢介護施設における高齢者のリフレッシュ体験事業
令和1年9月25日(水)~26日(木)の二日間、五所川原市の社会福祉法人若菜会(特別養護老人ホームあかね荘)理事長 飛嶋 献氏で、高齢入居者とデイサービスを利用している高齢者を対象とした、白神の環の精油(地元の里山の香り)を使ったリフレッシュ体験の実証実験を行いました。
最初の日、まずはリフレッシュルームとして、世界遺産白神山地の写真を大きな緑のカーテンにした部屋をつくり、その中で、入居者に三種の精油(杉・ヒバ・クロモジ)の香りを嗅いでもらいました。
特に長く入居していると五感(視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚)が弱くなると言われていますので、先ずは白神山地の映像と緑のカーテンの部屋で、森に出かけた気分になってもらい、スギ・ヒバ・クロモジの香りを嗅いでもらいました。
映像を流しましたが、この時に白神の山の中で収録した滝・川・ブナの葉っぱがゆれる音も一緒に流して、ブナ林の中にいる雰囲気になってもらいました。
その時に、頭の上にから、部屋全体にルームスプレーを杉・ヒバ・クロモジの精油の香りの時に、シュ・シュ」とかけて、部屋全体が、まさに森の中にいる感じです。また、最後のクロモジの香りとルームスプレーの時は、クロモジ茶を飲んで頂きました。
入居者からは、「私は花が好きで、よく山に行ったものだ。その時の思い出がよみがえった」とか、別な方からは「山歩きが好きで、よく山にいった思い出がでてきた」とか、「そうだ ヒバだ」と普段は施設の中では嗅いだ事のないいい香りだ」とか、「昔、営林署の作業員して、山に木を伐りにいった時の事が思いだされた」とか、クロモジ茶を飲んでた方からは、「美味しいお茶だ。これ何のお茶」と聞いてきて、クロモジという名前は知らなかったが、地元の人は「トリコシバ」と言ってました。と答えたら、知ってるとか、とてもニコニコした会話が弾みました。
五感が刺激されたのか、とてもいい顔になったのが印象的でした。
今回は、その他、おむつ交換時の時の芳香剤を作ってきたので、介護士さんがおむつ交換時に使ってもらう事としました。
また、入居者がお昼ね時間帯に、枕元で香りを楽しんでもらいたいということで、サシェ(匂い袋)を用意し、袋の中には杉の場合は、スギの枝葉の破砕した木くず、ビバはヒバの枝葉の木くず、クロモジの場合はクロモジの破砕した木くずを入れ、精油を数滴垂らして香りを楽しんで頂き、ゆっくりしてもらおうと考えました。
今回は、公益財団法人キリン福祉財団の助成事業として実施しましたので、アンケートをお願いし、最終的には、入居者から聞き取りという形で、まとめたいと思っています。
精油は、好きな若いファーンの方がいっぱいいますが、これからの高齢化社会の中で、多くの皆さんにもこの香りを楽しんでもらいたいという思いで、初めて高齢者施設で実施しましたが、笑顔で大変喜んで頂き、実施して良かったと思っております。
特別養護老人ホームあかね荘の飛嶋 献理事長さんや、園長先生、施設長並びに、介護士の皆さまには大変お世話になりました。
また、喜んでリフレッシュルームにおいでいただいた入居者の皆さまにも感謝します。
まだ、アンケートは届いていませんが、今後、この意見を活かして、県内でまた、引き続き実施できればと思っております。
また、お会いできることを楽しみにしております。ありがとうございました。
ご協力ありがとうございました。皆さままた、お会いしましょう。
津軽大浦光信公と種里城の歴史街道に触れよう!
種里城主大浦光信公が通ったとされる古道のトレッキングツアーを実施します。
【大浦光信と種里城(鯵ケ沢町・国史跡)】
白神山地の北の玄関口、鯵ケ沢町の赤石渓流の入り口、種里地区には、延徳3年(1491)、久慈郡(岩手県久慈市)の領主・南部光信(大浦光信)が入城した種里城があります。
三戸南部氏が安藤氏(安東氏)との抗争地帯であった津軽西海岸の掌握をはかるため、一族の光信を種里に派遣したとされています。
光信は、文亀2年(1502)に、津軽平野内陸部の岩木山麓(岩木町)に大浦城を築き、子の盛信の居城としました。光信自身は大浦氏の初代として種里城にとどまり、大永6年(1526)に死去。種里城内に埋葬されました(光信公御廟所)。その後は大浦城が代々大浦氏の居城となり、種里城は支城として江戸時代初めまで使われました。
文亀2年(1502)に大浦光信が築城。城は、文禄3年(1594)に大浦為信が堀越城に移るまで、光信の子の盛信・政信・為則と、代々大浦氏の居城となった。
一報弘前市には、「堀越」という地名があります。
大浦城(弘前市大字五代)の城主であった「南部右京亮[うきょうのすけ]」為信(後の弘前藩初代藩主津軽為信)は、16世紀後半(約440年前)に、津軽を支配していた南部氏から独立を図ります。この頃から再び、「堀越」の地名が現れ始めます。
弘前藩が享保16年(1731)に編さんした弘前藩官撰史書『津軽一統志』によると、元亀2年(1571)、為信は堀越城から石川城(大字石川)の城主南部高信を奇襲し、石川城を攻め落としたとされています。その後、為信は大光寺城[だいこうじじょう](平川市)や浅瀬石城[あせいしじょう](黒石市)を攻略し、天正19年(1591)頃までには、「津軽右京亮」為信として豊臣秀吉より大名として認められ、領地安堵を得ることとなりました。
【堀越城(弘前市・国史跡) 】
大浦為信は南部氏の支配から独立し、天正18年(1590)に豊臣秀吉から津軽郡支配を認められて津軽氏を名乗った。為信は居城を堀越城に移しました。
文禄3年(1594)、為信は堀越城を改修し、大浦城から居城を移します。その後堀越城は、弘前藩2代藩主信枚が高岡城(後の弘前城)へ拠点を移す慶長16年(1611)までの17年間、津軽氏の居城として栄えました。
しかし、家臣の反乱で本丸が陥落するなど、軍事面からみると堅固な城ではなかったようです。
【弘前城(弘前市・国史跡)】
初代藩主・津軽為信が築城を計画し、2代信枚に引き継がれた。慶長16年(1611)に堀越城から居城が移され、幕末まで代々津軽氏の居城となった。
【現在の弘前城への経路】
はじめ種里(西津軽郡鯵ヶ沢町内)に住し、のち大浦(弘前市内)に移り大浦氏を名乗った。そして、光信から五代後の為信が大浦城を本拠として津軽から南部氏の勢力を一掃し近世大名として津軽氏と称するようになったものである。元亀2年(1571年)、その口火を切る南部氏郡代の居城石川城攻略の前線基地となったのが、堀越城である。
堀越城の歴史は、南北朝時代の建武3年(1336年)北朝方の武将曽我貞光が堀越に楯を築いたことに始まる。草創時の規模やその後の変遷は不明であるが、為信の実父という武田甚三郎守信の居城となり、更に為信が領知することになったといわれる。
天正18年(1590年)、豊臣秀吉に拝謁して津軽の領有を認められた為信は、文禄3年(1594年)本拠を大浦城から堀越城に移し、あわせて家中諸士、神社仏閣、商家なども堀越へ移住させた。これは、政治及び経済面での領内支配強化のためといわれる。しかし、家臣の反乱で本丸が陥落するなど、軍事面からみると堅固な城ではなかったようである。
このため為信は新城の建設を計画し、二代藩主信枚が慶長16年(1611年)高岡(弘前)に居城を移し、津軽氏の本城としての堀越城の役割は終わった。
堀越城は平城である。その規模を示す当時の史料はほとんどない。しかし現在でも本丸の土居や堀跡はよく残り、当地方の城郭の変遷を知る貴重な遺構であるとともに、津軽氏の発展過程を示すものとして重要である。
今回、この大浦光信が、津軽一円を攻略する為に、大浦城、堀越城に出兵した古道を5年がかりで、探査し草刈り作業を終えることができた。
今回この古道をトレッキングするツアーを実施したいと考えます。
実施日は、2019年10月13日午前9時に種里城駐車場集合とします。
参加費は2000円で、昼食、保険代、(種里城~黒森地区まで、5キロメートル)
黒森から種里城までは、送迎ワゴンを用意します。
NPO法人白神自然学校一ツ森校
代表理事 永井雄人
夏休みこどもキャンプ塾2019開催報告
第1回目が8月3日(土)~8月6日(火)、第2回目が6日~9日(金)までの2回開催した。
今回は、全日程とも晴天で、当初予定のプログラムをすべて開催できました。
山・川・海の自然環境をすべて使ったプログラムに子ども達はとても満足したみたいです。
それと恒例のバーベキューと、キャンプファイャー、そして花火大会の一連のイベントに子ども達も、最高潮だったみたいです。
また、山では、津軽の殿様が、津軽制圧の為に、鯵ケ沢町の種里城から、岩木山麓を通って弘前市石川地区の堀越城の南部氏を倒す為に、歩いた古道の散策も初めて楽しみました。
ロボットを使ったプログラミングもとても楽しかったみたいです。アラカルトで画像を掲載します。 チラシ掲載
みんなまた、あいましょう。さようなら
スペシャル企画のお知らせ
▪️出発日: 2019年6月29日
▪️旅行代金:69,800円(大人一名様 2名様以上1部屋利用)
▪️募集人員:25名様(最少催行人数12名様)
▪️申込締め切り:5月28日(火)
詳しくはパンフレットをダウンロードして下さい。
お問合せ・お申し込みは
株式会社 農協観光 首都圏支店
TEL : 03(6665)0007 FAX : 03(3213)1077
赤石渓流線8月復旧
長年、崩落の為に通行止めとなっていたクロクマの滝方面の、赤石渓流線が、約5年ぶりに、2019年度の夏8月から開通する事になりました。
白神山地に出かけたいと願っていた皆さま、クロクマの滝に出かけたいと願っていた皆様には、待ちに待った年を迎えました。
是非、この機会に鯵ケ沢町の赤石渓流線にお出かけ下さい。
一ツ森地区の白神自然学校の農家レストラン しらかみでお食事もお楽しみ下さい。
2.9 白神自然学校観光セミナー開催報告
2019年2月9日(土)~10日にかけて、観光庁の田端 浩観光庁長官をお迎えして、白神自然学校観光セミナーを開催しました。この日は東京でも雪が舞う日程でハラハラしましたが、予定通りおいでいただき、セミナーが無事開催されました。
最初に白神自然学校一ツ森校の永井雄人代表理事が、パワーポイントを使い、白神自然学校の成り立ちと、目指しているものや、活動を紹介しつつ、世界からインバウンドの外国人を受け入れている事を紹介しつつ、世界人口の1/4を占めるイスラム圏からの外国人の受入れや、欧州豪のインバウンドの受入を今後も力強く進めていきたいと述べた。
その後、青森県知事 三村申吾知事挨拶で、青森県観光国際戦略局 次長 堀 義明さんが知事からの文章を読み上げご紹介した。その後、 青森市長の小野寺晃彦さんが開催地の市長として挨拶をし、観光庁田端 浩長官の講演が行われた。
長官は様々な日本のインバウンド対応事業が今、行われている事を紹介して、ついに昨年は3,000万人の訪日外国人を受け入れるようになった事を報告した。また、2020年のオリンピックイヤー目指して4,000万人の訪日外国人を目指して取り組んでいることが紹介された。
青森県も台湾・中国・韓国とアジアを中心として東北では外国人の宿泊等が第一位となっている事を紹介してくれました。
ただ、これから質の高い内容のガイドや、アドベンチャー的ツアー等リピーターがでてくるような魅力ある観光を実施していくべきとも述べ、県内の観光に努力をするように促していた。
2月10日(日)は、宿泊先の浅虫温泉駅を視察し、青い森鉄道の浅虫温泉駅に、エスカレーターやエレベーターがついていない現場を視察し、外国人客が、キャリアケースを持ちながら、この階段を上り下りしなければならないという説明を現地の旅館の女将から説明を受けていた。
その後、午前10時30分から、十和田湖奥入瀬の星野リゾート奥入瀬渓流ホテルの清流の間で、国立公園満喫プロジェクトの民間の方々から取り組みについての課題点や状況内容を聞く意見交換会を実施した。
初めに、十和田市役所の本宿商工観光部長より、満喫プロジェクトの十和田市川の取り組みについて20分ほど説明があり、長官を囲んで活発な意見交換が行われた。
民間の現地でガイドをしている団体からは、外国人からワンストップでガイドを養成する拠点がほしいとか、ガイド料金が様々で、安価な料金では、質の高いガイドにつながらない等、数多くの意見がでて、あっという間に時間が経ってしまった。
その後は昼食を挟んで、奥入瀬渓流の一部を視察して帰宅の途についた。
今回の観光庁長官の訪問を通して、青森県が抱える十和田八幡平国立公園と、世界遺産白神山地周辺の町村では同じ、課題点を抱えており、これからも情報共有や情報交換を行っていく必要性を実感した。
共に魅力ある観光ちとして、インバウンドの魅力ある地として飛躍していきたいと思います。
2月10日.11日の今回のセミナー・意見交換会の記事を掲載します。
北海道知内町議会の議員さんによる視察
北海道の函館市の隣町、歌手の北島三郎さんの生まれ故郷の町議会の議員さんによる、廃校利用についての施設利用の見学会が2018年12月実施された。
総勢14名の議員さんと議会事務局の皆さんは、自然学校が、環境教育としての利用と、農家レストランとしての利用。白神山地を守る会の拠点としての利用。そして地元の山から採れるオオバクロモジ・スギ・青森ヒバを採取してての合同会社白神アロマ研究所の利用について、校舎内をみながら、約1時間見学を行った。
自然学校に至る経緯。地元の集落の方々の反応や雇用状況、そして利用者の反応等、様々な角度からの質問が続いた。最後にはクロモジ茶と名物、白神まんの蒸しまんじゅうを頂き解散した。その時の光景を紹介します。
(地独)青森県産業技術センター見学と平川市芦毛沢地区の民泊施設視察報告
1月11日(金) 朝10時より、弘前市の青森県産業技術センター(弘前工業研究所)を10名で視察した。
最初に、所長の千葉 正彦さんから施設の紹介と利用についてのお話しがあり、技術支援部の横澤幸仁部長さんが、パワーポイントを使い、しせつの概要の説明と、施設を案内してくれた。
まだまだ、県民に認知されていないと述べていたが、私共も今回初めての施設見学で、研究機材の多さと、幅広い調査・研究か゜゛できることを初めて知った。これからはここの研究機器をいかに活かして、地域資源に高付加価値をつけていくかが、地域活性化と農業の発展のカギではないかという事を思った見学となった。
参加者はあまりの幅広い研究に驚嘆していた。
また、その後は平川市と大鰐町で、自然塾をしている三浦 浩社長が昨年末にに開業した芦毛沢地区にリニュアルオープンした、芦毛沢温泉施設(民泊施設)を見学してきた。平川市と隣接する大鰐町のおおわに自然牧場と、同町の早瀬野地区の生ハム工場と、この宿泊とレストランを整備した施設が、これからの修学旅行やグループでの利用にどう利用されていくのか、とてもいい見学となった。
2019冬休み自然体験塾報告
1月3日~6日までの3泊4日の冬休み自然体験塾を開催し、8名の首都圏の子ども達が参加してくれた。新青森駅に着くなり、荷物を車に積むと同時に、雪合戦が始まった。待ちに待った雪だったみたいです。その後、車で自然学校に移動する途中の道の駅でも、駐車場の雪の山の上に登り、楽しんでます。
こんなに多くの量の雪に感動しています。
学校に着くやいなや、自己紹介は、そっちのけで、表に飛んでいき、雪合戦です。
寒くなった体を、お風呂で温めて、この日の夕食は、餅です。但し、餅を臼でつかないと出ません。全員で交代交代につきます。
きな粉あり、海苔があり、御雑煮がありです。みんなお腹いっぱい食べました。
でも初日は、明日のスキーに備えて早く寝ましたが、布団の中は、もぞもぞ、朝まで薪ストーブの火はたえる事はありませんでした。
一日の終わりは、ふりかえり用紙を書きます。今日一日の出来事で、感じた事を書きます。その後は就寝まで自由時間です。
みんなよくごはんは食べてくれました レストランでのカラオケは盛り上がりました
スキー場でのラーメンと、手作りのおにぎりをペロッと食べる子ども達、この後、温泉そしてまた、ラーメンを食べて夕食も食べましたからすごい食欲です。
スノーシューを履いて山の中を歩きました。動物の足跡探しを楽しみました。その後は、雪合戦です。
最後は、新青森駅でお別れです。新青森発でしたので、時間より早く、ゆっくり乗車する事ができました。また、遊びにきてください。
観光庁長官をお呼びしての観光セミナーを開催します
2019年(平成31年)2月9日(土)午後15時から、青森市内のアピオ青森で、白神自然学校観光セミナーを開催します。豊かな大自然と、数々の観光地を有する青森県は、世界からの観光客をお招きできる資源が豊富です。
しかし、世界の訪日外国人を受け入れる体制整備はまだまだ遅れているように思われます。
2020年には東京オリンピックの開催が予定され、世界から多くの外国人が日本にきます。
その時には是非、青森県に多くの外国人が、素晴らしい自然景観を求めて来てもらいたいと思っています。今回は観光庁から見る、青森県の魅力を長官みずからをお招きし、語って頂ける機会をつくりました。是非、多くの関心のある県民の皆様に、ご参加頂ければと思い、ここにご紹介させて頂きます。
詳細は、このチラシの下の方の(チラシPDF)が申し込み書になっておりますので、印刷してFAX頂ければ幸いです。
よろしくお願いします。
発見 ! アロマ&ハーブEXPO参加の報告
12月7日~8日 東京3331アーツ千代田で、アロマ&ハーブEXPOが初めて開催された。日本にアロマやハーブが紹介されてから20年目での開催である。今、国内では「和」精油・ハーブが全国的なブームとなり、広まっている。特に天然の本物の植物や柑橘由来の和の精油・ハーブを求められるようになってきた。今回、そんな中、国産アロマを中心に多くの生産者や販売者が東京に集まった。
白神アロマ研究所の「黒文字」も重松浩子セレクトコーナーで販売され好評を博していた。
白神アロマの魅力&食べるアロマを学ぶセミナー開催報告
セミナー開催の挨拶をする、白神自然学校一ツ森校並びに白神アロマ研究所の
永井雄人 代表
アロマと呼吸法について、講演する西川眞知子先生
農泊モニターツアーでの体験プログラムについて、内容を紹介しつつ、白神での蒸留
体験や特地用について、説明する、鎌田雪野さん
農協観光首都圏支店の担当者から農泊モニターツアーの旅行計画についての説明と
申込みを受け付ける。
モニターツアーのチラシ
大阪シニア大学の第4回自然観察会の開催報告
平成30年7月16日(月)~18日(水)二泊三日、大阪のシニア大学の皆さまが「白神山地のブナ林を守る活動を学ぶ」というテーマで、白神山地を訪れ、民泊体験を体験しながら、白神の里に泊まりながら、白神山地の中で実施している、ブナの森の復元・再生活動を体験しつつ、遺伝資源保存林の散策や、十二湖の散策を楽しんだ。シニアといいつつも、実際は、万年青年、万年少女みたいな元気さで、世界遺産白神山地の中を動き回り、出された田舎料理をすべて食べつくし、薬草酒のトチバニンジン酒や、サルナシ酒、マタタビ酒を飲んでいました。
本当に、勉強好きな方々でもあり、好奇心たっぷりの健康で元気で、体力のあるシニア大学の皆さまでした。また、終了後もその活動記録を、短期間にまとめられましたので、当会のホームページ上で紹介したいと思います。民泊では、津軽弁と大阪弁がとてもユニークに絡み合い、いいハーモニーで聞こえてきます。通じない言葉は、ジェスチャーで何とかなるものです。(笑) 楽しい夜を過ごしたみたいです。
朝、起きたら対岸の赤石川の川沿いをツキノワグマが三頭も歩いていたのも、大きな感動と驚きだったみたいです。また、機会がありましたら、訪れてください。ありがとうございました。お疲れ様
あおもりテレビ(ATV)『わっち!!』こさぶろうが、農家レストラン しらかみで鮎を食べる
2018年8月10日(金) わっちのこさぶろうが、翌日の8月11日の山の日を記念し、山の恵みを伝えるということで、白神自然学校の農家レストラン しらかみで、金の鮎の釜めし、金の鮎の塩焼定食、そして白神グリーンカレーの三食を食べにきた。
この日は、9日の日に帰った首都圏の子ども達はいなかったが、スタッフとしてサポートした世界の若者がいたので一緒に参加してもらった。農家レストラン しらかみの調理を担当している神 悦子さんが、料理の説明をする中、こさぶろうさんは、とても美味しいと、すべての料理を食べてくれた。
この生中継は白神自然学校として始めての取材で、7月はNHK青森ののアップルワイドに引き続いて、紹介された。その後はお客様が頻繁に訪れている。ありがとうございました。
大阪シニア大学白神山地を巡る自然観察会開催報告
7月16日~18日、大阪シニア大学の皆さま30名の、白神山地を巡る自然観察会が開催された。
16日お昼過ぎに、青森空港に着いた皆様は、20℃の青森の気温に驚いていました。壱番最初の訪問地は、五所川原市の立佞武多でした。
最初に、立佞武多のねぶたばやしの練習を体験し、その後は、エレベーターで4階まで昇り、ラセン階段を立佞武多の周りを下ってきました。壁面に描かれた説明文に、たくさんの質問をしていました。
この日は、その後白神自然学校で、オリエンテーションを簡単に行い、白神山地での植林活動体験の為の映画を鑑賞して、次々とシャワーを浴びながら夕食です。農家レストラン しらかみで地元の郷土料理を楽しみながら談笑しました。最初に京都大学名誉教授の田中 克名誉教授から今回の自然観察会の意義が話され、森里川海の幸を頂くことにしました。赤石川から捕れた金鮎や、山菜の料理、白神汁、日本海の刺身等など、味わいながら、この日は農家さんへの宿泊です。
各家家から、お迎えが来てて宿泊に行きました。
農家さん宅でも、おそくまで、大阪弁と津軽弁の楽しい会話があちこちであったみたいです。
次の日の17日は、朝、ラジオ体操をして、農家レストラン しらかみでバイキング方式の朝食を頂きながら、白神山地での植林体験を楽しみに出かけました。
その後、津軽峠のマザーツリーを見学し、全員で記念撮影をしました。
その後、雨の中、奥赤石川林道沿いの杉の造林地に1人一本ずつブナの苗木を植林しました。この場所は赤石川の上流部になり、豊かな水を育みます。昨夜に食べた金の鮎を初めとした、秋田こまちのお米や海の幸、山の幸を守る為にしっかり植林しました。植林後は、おにぎりと、キノコ汁を食しました。とても美味しいと大評判でした。
その後は、奥赤石遺伝資源林の中を散策しました。雨のせいで、ブナ林がとてもみずみずしい、いい緑をしていました。途中、この時季としては珍しいナメコとか、夏にでるセミが脱皮した直前を見ることができました。参加者は、ブナ林に生える低木のオオバクロモジ・アオキ・オオカメノキ・チシマザサ、ガクアジサイ等も楽しんで観察していました。また、トチバニンジンも、おそらくわかったみたいです。そうですね。前の晩の夕食時に、トチバニンジン酒を飲みましたからね。
この日の宿泊は、鯵ケ沢町のグランメール山海荘です。雨で山の中でぬれた疲れを温泉に入りさっぱりしました。
最終日の18日は、十二湖のトレッキングに出かけました。雨は上がっていたのですが、あいにくの霧で霞がかかった神秘の湖、十二湖を見学しました。この光景も中々出会えない光景です。その後、ブナの自然観察林を訪れ、沸き壺の池も見学し、其々に記念撮影をし、十二湖を後にし、ふろう不死温泉に入浴し、青森空港に向かいました。青森空港もガス化していく、大阪行きの飛行機が飛ぶのかどうか心配しましたが、無事離陸しました。
でもその後、参加者からは、大阪に着いたら、38℃の気温に、大阪に戻ったと実感しましたと連絡がありました。
本当にあっという間の自然観察会でしたが、一ツ森地区の農家民泊者や、お手伝いした皆さんも、大阪のシニア大学の皆さまとお会いできて、とても勇気をもらいました。ありがとうございました。また、どこかでお会いできる事を楽しみにしております。
2018白神山地蒸溜体験ツアー開催報告
平成30年7月1日(日)開催背の中、10名の参加者が蒸留体験に参加した。
始めに、蒸留体験の仕方のアドバイスがあり、全員でワゴン車に乗り、小森地区の採集地に向かった。
二人でパートナーを組んでの採取で、ハサミを持ち、現地でクロモジの木の説明を受けてから採取を開始した。安全な作業実施の為に、ヘルメットをかぶり、実施した。
ハサミでクロモジの木を伐ると、ほのかに香るクロモジの香りに満たされながらの作業を1時間程実施をし、白神自然学校のアロマ工場に向かう。学校に着いたら、早速、蒸留の準備として、窯の中にクロモジを詰めて窯の温度をあげる。
その間、お昼になったので、農家レストラン特性の、鮎の釜めしと、白神グリーンカレーを参加者は召し上がっていた。
食事の後は、何度か釜の様子を見ながら、クラフトに挑戦した。お疲れ様でした。ありがとうございました。
地球温暖化と森林の関係を学ぶ親子ESD体験講座開催報告
平成30年6月17日(日)国有林「社会貢献の森」前の広場で、名古屋大学名誉教授の岩坂泰信さんを招いて、地球温暖化と森林の関係を学ぶ親子ESD体験講座を開催した。親子参加が、36家族と、全体に250名が参加して盛大に開催された。岩坂先生は、木を植える事はとても大切な人間としての行為であり、温暖化防止に貢献している事や、この東北でも「黄砂」の量が増えている事を紹介したり、森林と陸奥湾の関係は、つながっている事を科学的に話してくれました。
参加した親子はその後、植林地に移動して岩坂泰信先生等など、大勢で広葉樹の植林を楽しんだ。その後は、ホタテ漁師さんからの差し入れのホタテが提供され、持参したおにぎりや、弁当と一緒に美味しいホタテの入ったホタテ汁を食べました。とてもいい汗を書きました。
参加者の皆さま、次回もご参加ください。また、「水質・生物調査 陸奥湾水系体験会」にもご参加ください。7/27、8/9、8/20日と3回開催します。ちなみに実行委員長 永井雄人さんは、8/20日に挨拶します。
白神夏休み自然体験塾2018
≪テーマ≫白神山地の森の豊かさがもたらす里の生活を通して循環型の自然界の仕組みを学びます。
第1回 平成30年8月3日(金)〜8月6日(月)3泊4日
参加費:30,000円(宿泊・食事・体験プログラム費・保険等含む)
東京←→青森間の旅費は別途
第2回 平成30年8月3日(金)〜8月9日(月)6泊7日
参加費:50,000円(宿泊・食事・体験プログラム費・保険等含む)
東京←→青森間の旅費は別途
◆参加対象:小学生(1年〜6年生)
◆募集人員:16名
◆申込方法:下記のパンフレットダウンロードから用紙をダウンロードし、ご記入の上、事務局までお願い致します。
◆申込期限:7月20日(金)
◎主なプログラム
・山体験(ブナ林トレッキング他)・川体験(魚釣り・魚捕り)・海体験(海水浴・貝拾い)・里体験(山菜採り・野菜収穫・料理作り)・木工体験(バードコール作り・流木を使った木工作り)
主催:NPO法人白神自然学校一ツ森校
共催:NPO法人白神山地を守る会
【申込先】白神自然学校一ツ森校 事務局
住所:〒038-2723 青森県西津軽郡鰺ヶ沢町大字一ツ森字上禿88-2
電話:0173-82-7057 FAX:0173-82-0015
メール:school@shirakami.gr.jp
ホームページ:http://school.shirakami.gr.jp
・お申込後、詳しい内容や送金方法等の書類をお送り致します。
・入金確認後、参加申込の手続きを完了とさせて頂きます。
青森未来エネルギー戦略セミナー開催のお知らせ
平成27年度から、大学が地方公共団体や企業等と共同して、学生にとって魅力ある就職先を創出・開拓するとともに、その地域が求める人材を養成するために、文部科学省は「地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(COC+)」を開始しました。青森県においても、「オール青森で取り組む『地域創生人材』育成・定着事業が採択され、現在、青森県内の大学・高等専門学校計10校と、青森県、青森市・弘前市・八戸市・むつ市の4市、100を超える県内企業・団体・NPO等による「オール青森」ネットワーク形成によって、「地域創生人財」の育成と、学生の青森県内への就職や起業支援、雇用創出に一丸となって取り込んでいるところです。
この度、COC+の「雇用創出連携プロジェクトグリーン(エネルギー・環境分野)」の一環として、環境とリサイクルとエネルギーをキーワードに、地域産業の活性化と雇用創出を目指すために、下記の通りセミナーを開催します。本セミナーは廃棄物を活用した自立・分散型エネルギーシステム構築へのヒントを掴む良い機会となりますので、多くの企業の方々の参加をお待ちしております。
青森県主催の『お披露目会』に出展
3月22日(木)午後13時から、ホテル青森孔雀の間で、青森県主催の、県産品の新商品のお披露目会が開催された。合同会社知ら可アロマ研究所は、昨年の9月、青森県元気企業チャレンジ助成事業を使い、首都圏でリフレッシュセミナーと市場調査を実施しました。その成果を発表する形で、今回初めて展示しました。県内各地の農産物・魚介類の新商品が展示されて試飲や試食がされていました。
(合)白神アロマ研究所としては、クロモジ茶の試飲と、環の精油の試香を楽しんで頂きました。皆さんとてもいい香りだとか、クロモジと・スギの香りに酔いしれていました。
また、販路拡大等の相談会もあり、何社かと相談や商談をさせて頂きました。これを機会に青森県産商品として販路拡大に努めて参ります。ありがとうございました。
各ブースの県産商品の紹介
白神自然学校新遊々の森協定を締結する
3月19日(月) 午前10時30分から白神自然学校一ツ森校内で、津軽森林管理署管内の黒森近くの国有林を活用した、森林の機能を学んだり、植栽ができる「遊々の森」の協定を締結した。この締結は、白神自然学校を訪れる子ども達や、大人も含めた参加者に森林の持つ多面的機能や涵養林の機能などを学ぶ場として、利用していくものです。
今までも、白神自然学校として遊々の森事業は実施してきましたが、今回は場所を黒森方面に移し、白神遊山道とも連携した形で、白神山地の広葉樹の森の素晴らしさを体験的に学ぶ場として有効活用していくことにしています。 (陸奥新報記事3月24日掲載)
白神自然学校インストラクター養成講座(演習Ⅰ)参加者募集のお知らせ
本講座は、全国体験活動指導者認定委員会の定める自然体験活動指導者認定制度(NEAL)におけるNEALインストラクターの認定を得るためのステップアップの養成講座です。
同認定制度の「NEALリーダー」の資格、又はCONE(自然体験活動推進協議会)の認定するリーダーの資格(NEALリーダーへの登録移行済みのもの)を有していることが条件となりますが、受講後は、NEALインストラクターの認定を得られる養成研修(概論Ⅱ)を受けることができます。
■開催日・会場 ①平成30年3月 6日(火) 白神山地ビジターセンター(西目屋村)
■開催日・会場 ②平成30年3月 8日(木) 白神自然学校一ツ森校(鰺ヶ沢町)
■開催日・会場 ③平成30年3月14日(水) 白神自然学校一ツ森校(鰺ヶ沢町)
■開催時間 9:00-16:00(お昼休憩1時間)
※講座の合間に休憩時間が入りますので、時間が多少ずれます。ご了承下さい。
自然体験活動上級指導者(NEALインストラクター)について
○コーディネーターのもと、自然体験活動におけるプログラムの企画・実施者になるとともに、リーダーを指導する。
①自然体験活動におけるプログラムを企画・運営・評価する。
②リーダーに対して、自然体験活動におけるプログラムのねらいを伝え、指導方針の共通理解を図る。
③自然体験活動におけるプログラムを直接指導する。
④自然体験活動におけるプログラムの安全管理を行う。
1日目 3月6日(火) | 2日目 3月8日(木) | 3日目 3月14日(水) | |
9:00 | 自然体験活動の技術1/2(3.0)
ねらい:自然体験活動の専門的な技術を理解する。 |
自然体験活動の特質(3.0)
ねらい:地域の自然、文化、歴史、産業を理解する。 |
自然体験活動の安全管理(3.0)
ねらい:自然体験活動の安全管理の技術を理解する。 |
10:00 | |||
11:00 | |||
12:00 | 休憩 | 休憩 | 休憩 |
13:00 | 自然体験活動の技術2/2(3.0)
ねらい:自然体験活動の専門的な技術を理解する。 |
対象者理解(3.0)
ねらい:対象者への配慮について理解し、適切な対応ができる。 |
自然体験活動の指導(3.0)
ねらい:自然体験活動の指導方法を理解する。 |
14:00 | |||
15:00 | |||
6時間 | 6時間 | 6時間 |
■参加費用:10,000円(保険代含む)
■最少催行人員:5名
■申込方法・受付期間:2月28日(水)までに、電話・ファックス・メールにてお申込み下さい。
【申込・問合せ】 白神自然学校一ツ森校 事務局
〒038-2723 青森県西津軽郡鰺ヶ沢町大字一ツ森町字上禿88-2
電 話 0173-82-7057 FAX 0173-82-0015
メール school@shirakami.gr.jp ホームページ http://school.shirakami.gr.jp/
第49回鯵ケ沢地区くらしの工夫展
平成30年2月9日(金)10時から、鰺ヶ沢山村開発センターで、第49回鰺ヶ沢くらしの工夫展が開催された、白神自然学校からは、白神アロマを出展した。また、販売では、尾崎酒造店の酒粕を使った「甘酒」や「白神まん」の販売と、今回初めて白神グリーンカレーを販売ししまた。
大勢の参加者が、今年はどんな工夫された商品がでているのか、会場を眺めて列ができていました。また、とても多くの方々が地元のご婦人方が、つくった作品や、品物を買い求めていました。
ウーマンパワーのすごさを感じた催しでした。
これはソーメンかぼちゃです。サラダおスープなど、様々な料理に変貌するソーメンかぼちゃですが、PR不足でその魅力を多くの方々に伝えきれていません。これは生産者の責任もありますね。是非、皆様、お求めください。鯵ケ沢町の名物です。
2018冬の雪山と遊ぶ体験塾
平成30年1月3日(水)~6日(土)3泊4日で開催された、初日は餅つきを実施し、あんこ・きなこ・海苔巻き・御雑煮などでつきたてのお持ちを食べました。一人一人が持ちをつき、地元のお母さん達から温かい持ちをもらい、まん丸い形にする仕方を教わり、その後、全員で夕食として食べた。そして二日目は、待ちに待ったスキー教室です。中々滑れない子もすぐ覚えてリフトに乗ります。上達が早いです。スキーの後は温泉です。いつも行く「海のしずく」の温泉でスキーの疲れを取りました。
2日目はスノーシューで野山を歩き回った。そして田んぼで雪合戦や、そり遊びを実施し、夜はキャンプファイヤーとタイマツづくりをし、学校の周りを一周し、花火をやった。
3日目は、修了式を行い、掃除後は、戌年でもあるので、ワサオのいる菊谷商店を訪ね、ワサオと嫁さんとちょめちょめにご挨拶し、アスパムに立ち寄り、グリーンカレーで昼食をとり、お土産品を購入して、新青森駅から東京に戻りました。
津軽の殿さま、大浦 光信公が津軽地方を治める為に通った古道調査事業
地形図や、県土木事務所からの、幻の街道と言われた恩愛沢の街道は、道路建設計画がありながら今では、幻の街道と呼ばれている。その計画予定の図面などのコピーをもとに、地元の古老、神 尊さんの案内で、赤石渓流の支流の一つでもある恩愛沢の流れる川沿いの小森林道を登っていく。入り口は、小森の丁字路のあるところから入る。途中、小さな神社があり熊野の神社らしく、古老は、昔、岩木山と近くの然りガ岳が喧嘩をして、岩木山が刀を振り下ろしたら、然りガ岳の山が二つに割れた山だと話す。その山の山頂に神社が元々あっものだと教えてくれた。その神社を今は、林道わきの小高い所に持ってきて置いてあると教えてくれた。
途中、2キロほども入ると、恩愛川の砂防ダムが見えてくる。
そしてまもなくすると、左側に古道の入り口がある。神さんいわく、昔、自分が小学生の頃、岩木山参詣の時に、「サイギサイギサイギ」と声を出しながら、この道を通り岩木山神社に行ったと述べていた。もうかれこれ、70年近い間歩いていないとも述べていたのが印象的だった。
さて、古道に入る為には、まずは恩愛沢を渡らなくてならない、この時期はまだ水が冷たく、水かさが少ないので、長靴程度の高さでも渡れるが、時期によっては大量の水が流れている場合もあるらしいので、注意が必要とのことた。
50メートルも歩くと、今度は坂道になっていく。落葉の森は静寂で道とはいいがたく、タムシバや笹の枝が道を塞ぐ。傾斜がだんだんきつくなるが、道らしき箇所にマークを付けて登っていくと、右側の下に恩愛沢の川が見えて来る。落葉の時期なのでよく見えるが新緑の時期だとまったく見えないと思う。その先には、泣けずら山(岩木山に負けた山という意味)や、一ツ森山がみえてくる。
笹や立木が多く前に進まない。でも驚いたのは、古老の話しでも、昔この道は馬二頭が並んで歩いた道だったということだ。その面影ではないが、道の幅が結構横に広く安心して登れた。普段は狭い山道しか歩かないからかもしれないので、道幅だけは安心した。
だんだん急斜面が多くなり、立木にさいなまれつつ息を切らしながら尾根筋を登り見えてきた。しかし、もう少しのところで道らしきものがわからないくらい、草木とツルがあり、判断に迷った。とにかく尾根に抜ければ何かわかるだろうと思い、藪こぎでぬけて、道らしきものを探したが、なかなか見つからず、方位計を確認して、北東側の反対側の尾根筋を左側に下ったら途中から道らしきものが見えて来た。
もう一度、今度は北西の位置を確認して、道らしいところをもう一度尾根を駆け上がり、道を探しに入った。でもだいたいはわかったが、約、100メートルはつながらない。宿題が残ってしまった。そして、マークをつけてもう一度来た道の交差した点にもどり、北東の方角に移動して、その先の道を進んだ。そうしたら今度は、土砂崩れで道路が寸断された道にぶつかり、そこは川になっていた。
山の上の川である。一度川まで下りて、また、はい上がり次の道へと進んだ。そこまで、約1時間30分程度での時間がかかった。その後はスムーズに進み、約20分歩くと林道にぶつかる。左に20程度いくと杉林にぶつかりいきどまりである。右に曲がると、林道わきに古い昔のブルトーザーが捨て置かれている。
そこから見える岩木山もとてもきれいである。そのまま林道を歩くと田園風景となり、里が近くにあるというのがわかる。足も軽やかになり、20分程度で、黒森集落が見えてきた。まず、最初に目に留まるのは、「山神神社」である。古い杉木立ちの階段を登っていくと小高い丘の上に神社が建っている。本当に無事たどり着いたという気持ちが、頭を下げていた。
熊対策をしつつ、爆竹をならしながらの古道探しだったので、とても緊張感と寒さで顔はとても冷たかったし疲れました。
そこからは黒森のバス停前を通り、古い民家の前を通り、光信公が、黒森集落で一休みをした時に使われた水飲み場を散策して、バス停の前の小屋でしばし休憩をしてから、黒森集落を後にして、細ケ平地区、そして深谷地区、山子に抜けて、赤石川を渡り、種里城の跡地に向かいました。
途中、種里集落の中にある、種里八幡宮神社に行ってみた。1523年光信公が創建した神社だ。 津軽藩ゆかりの社宝が収められている。 境内には、四本の大きな杉が参道わきにあり、重厚感を漂わせていた。その足で、今度は、光信公が居城を構えた、種里城跡地も訪ねた。
なぜ、この日本海から、ほぼ8キロメートルも入った赤石川の種里地区に家城を構えたのかは謎である。しかし、この古道を歩いてみて感じた事の一つに、当時、海の海賊と言われた安東一族は、十三湖に唐桑城や福島城の居城を構えて日本海を治めていたとすれば、話しが見えてきた。
今の「お仮や」の場所に津軽藩の奉行所跡があるが、安東一族の勢力からいくと、やられてしまう。だから、引っ込んだ内陸部の種里地区を選んだのではと思えてならない。
その後、安東一族が滅び出から、海の方は津軽藩の御用達港となっている。
今の港に構えていたら、安東一族と決戦をしなければならず、その勢力は安東一族が勝っており、赤石地区の種里に、岩手県の久慈市から南部の殿さまとたもとを分かち、この地に館を構えたのではないかと勝手に推測した。
現在の鰺ヶ沢警察署の前にある、「お仮り屋跡」は(井戸跡)その後の、北前船時代の御用達港である。大浦光信公は、ここに居城を構え、米所の津軽平野に勢力を伸ばすべく、十分に兵と食料を貯め勢力を大きくして、この古道を使い、岩木山のすそ野を通り、現在の、石川地区にある、堀越地区に、まずは城を構え、その後に、現在の弘前城に城を構えたのではないかと推測される。
種里城史跡の前の入り口には、国の史跡でもあり、「津軽藩発祥の地」の石碑もある。坂を駆け上ると、二代政信公の時代に近衛家との縁で、近衛家の家紋でもある「牡丹家紋」が津軽家の家紋となり、この地に「牡丹園」ができた由来が書いてあり、毎年5月の下旬から六月にかけて、牡丹祭りが開かれている。
その上には、光信公の資料館があり、種里城時代の津軽家の資料が収納されている。その資料館の上の方が、種里城の本丸があったとされており、本丸跡地の標柱が建っている。 その目の前には、光信公の銅像が建っており、軍配を持って、「いざ出陣」と叫んでいるように見えるのは私だけだろうか?
その先が、どうも、今回探した小森地区の恩愛沢の古道の方を指しているのではと私が感じ、感慨深い思いがした。また、この種里城と堀越城、そして、現在の弘前公園にある、弘前城が岩木山のわきを通り一直線になっているように見えるのが不思議である。
岩手県の久慈市を出発し、種里城に居城を建て、堀越城、そして弘前城と津軽平野を治めて大きな津軽藩、そして弘前藩を形作るまで勢力争いは続いたと推察する。その間、絶えず日本海の夕日やご来光を見ては、故郷の種里城を仰いでいたのではなかろうか。
この古道は、もう少し整備しないと歩けない。これから関係機関とも話しあいをし、一日も早く、多くの方々に通ってもらい、津軽の殿さまの津軽平野に進出した古道として楽しんでもらいたいものである。
今回の古道探しは、寒さと立木とツルや笹の多さで、ヘルメットとナタがなければ、前に進むことができなかった。また、この日の古道探しだけで約3時間かかった。私は歩くのがいつも早いのでそのぐらいで済んだが、午後は、種里八幡宮、種里城めぐりは、吹雪の中を行った。
2017年11月30日(木)
古道探し、NPO法人白神自然学校一森校 代表理事 永井雄人
(平成29年12月1日文責)
第4回地域資源を利用した「民泊料理」の開発と六次化商品研修
第4回の山際博美さんの、民泊料理についての研修会を白神自然学校のブナ教室で、11月29日(水)朝9時30分から行った。最初に山際博美社長から、今は、夕食よりも朝食にどういうものをだすかが記憶に残るという話しや、食事は田舎料理そのもので問題ないが、お品書きをつけて、それを季節ごとに模様を変えるとかひと工夫が必要と話しをした。
器も、大皿よりも小皿を好む傾向にあると話した。
また、ご飯一つにしても、ガラスの鍋で炊き上げることで、お米の炊飯過程がわかるとか、焚き方がわかるという意見もある。 真っ平らな皿だけでは、飽きてくる。ランチョンマットも今は様々な種類がある。
料理をだす場合、会話も料理の一つの説明である。など食事を提供する場合、提供する側が気をつけなくてはならない事などをプロの側から教わった。
その後は質疑応答があり、自宅にある野菜の加工の仕方についての質問があった。
同じ食材でも、加工の仕方によってはまったく違う物になる事などが話し合われた。
また、大豆が多く収穫された時は、石臼を使ってきな粉をつくり、その場で餅つきをして、作りたてのきな粉と持ちを絡めて食べるとかが受けている。
みそ作りも、何か月後に食べるとか。最近は甘酒づくりも流行っている。という話しを通して、都会の人達はどうして「例えば味噌ができるか知らない」ので、そういう体験が求められている。
昼食を挟んで午後は、山際さんがこの日の為に、用意した朝食の料理を、二種類の皿にセットして、どういう特徴の違いがあるかと言う説明を行い、皆で話し合った。
各家にある皿をどう配置して出すかも大事なのと、おかずのバランスも大事な要素であるという話し合いを行った。
次の日の午前中は、地元で採れる鮎の加工と、ヤーコンの加工を行った。
素材はたくさんあるので、それを美味しくして提供する部分を少し努力することがとても大切であるということと、おかずは少しずつだすということを述べていた。田舎はどうしてもてんこ盛りが主流であるが、食べる側は、てんこ盛りだと、食べずらいと述べていた。
第3回山際シェフ研修報告
今回の研修は、10月23日(月)~24日(火)の二日間実施しました。
最初の初日は朝、9時から「金の鮎」の出汁と、具を真空パックにして保存する方法と、鮎をスチコンで焼く設定の研修を実施した。午後は、農家民宿先では、ここの名物でもある野菜を使った真空パックづくりに向けて、どういうものをつくりたいのか、また、お土産品としてどういうものが必要なのか。真空の種類や、ホウレイ袋や、ホウレイ剤のサンプルを見ながら検討した。また、お土産品として各、農家さんが検討した場合に、裏面に表示が必要であり、保健所の許可が必要であり、各民泊参加希望の農家さんには、内容を記入してもらう用紙の内容を説明した。
また、その後、この地区には、イトウという川魚の養殖を行っていて、その魚の試食用として加工した、イトウの真空パック品を確認した。
この試作品は、鯵ケ沢町の農林水産課とか商工観光課とも連携して、地元の御土産や商品として提供できないか。検討していきたいと考えている。
24日(火)朝から、マタギがツキノワグマを捕ってきたので、熊肉を長期保存する為の下処理を全員で実施した。
解体→骨から肉を取り→骨から出汁汁をとり、肉はカットして日本酒と水をたして一度火を通して、灰汁をとりました。その後、流水で洗い、真空パックに、各部位を混ぜて1人分ずつ入れて、真空にしました。この熊肉は、冷凍保存し、民泊宿泊者の希望者に提供したいと考えています。まさに、「マタギの里」の最高の料理です。
是非、イトウと金の鮎と熊肉をメインにしながら民泊を通した交流人口を増やして消滅集落から脱皮していきたいと考えています。
2日目は、熊肉の真空パック詰めと、農家レストランの食事の提供時間をどう省力化するか山際さんにも入ってもらい。山際さんが実際自分のお店で取り組んでいる作業処理内容も紹介しながら話し合いを行いました。
どうしたら20分以内に食事を提供するか。団体としてお客様がきた場合の対応をどうするかなど、課題解決の為にはスタッフ全員の情報共有と、段取りがとても大切になります。
熊肉も、この様な工程を得てこそ長期保存ができるわけです。
熊肉の処理を終了後、弘前大学の理工学部の小林尚史教授を訪ね、発酵食品についての意見交換を行い、今後開発してくる商品は、白神の水と、地元の発酵食品とのコラボとか考えていて、その科学的な根拠を大学の先生からのコメントを頂きたいということで、初めての打合せを行いました。忙しい研修でしたが、充実した内容でした。
白神アロマリフレッシュセミナー開催報告
9月26日(火)~9月28日にかけて、首都圏でリフレッシュセミナーを開催し、首都圏の企業
・一般の方々に、白神アロマについての、アンケートを頂く内容で開催できました。
26日の国立青少年オリンピックセンターの5階で開催した企業向けセミナーでは、環境省
の大臣官房審議官の鳥居敏男さんからご挨拶をしてもらい、環境省が進めている森里川海
プロジェクトの観点から、流域の地場から採取したオオバクロモジ等を利活用した取り組み
は、プロジェクトの一つの取組でもあり、とても素晴らしいと話してくれた。
また、このプロジェクトが目指す「地域循環共生圏」構想にもふれ、田舎と都市との交流
の必要性から一つの事例として、あきた森の宅配便の例を通して、自然資源にスポットを入
れて経済を廻す社会の仕組みを通して、白神アロマ研究所の首都圏でのリフレッシュセミナ
ーの取り組みを賞賛した。
その後、株式会社ゼロサイトグループ代表取締役・日本ナチュラルヒーリングセンター代
表・アーユルヴェーダ研究所代表の西川眞知子先生の講演に移った。
先生は初めに世界の4つの医学を紹介し、その中の一つにインドのアーユベーダ―があり、
ストレスを受ける様々な要因を紹介し、その解消方法の一つとして、呼吸が大事であると指
摘し、その呼吸法とアロマを使うことはとても有効であると話しをされた。
セミナー終了後は、青森で作った、白神の森のカーテンの中で、白神から採取したオオバ
クロモジの精油を、杉のディフューザーの中に入れ、白神の核心部分の映像と、音をこの緑
のカーテンの中で流した。精油の香りは、会場の外の廊下まで感じられた。
参加した企業の担当者は、とてもいい空間で、社員の休憩場所にほしいですねと述べてい
た。 また、白神アロマのアンケートにもご協力頂き、こちらが用意した白神アロマのサン
プルを御土産を差し上げることができた。
緑のカーテンの中は、オオバクロモジの香りと白神の映像と、音が流れ、首都圏の会場でのミニ白神が演出された。会場
の中の参加者はとてもいい、空間だと述べていた。催し終了後は、近くのキッチンルームに移動し、次の日の食べるアロマの
下準備を行った。
9月27日(水) 午前10時30分より東京新宿区の神楽坂の神楽坂プリユスの2階の建物を使い、一般者向
けのリフレッシュセミナー「アロマの香りで健康長生き」と題して開催した。昨日同じく、午前はアーユルヴェーダ研究所代表の西川眞知子先生に、「ストレス社会とメンタルケア」と題して、ストレスから人は、逃げるか・闘うかと言う話しから、手を握るとストレスを感じる。
同じ姿勢でいると、ストレスが肩とか、息とかに貯まる。ストレスは息の乱れに現れると話され、呼吸法の大切さを放された。食べ物も旬の物を旬に食べる事も、ストレスをさけることになると話され、自立神経を、呼吸法で自分で調整できると話された。
その後、午後からは、介護ストレスにアロマケア」と題して、J-スタイルアロマ研究所の重松浩子先生に、介護におけるアロマとの関 わりについてご自身のお母様の介護経験をご紹介し、ショートステイ―や認知症の経験から、年を経ると鼻の嗅覚が悪くなり、香りを感じることができなくなる。その時にアロマがあると脳を刺激したり、嗅覚を感ずることで改善ができると述べた。
また、ストレスによって体調不調になると交感神経が痛められ、唾液がでなくなるというご自身の体験も紹介してくれた。参加者は午前もそうですが、食べるアロマも経験し、アロマの世界の深さを知ると共に、香りのある生活がとても大事だという事を改めて知ることができたみたいです。
終了後には、参加した感想をアンケートとして提出してもらいました。
また、参加者からは、このセミナーを引き続き開催してもらいたいという意見もあり、主催側としてはとてもうれしい話しでした。
28日木曜日は、杉並区の西荻窪まででかけ、午前中、 ギャラリー&セレクトショップ「こたつむりdesign」の
会場を使い、白神アロマの活用セミナーを開催した。参加者は9名程でしたが、最初に永井雄人代表理事が
白神アロマ生産のきっかけとなった話しをし、その後にセラピストの鎌田雪野さんが白神アロマの特徴を話しをし、質疑応答を受けた。参加者はとてもなじむ環の国産精油の、ソフトで柔らかな香に、とても癒されたみたいで、白神アロマのファーンずたくさんできました。
今回の白神アロマの首都圏での公開は、初めての企画で、とても緊張しましたが、企業の皆さま・個人で参加頂いた、皆様、セラピストとして参加した皆さま、大変にありがとうございました。
また、お手伝いとして参加頂いた皆様も、真心こめて頑張ってくださり、合わせて感謝申し上げます。
白神アロマは、まだ始まったばかりです。今回のセミナーアンケート調査を機会に、これからも首都圏に
どんどん販路を拡げていきたいと考えておりますので、ご関心のある企業・セラピストの皆さまには、お声がけをお待ち申し上げております。本当にお世話になりました。
白神自然学校の施設にある調理器具を使った研修がスタート
第2回地域資源を利用した「民泊料理」の開発と六次化商品研修
9月7日~8日の二日間かけて、福島県の会津若松市の山際食彩工房の山際博美シェフを招いて、2回目の研修を実施した。今回は1回目の復習と、地元で採れた新鮮な農作物や農林漁家民宿の畑で収穫した野菜や山菜などをおかあさんの料理法で作ってきてもらい、地元に伝わる昔からの郷土色豊かな料理を取り入れ、また、季節感あふれる素材を使うなど、お客様に地元の食を楽しんでいただける献立作りを意識した料理研修を行った。
午後は、質問を受けた。特に、厨房で一番大事な事ということで、手の洗い方や、厨房でチェックしなければならない事の指導があった。手洗い場に置く、洗剤やペーパー。
コロコロを使い、衣服についたホコリや髪の毛が入らないようにする事等が伝えられた。
この日は、保健所の検査もあり、惣菜や漬物の整備の申請を出し手いるので、全ての施設の使い方や、消毒の仕方、置いてはいけないもの等指導を受けた。
2日目は、農家民泊を希望している方々が集まり、市場にでない野菜をどう処理するかとか、野菜をなるべく長期保存していく為の研修を受けていた。
白神自然学校の施設にある調理器具を使った研修がスタート
第1回地域資源を利用した「民泊料理」の開発と六次化商品研修
8月24日~25日の二日間かけて、福島県の会津若松市の山際食彩工房の山際博美シェフを招いて、廃校利用した加工体験・プログラムの充実、農泊受入研修がスタートした。
第1回目のこの日は、調理器具の使い方と、特徴についての講義があった。中々普段使う調理器具とは違い、プロの方からの説明に驚きが先にあり、参加者は驚いていた。
1日目は今まで農家レストランとかで、悩んでいた課題点について話し合い、スピーディーに短時間で、お客様を待たせないで、食事の提供をする為には、スチコンで事前の加工・熱処理する事で、時間が効率的になることや、誰が担当しても、味に隔たりが無い事を学んだ。
実際作っている素材を通しての真空パックと、スチコンの熱処理、プロセッサーの使い方を学んだ。
2日目は、農家民泊を希望している方々が集まり、今、現在作っている農作物や、加工品をどう長期保存して、提供していくか、意見交換を行い、実際持ってきた漬物・惣菜の加熱処理・真空パックを実施した。
夏休みマタギの暮らしを学ぶこどもキャンプ2017報告6泊7日
6泊7日のプログラムのアラカルト
夏休みマタギの暮らしを学ぶこどもキャンプ2017報告3泊4日
『マタギの自然と共生する知恵を学ぶ』が今回のテーマです。
今回、8月4日~8月7日の3泊4日と、8月4日~8月10日の6泊7日間の二つのキャンプを実施しました。合計18名で、楽しいこどもキャンプを実施しました。天気もよくプログラムは予定通り実施できました。ここにその模様をアラカルトで綴ります。
白神自然学校観光セミナー
明年、世界遺産白神山地は世界遺産登録25周年を迎えます。また、今年は白神山地と隣接する鯵ケ沢町・深浦町が、4月28日、地域の有形、無形の文化財をテーマでまとめる「日本遺産」に認定されました。日本遺産に認定されるのは青森県では初めてで、鯵ケ沢町は白八幡宮の大祭行事や荷揚げ場跡、正調鯵ケ沢甚句など13件、深浦町は円覚寺や岩崎武甕槌(たけみかづち)神社の奉納絵馬、「港の一本杭」など9件を、それぞれストーリーを構成する文化財となっています。
過疎で悩む地域にとってはまたとない地域活性化の喜びであります。これらの有形・無形の文化財を活かしてどう地域の創生・活性化とつなげていくか。地元自治体だけではなく、町民・県民挙げて考えていかなくてはならない大事なテーマでもあります。
そこで今回、観光庁観光地域振興部の観光資源課長の蔵持京治課長をお迎えし、観光庁が今、取り組んでいる2020年に向けてのインバウンド4000万人の実現や、世界遺産白神山地や日本遺産登録地に対する期待や、国の考えている観光事業の考え方を、多くの町民や観光関係者、並びに自治体の皆さまと学ぶ形のセミナーを、下記の日程で企画してみました。会場の都合で多くの方は参加できませんでしたが、町関係者や地元の方々が参加してくれました。
講 師 観光庁観光地域振興部観光資源課 課長 蔵持京治氏
演題「観光庁が考える世界遺産と日本遺産を抱える地域の課題とは・・・」
開催日 平成29年8月3日(木)
開催時間 午後14時30分~
開催場所 白神自然学校教室
パイロットバルーン(測風気球)を用いた津軽半島上層気象観測実験
1.目的
現在、日本では、札幌市、秋田市を始め全国16ヶ所の高層気象台においてラジオゾンデを用いた高層気象観測が行われている。これらのデータは、日本上空の気象解析や気象予報のための計測に用いられているが、津軽半島など青森県では観測は行われておらず、高層気象データはほとんどない。
本実験では、地表の気象に影響を及ぼす上層流の観測をパイロットバルーンとゼオライド(測風経緯儀)を用いて実施することによって、近年の中高校では学ぶことができない地学の気象や大気に関する実地体験学習を行うことができる。
2.実験方法
パイロットバルーン観測用の風船にヘリウムを充填させ、気球の放球とともにセオドライトで追尾し(図1浮揚直前および図2ゼオドライト計測中:石川県珠洲市)、その風船の方位角・高度角及び上昇速度より風船の3次元的な位置を特定することができる観測である。各高度における風向風速は無風時の上昇時の位置との差を使って求めることができる。
3.実験結果と考察
2017年7月21日(金)と22日(土)の2回青森県立鯵ケ沢高等学校のグランドにおいてパイロットバルーン観測を実施した。21日は天気もよく、5000m上空まで、風船(パイロットバルーン)の観測をすることができた。後でパソコンで風向とか調べた結果地上200m上空に大きな気流が流れていて、バルーンがかなりゆれたが、それ以外はほぼ、真っ直ぐ上空に上がっていった。高層の風向を知ることができた。高度(標高)200m前後は、大きく揺れていたが、1000 m以上は、ほぼ一定であった。上空1000 ~3500 mにおいて風向は、北北東の風が高度によらず吹いていたことがわかる。パイロットバルーン観測による高層の風速を示す。高度2500 m付近において、風速18 m/sという強風が特異的に吹いていることがわかった。次の日の22日はあいにくの曇り模様だったったが、高度500m~1000mまでは、目測でバルーンを確認できた。高校生達は、バルーンにへリュームガスを入れたり、デジタル測風経緯儀を使い、高度測定を行った。初めての取り組みで、最初は戸惑いもあったが、数個上昇実験を行ったら、慣れてきたみたいで、その後、追跡の目もなれてきて、バルーンの追跡がうまくできるようになり、教室に戻り今日の結果を話あった。
鯵ケ沢高等学校の百川弘道校長らに、実験の内容の一部を説明している弘前大学、小林 史尚教授。
計器の設定を行っている弘前大学の島田照久准教授
計器の説明を生徒達にする名古屋大学名誉教授の岩坂泰信氏
生徒達に、バルーンの打ち上げ結果について、パソコンにデータを取れ入れた結果を説明する、弘前大学大学院 理工学研究科(弘前大学 理工学部 自然エネルギー学科)環境生物資源研究室の小林 史尚教授
森のきこり指導者養成講座 開催のご案内
この講座は、白神山地周辺における自然体験活動についての基礎的な知識と方法を理解し、
少人数(10人程度)を対象とした、日帰りで身近な自然を案内できる指導者を養成するものです。
■開催日程 平成29年8月19日(土)・20日(日)・27日(日)
■対 象 者 18歳以上
■開催場所 8/19・8/20 アピオあおもり 8/20 時遊山荘
この講座を全日程修了すると、希望者は、
自然体験活動推進協議会(略称CONE/コーン)が認定する
「自然体験活動指導者」(自然体験活動リーダー)及び
自然体験活動指導者(NEALリーダー)の資格を取得できます。
但し、登録料(5,000 円)が別途かかりますので、当日ご準備下さい。
≪お申込み・お問い合わせ≫
青森自然塾(青森市赤坂1-18-1) 担当:佐藤好文
電 話:080-6020-4998 F A X:017-741-9559
メール:skaidaisuki0217@yahoo.co.jp
主催:青森自然塾
協力:NPO法人白神山地を守る会 NPO法人白神自然学校一ツ森校
夏休みマタギの暮らしを学ぶこどもキャンプ2017
第1回 平成29年 7月29日(土)~ 8月 4日(金) 6泊7日
参加費用:50,000 円(宿泊・食事・体験プログラム費・保険等含む)東京⇔青森間の旅費は別途
第2回 平成29年 8月 4日(金)~ 8月 7日(月) 3泊4日
参加費用:30,000 円(宿泊・食事・体験プログラム費・保険等含む)東京⇔青森間の旅費は別途
◆参加対象:小学生(1年~6年生) ◆ 募集人数:各10名以上
◎主なプログラム内容◎
・またぎが、山の中でまたぎの「掟」を語ってくれます。
・一ツ森山に登って、森の中で写生学習をします。
・まき割り、木工品づくりなどをします。
・海水浴を楽しみます。スイカ割りもします。
・畑で野菜の収穫、バーベキューをします。
・キャンプファイヤー・花火大会をします。
←お申込用パンフレット
第15回白神山地ブナ植樹フェスタin赤石川植樹祭のご案内
開 催 日 平成29年6月25日(日)
※申込締切日:6月18日
植樹場所 赤石川上流域
(植樹場所付近まではシャトルバスで移動します)
募集人数 300名(定員になり次第、締め切ります)
参 加 費 大人:3,700円 中学生以下:3,200円
(苗木代、昼食代、保険代、バス代含む)
お申込み・お問い合わせは
白神山地ブナ植樹フェスタin 赤石川実行委員会 事務局まで
http://preserve.shirakami.gr.jp/bunafesta/index.html
【シャトルバス乗車場所について】
番号 | 出発時間 | 乗車場所 |
---|---|---|
① | 7:10 | 鯵ヶ沢役場前 (駐車場あり) |
② | 7:00 | JR鯵ヶ沢駅前 |
③ | 6:00 | 日本銀行青森支店横 |
④ | 7:30 | ローソン弘前樋の口店前 |
お申込み・お問い合わせは
白神山地ブナ植樹フェスタin 赤石川実行委員会 事務局まで
http://preserve.shirakami.gr.jp/bunafesta/index.html
■事 務 局 NPO法人白神自然学校一ツ森校(NPO法人白神山地を守る会事務局兼任)
〒038-2723 青森県西津軽郡鰺ヶ沢町大字一ツ森町字上禿88-2
TEL 0173-82-7057 FAX 0173-82-0015 E-mail: shokujusai@shirakami.gr.jp
【お申込方法】 ①電話・FAX・メールにて事務局へお申込みください。
【裏面:参加申込用紙になっております】
②参加費を下記口座にお振込み下さい。
お振込みを確認の上で参加申込受付完了となります。
【お振込先】 郵便振替口座 02390-6-22920 白神山地を守る会
※通信欄には、「白神山地ブナ植樹フェスタ参加費」と必ず明記の上、
シャトルバス乗車希望場所名をご記入下さい。
※ 赤石渓流線の通行はできませんので、西目屋村経由で植樹地に入りますが、白神ラインの道路事情により、
コースの変更や中止になる場合もあります。予めご了承下さい。
◆主催 白神山地ブナ植樹フェスタin赤石川実行委員会
NPO法人白神山地を守る会 NPO法人白神自然学校一ツ森校
◆共催 毎日新聞社
◆後援 東北森林管理局、津軽森林管理署、青森県、鰺ヶ沢町、東奥日報社、陸奥新報社、毎日新聞青森支局、
NHK青森放送局、RAB、ATV、ABA (順不同)
2017新東岳縦走登山のご案内
毎年実施している、陸奥湾のホタテを高温から守る植樹祭の参加者を募る目的で、綺麗な陸奥湾を眺望できる東岳に登り、その魅力を堪能する「新東だけ縦走登山」を実施します。今年で、4年目を迎えるこの、登山は、とても申込みが多く、毎回キャンセル待ちが出るほどです。青森駅前ラビナ側に8時まで集合⇒マイクロバスで、合浦公園前⇒東岳登山入り口まで送迎⇒(体操)⇒山頂で休憩⇒下山のブナ林で昼食⇒天然のブナ林・ヒバ林⇒通り⇒久栗坂林道まで歩く⇒浅虫温泉辰己館で入浴⇒合浦公園前通過⇒青森駅到着(16時~17時までの間)
定員20名、最小7名【先着順】送迎代・昼食代(おにぎり2個とお茶)・保険代・ガイド代・入浴代含む 2,500円 連絡は電話のみで⇒017(743)8314 永井まで。尚、定員になったら締め切らせて頂きます。
2016年度の様子を掲載しています。
第7回陸奥湾のホタテを高温から守る植樹祭は、ここをクイックしてください。詳細が掲載されています。
2017年ゴールデンウイーク企画
津軽藩発祥の地でサイクリングと食事を楽しみませんか
今年のゴールデンウイークは、津軽藩発祥の地周辺の歴史・文化を訪ねてサイクリングを楽しみませんか。白神自然学校一ツ森校では無料の自転車の貸出しを行っています。また、周辺観光マップの日本語&英語版を用意しています。
マップを片手に周遊してみませんか。お昼には農家レストラン しらかみで、白神グリーンカレーや、近くの赤石川から捕れた「金の鮎」をつかった金の鮎の釜めし定食や金の鮎定食を味わうことができます。お出かけ下さい。
2017年白神くろもじ蒸留体験ツアー
白神自然学校では、オオバクロモジの蒸留をしています。実際に森の中でクロモジを探し、採集して、それを蒸留して精油を作る、という工程を体験します。
白神の森の清々しい空気を楽しみ、マイナスイオンを感じながらの作業は、重労働ではありますが、大変心地よいものです。
短い白神の夏を、ぜひ体験しに来てください︕
9:00 白神自然学校一ッ森校 集合
9:30 オリエンテーション
10:00 クロモジ採集場所へ移動、採集
12:00 自然学校にて蒸留開始
12:30 昼食(自然学校内 農家レストランにて)
13:30 クラフト
14:30 蒸留終了
15:00 解散
※ 青森駅前(ラビナ向かい七時発)から参加の場合は、別途¥800交通費をいただきます。
宿泊ご希望の方はご相談ください。
第14回オーライニッポン大賞表彰式で表彰授与
平成29年3月3日(金) 帝国ホテル東京の二階で開催された。
14時から開会された。最初に、オーライニッポン会議代表の養老孟司さんから開催の挨拶があり、来賓を代表して、農林水産大臣政務官の矢倉 克夫さんからの挨拶があった。
そして、オーライ!ニッポン大賞グランプリ賞が、農林水産大臣政務官の矢倉 克夫さんから読み上げられ、特定非営利活動法人 トチギが、授与された。
その後、 オーライ!ニッポン大賞(3団体)国際トラクター実行委員会・特定非営利活動法人 アカデミー・一般社団法人 ひまわり観光協会が養老孟司代表より授与された。
その後、ライフスタイル賞(3名)が、養老孟司代表より授与された。最初に鯵ケ沢町の白神自然学校一ツ森校と白神山地を守る会両代表が受賞・新潟県の小千谷市の坂本慎治・香奈子夫妻・高知県香美市の鍵山武男さんが授与した。その後、審査委員会長賞の授与がありました。
【休憩を挟んで】
基調講演が、養老代表からあった。
代表は、人間の脳にとって、都市と田舎の関係とは、参勤交代みたいなものだ。行ったり来たりしないと健全にならない。
都会の人は体を使わなくなった。そして糖尿病とかで検査を受けては、気にして医者から薬を投与されて、安心している。
都会の人達は、部屋の明るさしかわからないが、本当の明るさは「感覚」から入るもの、
都会の人達は、この感覚をなるべく使わないような生活をしている。
匂いとか、音とかは全然だめである。こういうのは異常である。
オフィスにあるものはすべて意味を持っている。
そこにゴキブリが一匹でも出ると、右往左往となる。
人間のお腹の細菌は、一兆個もある。「感覚」とは頭の中を変えることである。
頭の中に入ってくるものは「情報」である。目とか耳とかから入ってくる。
でも田舎にいる事や、山に登るという行為じたいは、何か意味があって登っているわけではない。
2016年7月26日午前2時38分、相模原市緑区千木良の知的障害者施設「神奈川県立 津久井やまゆり園」、調べには「施設を辞めさせられて恨んでいた」
「障害者なんていなくなればいい」と話しているという。は絶対忘れてはいけないとして、
「貴方達は生きている事は意味がない」という考え方は危険だ。
例えば、東京都は、生産性⇒京都府(地方消滅) 都は、若い人を集めて少子化を招いている。 外から何を入れるか、それは感覚だと思う。
東京の常識、それは意志、その気がない。亡くなってしまう。
都市と田舎をオーライすることは人間にとってとても大事な事。と話した。
その後、平野啓子副代表から語り部の話しがあり、とても楽しい語りがあった。
その後、受賞団体の各位からスピーチを行い。その後に、講評を安田 喜憲審査委員会長が熱く語った。
その後、近くのライブラリーダイニング日比谷で交流会を行い、解散した。
第一部では、5分間スピーチが行われた
受賞者全員で記念撮影を行った
交流会では養老代表と
記念撮影を行った
真剣に話しを聴く参加者
小千谷市から参加した
坂本さんと坊ちゃん
審査委員長を頂いた若者と、記念撮影
2017冬休み自然体験塾の報告
1月2日(月)~5日(木)までの3泊4日、子ども達の冬休み自然体験塾を開催した。基本はスキー体験を中心とした内容でしたが、スキー場には雪が無く、予定したスキー場を変更し、岩木山のすそ野の百沢スキー場を使い2日間スキー教室を実施した。スキー教室のインストラクターは永井代表と、櫛引さんと2菜で担当した。
初めてスペル子ども達もいるので、二手に分かれて実施した。最初の子は、スキー板を横に登る事と、ハの字に開き、滑りとブレーキのかけ方を指導した。一日でマスターし、1日目の最後の頃にはリフトに初めて乗り、次の日は二人で乗り、最後は1人でリフトに乗っていた子どももいて、その速さに驚いている。
白神自然学校では、最初に簡単な始業式を行い、そのまま、外に飛び出し、雪遊びや、薪わり体験をし、その日の夕食はつきたての、お餅を全員でついて食べた。夜は各自が寝床でカルタや、オセロ、椅子取りゲームなどを楽しんでいた。図書館も人気で、マンガ本を中心に、熱中する子も多く、白神自然学校の行事を楽しんでいた。
滑った跡のお楽しみは、温泉とアイスです。一日目は、百沢温泉に入浴しましたが、子ども達は硫黄の香りが「臭い」といいます。二日目は、いつもの「海のしずく」です。ここは子ども達が和む温泉らしいです。お風呂の後は大好きなアイスとジュースを楽しみながら、自然学校にはテレビがないので、メロドラマでも、入っているものはすべて吸い込まれるように鑑賞しました。
カレーライスがでた日の夕食は、4杯も食べる子もいました。食べたら寝るまではふりかえり用紙の記入をしたら、後は自由時間です。色んな遊びを過ごします。基本就寝は、20時~20時30分です。よく寝ました。
最後の日は、赤石渓流線のトレッキングを楽しみました。道路わきのツララをよじ登って取ろうとしたり、川に雪だるまを投げて、競争したり、とても楽しい時間を過ごしました。午前中だったので、静寂で空気が美味しいとか、道路にはトドマツが倒れていたり、冬野白神山地の醍醐味を満喫して、新青森駅の帰途の新幹線に向かいました。みんな大満足だったみたいです。また、お会いしましょう。
パートナーセッション2016アピオあおもり秋祭り開催参加報告
毎年この時期に、男女共同参画啓発イベントとして開催される、アピオあおもり秋祭りに、鰺ヶ沢白神グリーンツーリズム推進協議会と白神自然学校一ツ森校が共同で参加してきた。今回、協議会では、白神アロマシリーズを発出店した、白神アロマシリーズと、クロモジ茶・そして、草木染めを発出店した。クロモジ茶の試飲では、多くの皆さまが大変飲みやすく、とても香りがいいと指摘してくださいました。また、草木染めもとてもきれいな染であると買っていってくださいました。
また、多くの方々が「和」の精油が、この青森県から採れているという事を初めて知ったという方も多く、広報が大事と感じました。
また、白神自然学校からは、「白神グリーンカレー」と「白神まん」を出店しました。こちらも「和」の青唐辛子と、グリーンの色は、ほうれん草を使っていて、とても美味しということで、完売することができました。また、白神まんは、白神自然学校の裏庭で栽培しており、あんこと栗が入った蒸しまんじゅうです。かぼちゃと、蓬が入っており、こちらも完売しました。
お買い上げ頂いた皆さま、大変にありがとうございました。
2017 冬休み自然体験塾 参加者募集
開 催 日: 平成 29 年 1月 2日(月)~5日(木) 3泊 4日
参 加 費: 15,000 15,000 円(授業料、保険宿泊費食事代等含む)※交通は別途かります。
募集人数: 小学生 ~中8名(先着順:早めに申し込みをお願います)
申込方法: 電話・ FAXFAX ・メールにて、事務局へお願いします。 【申込期限: 12 月 2日(金)】
≪主な日程≫
2日(月) 11 :30 新青森駅 ⇒白神自然学校 白神自然学校 ⇒オリエン テーショオリエン テーショオリエン テーショオリエン テーショ⇒雪合戦 ⇒餅つき大会 餅つき大会
3日(火) スキー教室 (一日中 )
4日(水) スキー教室(午前 )、ソリ体験(午後) ⇒温泉入浴
5日(木) 雪遊び ⇒ 修了式15 :00 新青森駅
≪特記事項≫
・初日は、集合時間までに昼食を済せて下さい。
・スキー板・トック靴の3点セは自然学校で用意します。
スキーウエアは各自持参して下さい。スキーウエアのレンタルも可能です(料金別途)。
韓日農大生交流と6次産業創業過程 日本研修
8月.24日~.8月.28日の4泊5日で、韓国全土の農大生研修が行われた。この研修は今年で3年目となっている。特に2日目の弘前大学農学部とのワークショップと、3日目の白神自然学校での研修と、白神山地の散策・食事が、白神自然学校の担当となっている。
白神山地の散策は、今回は白神の森遊山道に出かけました。総勢32名程でしたので、2班に分かれて山に入りました。1班は白神自然学校代表の永井雄人、2班は白神自然学校理事の野藤知里さんです。皆さんとても楽しかったみたいです。せっかく白神山地の麓に来て、白神山地に今まで入らなかったので、若い学生は世界遺産を楽しめたのがとてもよかったみたいです。
また、来年度も計画が実施される予定です。また、日韓の若いこう理由が益々進むことを祈っています。ありがとうございました。また、学生の皆様には、アンケートにもご協力頂きましたので、結果まとめを掲載します。
皆さん、ご苦労様でした。また、韓国の農大の皆さまのお越しをお待ちしております。
2016年お米産業国外研修(日本青森県)
韓国政府農水省主催、地域アカデミーが実施しました、2016年お米産業国外研修は、7月3日(日)~7月8日(土)まで行われました。参加者は韓国全土のお米農家の代表が24名参加しました。
韓国の仁川国際空港から、青森空港への直行便で飛んできました。
青森県と秋田県の両方の一般施設・青森県が取り組んでいる青天の霹靂の研究施設などを視察した。参加者はとても元気でした。
また、白神自然学校の農家レストランしらかみで食事をしたり、農家民泊にも挑戦し、各農家ででは、夜遅くまで、盛り上がったみたいです。農業体験は、スイカ農家のスイカ畑の作業体験を行いました。また、クボタの農機具の視察・ホームセンターのコメリ五所川原店の見学も行いました。韓国はホームセンターがないので、参加者は、自分達の農作業時に使う工具などの購入をしていました。
また、今回は青森県の農林水産部の農村政策課に大変にお世話になりました。
この行事は、今年で3年目となっています。また、来年度にもつながり、日韓の交流が「農業」を通して進むことを願っています。
五所川原市の有限会社 豊心ファームの施設見学を行い、社長さんからその規模とか課題点・農業の将来について意見交換をしました。
2日目は、平川市のJA津軽みらい平川カントリーエレベーターの施設見学と意見交換会・農事組合法人滝本水稲生産組合の施設見学と意見交換会を行いました。両施設も近いので移動は歩いて行いました。大変素晴らしい施設で、韓国の農家の皆さんはとても喜んでいました。
黒石市の青森県産業技術センター農林総合研究所では、青森県が誇る「青天の霹靂」の開発責任者から、県の取り組みと現場施設を見学した。施設が広すぎて、バスで移動して見学をした。その後は、弘前市の地方独立行政法人青森県産業技術センター弘前地域研究所を施設した。
5日は、秋田県の大潟村の見学を行い、6日の日は青森県に戻り、白神自然学校に入りました。この日は、最初に青森県の農産園芸課の担当から青森県の取り組みの説明が行われました。その後、白神自然学校のお風呂に入り、夕食を農家レストランでし、各農家が迎えにきているので、各農家に泊まりに出かけました。その日は色々と各農家で12時近くまで物あがったみたいです。
次のひは農家の人もハングル語で挨拶をしていたそうです。次の日は、早速スイカ農家の体験・見学にでかけ、クボタ農機具店の見学・ホームセンターコメリの見学をして、青森市に移動しました。
この日は青森市内まで、移動し、県庁で青森県の農業政策と、青森県の農業生産額等の話しを聴き、近くのイオンモールの見学・買い物を行い、鯵ケ沢町のホテル・グランメール山海荘で、日本の最後の夜を楽しみました。次の日の8日は、青森空港に移動し、お昼の便で、仁川空港に、大韓航空の直行便で戻りました。これからもこのように、日韓の農業交流が進み、共に反映する事を願ってやみません。
白神山地に地球温暖化の為に木を植えるプログラム
8月1日と8月8日の2回にわたり、夏休みを利用して白神自然学校を利用した子ども達と、海外から参加した学生達と一緒に、「白神自然学校遊々の森」を利用して、実施した。子ども達は、一ツ森地区で代々、マタギで生計を立ててきた、大谷石捷さんから、まだ偽の話しを聴きながら、最近の白神山地は、クマが多くなった事。その原因はブナの実の豊作と不作の関係や、日本シカが増えた事は、過去にはなかったこと。山のまたぎのシキタリや、山での狩猟の話し、自らのクマと闘った武勇伝やら、父親(大谷石之丞)から教わった、マタギの三ヶ条等を教えてもらった。
また、遊々の森では、植林地で行われている枝落としの作業を実践し、何故この作業を実施するのか話しを聴いた。今、現在津軽森林管理署では、自然再生活動として、杉林の徐間伐作業や枝切り作業を通して、その後に広葉樹の稚樹を植栽している事を紹介し、白神山地は、アマゾンみたいに、酸素を放出するブナの森であることや、しその世界最大のブナ林の保護・保全活動が進んでいる事や、白神山地を守る会等の植林活動が、行われている事や、地球温暖化防止の為には、酸素を放出する森が必要な事を学んだ。
特に子ども達は、ワゴン車の後部のガラスに、車の排気ガスに「あぶ」がたくさんいることに興奮して、何であんなに一杯いるのか、が話会われた。「あぶ」は、車の排気ガスから放出される二酸化炭素に集まってくる事や、人間の吐く息や、汗などにも集まってくることが話会われた。
自然学校に戻ってから、今日のふりかえりで写生を行った。写生の絵は、夏休みの図画として子ども達が家に持ち帰った。
枝の切落とし作業と、自然と共生してきた、マタギの暮らしかたを、マタギから聞く子ども達
赤石川を使い、豊かな広葉樹の森から流れてくる栄養素たっぷりの赤石川で、鮎、カジカ、川カニ捕りを楽しんだ
山で、水を飲むコップを山菜の葉っぱから作る事を学んだ。マタギの三ヶ条を真剣なまなざしで聞く、子ども達
杉の木の枝きり作業を長のこを使い実施した。真剣なまなざしで実施していた
赤石川では、鮎やカジカ、川カニが捕れた。スタッフのメンバも胴長をつけながら、子ども達はライフジャケットをつけながら奮闘した。この日の夜には、バーベキューにして食べれる事ができた。子ども達は大変美味しいと食べてました。
『白神の水』を使ったコーヒーが『世界一』に
コーヒーの抽出技術を競う世界大会「ワールドプリュスカップ」が6月アイルランドで行われ、茨城県つくば市のコーヒー店店長 粕谷 哲さんがアジア人初の優勝を果たし、世界一のグランプリ―を獲得しました。粕谷さんがコーヒーの抽出に使用した水が、白神山美水館の「白神山地の水」です。白神山美水館は、赤石川の支流から水を採取しており、白神自然学校の会員にもなっています。代表取締役社長の太田正光氏を初め、営業部長の太田正史さん、共々大変光栄だと喜んでいます。白神山地は広葉樹の森として、ブナ林が有名ですが、豊富な腐葉土の中を通り、赤石川という川を伝わって、里海に流れます。この赤石渓流のお米は、昔から「白神源流米」と呼ばれ、とても美味しいと言われています。白神自然学校の農家レストランでは、この軟水の水を使い、コーヒーを提供しています。また、白神山美水館の水の販売もしております。是非、お立ち寄りください。
赤石渓流を代表する「くろくまの滝」
赤石渓流添いには、たくさんの小さな名無し滝がいっぱい
神谷さんが使用した「白神山地の水」
地元紙 東奥日報に掲載された記事
屋根の改修工事が終了
白神自然学校一ツ森校は、平成28年度の年賀寄附金の配分事業に採択され、体育館・本校建物の屋根を全面張り替えをする改修工事を5月~6月一杯で完了しました。
豪雪地帯と、強風が吹きすさぶこの一ツ森地区にある白神自然学校(廃校)は毎年の様に、屋根の補修工事を続けてきましたが、昨年の大雪と、強風の為に激しく損傷しました。
そして、2016(平成28)年度の「年賀葉書・年賀切手に付加された寄附金」に応募し、総務省より決定を頂き、改修工事を実施することができました。全国の「寄附金付の年賀葉書および年賀切手」のお買い上げ頂き、配分をして頂いた皆様に感謝申し上げます。
これからも、白神山地の自然保護・環境教育の拠点として、施設を大切に使わせて頂きます。今後とも皆さまのご協力を何とぞよろしくお願い申し上げます。また、機会がありましたら青森県の鯵ケ沢町のNPO法人 白神自然学校一ツ森校を訪れていただければ幸いです。
代表理事 永井雄人
箱根の「箱根ドールハウス美術館がオープンしました。」
7月15日に箱根に新名所がオープン致します。
その名も「箱根ドールハウス美術館」。
開館時間 10:00〜18:00 (最終入館 17:30)
休 館 日 年中無休(展示替のための臨時休館あり)
※2017年は1~3月休館
入 館 料 オープン記念価格
大 人 1,000円
学生(中高大) 800円
小人(小学生) 500円
※小学生未満無料
※団体割引(20名から) 20%OFF
※障害者割引(介添一名まで) 50%OFF
くまげらの家宿泊者への特典
白神自然学校一ツ森校の中にある『くまげらの家』に宿泊者には、白神山地から採取したオオバクロモジか、周辺のリンゴ農家から分けてもらった剪定のリンゴの木から蒸留したアロマの蒸留水を使った、お風呂のサービスがあります。自然の地元の香りを体感してみませんか。
白神山地のブナの森をトレッキングする中で、たくさんの森の癒し(フィトンチッド効果)を浴びながら、入浴でも自然の香りを楽しみながら、ベジタリアンな山菜料理を食べて、心も体もリフレッシュしてみませんか。みなさんのおいでをスタッフ一同お待ち申し上げております。
2016白神アロマ蒸留体験ツアー申し込み受付中
白神山地で採取できるオオバクロモジを、セラピストの指導で採取をし、蒸留窯で蒸留して、蒸留水を御土産に持参する体験に参加しませんか。
開催日は、7月18日(月祝)午前9時に白神自然学校一ツ森校集合です。
青森市内からは、ワゴン車が出ます。基本は、白神自然学校集合です。
募集人員は、7名~10名程度
参加費は、1人3500円です。(昼食・交通費・保険代・御土産代含む)
但し、青森駅前(ラビナ向かい7時発→)から参加の場合は、別途800円交通費を頂きます。
【時間帯】
9時10分出発→小森林道(20分程度)→山に入り、オオバクロモジを探し採取(60分程度)→自然学校に戻り、枝と葉っぱを分ける作業→午前中に窯で蒸留⇒昼食(グリーンカレー)セラピストによるアロマ研修と釜から出るアロマの見学を予定→オイルの使い方・オオバクロモジの特徴について、ワークショップ形式で語り合う予定→蒸留は14時頃終了し、解散。青森市に戻る日参加者は、16時頃青森駅前到着予定。
白神山地の自然の香りと風をかけぬけませんか(自転車貸出無料)
自転車貸出無料:区間厳守
白神山地の自然の香りと風をかけぬけませんか。津軽藩発祥の地「光信公の館」白神自然学校→ハロー白神→ くろくまの滝までの区間→
①自転車は、必ず白神自然学校に返却してください。
②自転車を、返せない場合は、搬送料金がかかります。
③自転車は、無料ですが、事故は自己責任でお願いします。
④自転車を、破損した場合は有償修理となります。
⑤貸出し申し込みを書いて、提出してから使用してください。
貸出し先:NPO白神自然学校一ツ森校
青森県西津軽郡鯵ヶ沢町大字一ツ森町字上禿88-2
電話0173(82)7057
オートキャンプ場の紹介
白神山地のクロクマの滝方面を目指してくると一ツ森地区があります。
その一ツ森地区を過ぎると、ハロー白神という鰺ヶ沢町のビジターセンターがあります。
そのすぐ隣に、湯外キャンプができるオートキャンプ場があります。
白神山地で、キャンプしたい方は、ご利用ください。
問い合わせは鰺ヶ沢町観光課
0173(72)2111
自然学校メニュー
ブナの森授業<4月〜3月>
半日授業
- 授業料
- 大人 2,000円
- 大学生以下 1,500円
※保険料は別途申込み(500円)
- 開校式
- 1時間目
- 白神山地の歴史・里山文化を学ぶ(50分)→教室授業
- 2時間目
- 白神の歴史・またぎ資料の液晶ビジョン授業(30分)
- 3時間目
- 実習授業【山菜料理・薪割り・炭焼きなど】(80分)
- 昼 食
- ※希望者には、おにぎり2個と汁物あり(500円)
一日授業
- 授業料
- 大人 4,200円
- 大学生以下 3,700円
※別途、昼食代・マイクロバス代・保険料は戴きます。(500円)
- 1〜3時間目
- 半日授業と同じ
- 4時間目
- 季節の山・川・海の体験コース
①くろくまの滝一周コース
②一ツ森登山コース
③赤石川/川遊びコース
④その他里山の体験コース
※①〜④は4月〜11月(春〜秋期間実施)
⑤スノーシューでのトレッキング
※⑤は12月〜3月(冬期間実施) - 閉校式
白神の森 遊山の道の紹介
白神の森 遊山の道は、町の中心部から南へ30分、黒森地区にあります。
昔は田山として、この地区にあったブナ林が伐採から唯一逃れ、現在すばらしいブナ林が残っている地区です。
52haのエリアには、ブナの音を聞くコーナーや、熊の爪痕、ブナ林に生息する様々な植物群を見ることができます。
1時間半~1時間と多くの方々が気軽に散策できるコースです。
入場料として500円かかります。
お問い合わせ先は
総合案内「くろもり館」 0173(79)2009
白神の香りと杣人の里 おもてなしセミナー&試食・相談会開催のお知らせ
〜津軽の歴史と山・川・海のコラボを味わう〜
日時:2016年1月17日(日) 10:00〜15:00
場所:つがる市生涯学習交流センター「松の館」交流ホール